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【2023年】クロスオーバーSUVおすすめランキング!クロカンとの違いや価格一覧も

クロスオーバーSUVとは?

クロスオーバーSUVとは
@J_News_photo/stock.adobe.com

SUV」は近年の自動車業界でユーザーから人気を集めているジャンル。セダンステーションワゴンミニバンなど多彩なジャンルが存在する中で、車好きをはじめ多くの人々に親しまれています。

今回は、おすすめのクロスオーバーSUV車種を、国産・外車それぞれの部門にわけて解説します。加えて、“クロスオーバーとクロスカントリーの違い”や“クロスオーバーSUVを選ぶメリット・デメリット”も取り上げてみました。

クロスオーバーSUVを選ぶメリット

クロスオーバーSUVを選ぶメリットは以下の4つです。これらのポイントをチェックすると、乗用車およびSUVの中間に位置していて、両方のメリットをいいとこ取りできていると感じるのではないでしょうか。

  • 運転席からの視点が高く見晴らしがよい
  • 外観デザインのかっこよさ
  • 普通の乗用車よりも高い走破性能をもつ
  • 見た目に反して燃費性能が優秀な車種が多い

運転席からの視点が高く見晴らしがよい

1つ目のメリットは「運転席からの視点が高く見晴らしがよい」です。

セダンやワゴン、コンパクトカーなどの車種では車高が低いと同時に、運転席の視点も低く設計されている車種が多いため車の周辺を確認しにくいと感じる場面があるかもしれません。

一方、クロスオーバーSUVは、車高が引き上げられているのに加えて、シートポジションが高めに設計されています。車の周辺を確認しやすく、かつ運転しやすいのが強みです。

外観デザインのかっこよさ

2つ目のメリットは「外観デザインのかっこよさ」です。クロスオーバーSUVの人気を高めている要素ともなっています。

本格的なクロスカントリーSUVにも通ずるボックス形状のボディを採用しているモデルがある反面、乗用車にも近いスポーティなスタイリングの車種も存在します。

他のジャンルと比較して自由にボディデザインを設計していることから、多彩な種類から選べるのは魅力ではないでしょうか。

普通の乗用車よりも高い走破性能をもつ

3つ目のメリットは「普通の乗用車よりも高い走破性能をもつ」です。

普通の乗用車では地面から車体までの距離となる「最低地上高」が低く設計されています。荒れた路面や雪道などを走行すると車体の底が擦れて走行困難に陥るシチュエーションも考えられるため危険です。

一方、クロスオーバーSUVは、クロスカントリーSUVまでは行かないものの最低地上高を十分に確保しているのが特徴。地面に車体が触れる心配が軽減されておりダメージを受ける心配が少ないのが強みです。

燃費性能が優秀な車種が多い

4つ目のメリットは「燃費性能が優秀な車種が多い」です。

古くからのクロスカントリーSUVを連想して「燃費性能が悪いのでは?」とお考えの人もいるかもしれません。

しかし、2023年現在で生産されているクロスオーバーSUVをチェックしてみると、「ハイブリッド」および「マイルドハイブリッド」などの燃費性能を引き上げる機能が備わっています。その恩恵で、燃料1リットルあたりの燃費が20km/Lを超えるなど珍しくなくなってきました。

以前ならSUVと聞くだけで燃費性能を意識し、敬遠しがちだったユーザーでも、ハイブリッドシステムを搭載したクロスオーバーSUVという選択肢が生まれたことで選びやすくなったでしょう。

SUVについて詳しく知りたい方はこちら

クロスオーバーSUVを選ぶデメリット

クロスオーバーSUVを選ぶデメリットは1つに集約されます。

「本格的なオフロード路面での走行に適していない」点です。

ある程度の荒れた路面までであればクロスオーバーSUVで対応できるものの、河川敷など岩石が転がっていて荒れている路面ではクロスカントリーSUVの出番となるでしょう。

もし、アウトドアレジャーで山奥・河川に行く機会が多いのであれば、クロスオーバーSUVをチョイスするのは向いていないかもしれません。

クロスオーバーとクロスカントリーの違い

クロスオーバーSUVとクロスカントリーSUVの違い
@xiaosan/stock.adobe.com

クロスオーバーSUVとクロスカントリーSUVには、どのような違いが存在するでしょうか。

これら2つのジャンルに存在する違いは「対応できる道路環境」の違いです。

クロスオーバーSUVは市街地をはじめ都市部に馴染みやすいのが特徴。アスファルトで舗装がされた道路での乗り心地に秀でており、近所のお買い物やちょっとしたアウトドアレジャーでの使い勝手でも優位です。

