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【速くて安いは正義】今復活したら売れそうな国産ハッチバック車たち【推し車】
かつては売れっ子だったものの、いつしか時代に取り残され、あるいは時代に合わない進化の結果、消えていった車たち…。しかし、その車があった時代に青春時代を過ごした人たち、あるいは憧れのまま終わっていった人たちにとっては、今でも欲しい車かもしれません。
だからといって当時のコンセプトをそのまま再現しても売れるとは限りません。また、とうに「復活」したり、後継車を得た車もあります。
今回は、今はなき国産ハッチバック車で、同コンセプトの後継車もない中から、「今復活すれば売れそう」な3台を厳選してみました。
ダイハツG201S シャレード デ・トマソ(4代目・1993年)
「デ・トマソ」ブランドは中国資本へ渡ってしまったが…
ダイハツのホットハッチと言えばシャレードのデ・トマソ!それもできれば赤黒ツートンで!というオールドファンは案外多く、どちらかといえば2代目に設定された1.0Lターボのデ・トマソを思い浮かべる人も多いかもしれません。
それに比べて大きくなった4代目に設定のデ・トマソは人気が薄いですが、1.6Lで125馬力エンジンを搭載した軽量FFホットハッチといえば、スズキの2/3代目スイフトスポーツと同じです。
4代目スイスポが1.4Lターボで車格アップした今、1.0Lターボで復活すれば売れる可能性はありそうですが、現在中国資本となっている「デ・トマソ」ブランドを、無理に使う必要はないかもしれません。
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本日の在庫数 1台 平均価格 68万円 支払総額 68~68万円
三菱Z21/Z23系 コルト(2002年)/コルトプラス(2004年)
手頃な価格とちょうどいい大きさ、扱いやすさを再評価すべき
フィットと似た形の三菱車であるコルトとは不思議な車で、スポーティなラリーアートグレードを除けば薄い印象です。後に追加された1.5cがラリーなどで活躍しても、コルトそのものはひたすら平々凡々。
個性がないのが個性なのか、「何か飛び抜けてイイわけでもないが、地味に売れ続けている車」とまで報道されていました。ワゴン版のコルトプラスも加え、ズルズルと根強く11年も販売。
今の三菱には、軽自動車とデリカD:5やSUVの間でほとんど需要がないミラージュの後継と、日産マーチの後継を兼ねた小型車を開発するならば、「飛び抜けた良さはなくとも、根強い需要があって長く愛される車」として、コルトのような車を目指すべきです。
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本日の在庫数 127台 平均価格 81万円 支払総額 16~282万円
ホンダGK5 フィットRS(3代目・2013年)
いつまで作れるかわからないVTECスポーツを手頃な価格で
ホンダはついこの前、2020年にモデルチェンジするまで販売したフィットRSを早急に復活させてスポーツイメージを取り戻し、ヤリスやノートに遅れを取っている販売台数を立て直すべきです。
もともと実用性の高い1.3L級コンパクトカーとして2001年に初代発売。1.5L VTEC追加以降はスポーツ性を増し、2/3代目の1.5L VTEC車RSはモータースポーツでも活躍しました。しかし、今の4代目は1.3Lの廉価グレードを除き、全て1.5Lハイブリッドe:HEV車のみ。
海外ではシビックにも使っている1.0L VTECエンジンを使い、短期間限定でもRSを復活させてほしいと思います。
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本日の在庫数 4317台 平均価格 132万円 支払総額 12~300万円
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- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...