一方、クロスカントリーSUVは、山奥・河川・海などの舗装されていない道路(未舗装路)を走る際に力を発揮します。本格的な4WDシステムを搭載しているケースが多く、険しい状態の道でもエンジンを起点に発揮されるトルク、駆動力を活かして走り抜けるのが強みです。

これらの要素から、“ちょっとしたお出かけからドライブまで対応できる”のがクロスオーバーSUV、“悪路を走り抜けられる高い実力を備えている”のがクロスカントリーSUVと考えてよいでしょう。

国産クロスオーバーSUV人気おすすめランキング

以下の画像は、クロスオーバーSUVの販売台数です。

クロスオーバーSUV人気ランキング

参考:日本自動車販売協会連合「月別統計データ」

この項目では、国産の自動車メーカーが生産・市販化しているクロスオーバーSUVよりおすすめの車種を7台ピックアップしました。

近年、マツダがクロスオーバーSUVジャンルで優秀な車種を生み出しているほか、トヨタ・日産・ホンダもボディサイズごとに人気車種を誕生させています。

7位:マツダ CX-8

マツダ CX-8 (Black Tone Edition、2022年)

「CX-8」は、3列シートのみのラインナップとしたクロスオーバーSUVです。

6人乗りもしくは7人乗りの2種類をラインナップし、6人乗り仕様では2列目中央にコンソールボックスが装着される「エクスクルーシブモード」をグレード設定しており、後部座席へ乗り込んでも高い快適性を確保しています。

スペック情報

  • 全長(mm):4,925
  • 全幅(mm):1,845
  • 全高(mm):1,730
  • 車両重量(kg):1,740~1,920
  • 乗車可能人数(人):6~7
  • 燃費(WLTCモード、km/L):12.0~15.8
最新「CX-8」中古車情報
本日の在庫数 1204台
平均価格 322万円
支払総額 160~500万円

6位:マツダ CX-5

CX-5 スマートエディション 2021年
マツダ CX-5(2021年)

「CX-5」は、マツダが誇るSUVラインナップではミドルサイズにあたる車種です。

注目すべきポイントは「エンジンバリエーション」。2200ccのクリーンディーゼルターボを中心に、2500ccの自然吸気ガソリン仕様やターボチャージャー付仕様もラインナップしています。

2021年の大幅改良で、特別仕様の「フィールドジャーニー」が加わり、アウトドアテイストをアクセントに付け加えたグレードが用意されたのもCX-5が根強い人気を獲得しているのに繋がっているのかもしれません。

スペック情報

  • 全長(mm):4,545
  • 全幅(mm):1,845
  • 全高(mm):1,690
  • 車両重量(kg):1,630~1,720
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):13.0~19.5
最新「CX-5」中古車情報
本日の在庫数 3301台
平均価格 226万円
支払総額 55~401万円

5位:日産 エクストレイル

日産 エクストレイル(2022年)

「エクストレイル」は、“タフギア”とも称される日産のミドルサイズクロスオーバーSUVです。

2022年に4代目へフルモデルチェンジ。

目玉となる要素が「e-POWERの進化」、エンジンの機能を走行用エネルギーの発電に絞り、駆動用モーターを回して走行するパワートレーン「e-POWER」が“第二世代”へ進化しました。加えて、発電用エンジンは、可変圧縮比を実現した「VCターボ」へ変更されているのがトピックとなっています。

外観デザインは、角張った印象の初代と比べて、丸みを帯びた印象に感じ取れます。タフさに加えてエレガントさも加わったため、男性だけでなく女性からも高い人気を獲得しています。

最新「エクストレイル」中古車情報
本日の在庫数 3938台
平均価格 180万円
支払総額 26~564万円

4位:マツダ CX-60

マツダ CX-60 XD-HYBRID Premium Modern

「CX-60」は、2022年9月に発売を開始したマツダの大型SUVです。

注目ポイントはパワートレーンのバリエーションにあります。直列6気筒ディーゼルエンジンとマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「e-SKYACTIV D」、ガソリンエンジンに電動モーターを組み合わせた「e-SKYACTIV PHEV」の2本立てから選択が可能。

グレード設定は標準仕様に加えて、「Exclusive」や「Premium」など上級仕様も用意。より、高級感・価値観を向上させています。

スペック情報

  • 全長(mm):4,740
  • 全幅(mm):1,890
  • 全高(mm):1,685
  • 車両重量(kg):1,680~1,890
  • 乗車可能人数(人):5~7
  • 燃費(WLTCモード、km/L):13.0~19.8
最新「CX-60」中古車情報
本日の在庫数 437台
平均価格 414万円
支払総額 307~582万円

3位:ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼル(2021年)

「ヴェゼル」は、ホンダのラインナップではコンパクトからミドルクラスに位置するクロスオーバーSUVです。

ヴェゼルには2ドアクーペのようなスタイリングが備わっています。初代で印象深かった丸みを帯びたスタイリングから差し替えられ、2021年に登場した2代目では直線を多用したシンプルなクーペスタイルへ変化。シンプルで飽きの来ない都会に溶け込みやすい雰囲気です。

パワーユニットには「e:HEV」と呼ばれるハイブリッドシステムをガソリンエンジンに組み合わせて、燃費性能を追求している点も注目すべきでしょう。

スペック情報

  • 全長(mm):4,330
  • 全幅(mm):1,790
  • 全高(mm):1,580~1,590
  • 車両重量(kg):1,250~1,450
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):15.6~25.0
最新「ヴェゼル」中古車情報
本日の在庫数 5831台
平均価格 232万円
支払総額 77~405万円

2位:トヨタ ハリアー

トヨタ ハリアー(2020年)

トヨタ「ハリアー」は、「都市型SUV」のキャッチコピーが印象深いモデルです。

2020年に登場した4代目モデルは、近年流行しているクーペ風のルーフ形状を取り入れるなど個性の強さが際立っています。フロントマスクからアッパーグリルを経由し、ヘッドライトへ流れる“連続性”のあるスタイリングデザインは、ハリアーに乗る楽しみ・躍動感を演出。

また、スタイリングの刷新と同時に同時に走りの性能も向上しています。トヨタのクルマづくりの理念「TNGA」が加わったプラットフォームでボディ強度のアップと低重心化の両方を実現。最新の「ダイナミックフォースエンジン」とハイブリッドシステムを組み合わせたことで燃費性能も向上し、ラージサイズのSUVでは屈指の環境性能が強みです。

スペック情報

  • 全長(mm):4,740
  • 全幅(mm):1,855
  • 全高(mm):1,660
  • 車両重量(kg):1,530~1,950
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):15.4~22.3
最新「ハリアー」中古車情報
本日の在庫数 3341台
平均価格 299万円
支払総額 58~591万円

1位:トヨタ ヤリスクロス

トヨタ ヤリスクロス (GR SPORT、2022年)

「ヤリスクロス」は、トヨタがコンパクトカー「ヤリス」の派生車種で誕生させたクロスオーバーSUVです。

ヤリスクロスでは、トヨタのクルマづくりの理念・技術「TNGA」(Toyota New Global Artitecture)のプラットフォームを採用したことで、SUVタイプの車種ながらもコンパクトカー並みの軽快な走りを実現。

パワートレーンはガソリンエンジンとハイブリッドの各仕様を用意しているほか、駆動レイアウトは2WD(FF)および4WDの2種類との組み合わせでグレードが用意されています。予防安全システム「Toyota Safety Sense」を標準装備しているほか、「トヨタ チームメイト」(アドバンストパーク)などの先進技術を投入しています。

スペック情報

  • 全長(mm):4,180~4,200
  • 全幅(mm):1,765
  • 全高(mm):1,590
  • 車両重量(kg):1,130~1,250
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):28.7~30.8
最新「ヤリスクロス」中古車情報
本日の在庫数 2987台
平均価格 260万円
支払総額 173~390万円

おすすめクロスオーバーSUVの価格一覧

この項目では、今回解説したおすすめのクロスオーバーSUV車種で、車両本体価格を取り上げてみました。

コンパクトサイズの200万円台前半から、ラージサイズの600万円台まで幅広い価格帯です。

ぜひ、お気に入りの車種がどれほどの価格帯で販売されているのか併せてチェックしてみてください。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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