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【2023年】コンパクトSUVおすすめ10選!国産から外車まで紹介

コンパクトSUVの魅力

©kazu8/stock.adobe.com

近年、車の人気ジャンルに定着しつつある「SUV」(スポーツ・ユーティリティ・ビークル、スポーツ多目的車)。

SUVと聞いて、“大きな車体”や“大排気量のエンジン”、“悪路を難なく走る”といった印象をもっている人が多いかもしれません。

しかし、近年のSUVは、「コンパクトSUV」と呼ばれる系統の車種が人気を集めているようです。コンパクトSUVにはどのような魅力があって、人々から支持を集めているのでしょうか。

以下、3つのポイントをピックアップして、コンパクトSUVを手に入れるメリットを解説します。

  • コンパクトなボディサイズ
  • 燃費に優れている
  • 安価な価格設定

コンパクトなボディサイズ

1つ目が「コンパクトなボディサイズ」です。

コンパクトSUVに分類される近年登場した車種のボディサイズをチェックしてみると、以下に示した2つの要素をクリアしています。

  • 全長:3,500mm(3.5m)から4,500mm(4.5m)程度
  • 全幅:1,650mm(1.65m)から1,800mm(1,8m)程度

「小型自動車」(5ナンバー)および「普通自動車」(3ナンバー)に足を踏み入れた程度の手頃なボディサイズ。細い路地や片側一車線で道幅が狭い道路の多い日本の環境に適した車種が多いです。

軽自動車にも匹敵する小回りの良さ、もしくはコンパクトカーやセダンステーションワゴンにも匹敵する車内空間を実現。SUVの「U」(ユーティリティ、多目的性)に見合った実力を備えています。

燃費に優れている

2つ目が「燃費に優れている」点です。

SUVと聞いて連想するのは「大排気量のエンジンを積んでいて、パワーはあるけど燃費が悪いのでは?」とお考えの人が多いのではないでしょうか。

しかし、コンパクトSUVは、車体がコンパクトであると同時に以下のメリットがあります。

車体が大きめなSUVと比較して、車両重量が軽いのが強みです。車体が軽い分、無駄なエンジンパワーが不要であるのも燃費性能に貢献するでしょう。

普段、多くても2人もしくは3人程度でSUVの使用を検討するなら、コンパクトサイズのSUVが適していそうです。

【国産】おすすめのコンパクトSUV5選

この項目では、国産車でおすすめのコンパクトSUVランキングを5つピックアップして解説します。

トヨタ ヤリスクロス

トヨタ ヤリスクロス(2022年)

トヨタの「ヤリスクロス」は、コンパクトSUV市場で人気を博しているモデルのひとつ。ヤリスの走行性能と低燃費を継承しつつも、SUVらしい力強いフォルムと高い使い勝手を兼ね備えているのが特徴です。

加えて、ヤリスクロスは、先進のハイブリッドシステムを搭載して燃費性能が抜群な点と、「Toyota Safety Sense」の機能を標準装備して、事故回避のアシスト機能が備わっています。

手頃な車両価格の設定も相まって、コンパクトSUVが初めての人にも適しているかもしれません。

スペック詳細

  • 全長(mm):4,180~4,200
  • 全幅(mm):1,765
  • 全高(mm):1,590
  • 車両重量(kg):1,130~1,250
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):17.6~30.8
最新「ヤリスクロス」中古車情報
本日の在庫数 2987台
平均価格 260万円
支払総額 173~390万円

トヨタ ライズ

トヨタ ライズ
トヨタ ライズ(2021年)

トヨタ「ライズ」は、小型乗用車の基準ギリギリまで小型化したコンパクトSUVです。軽自動車では物足りないけど、乗用車サイズで十分なパフォーマンスを発揮するモデルが欲しい人に適しています。

ライズで注目したいポイントは広いラゲッジスペース。十分な荷室容量を確保しており、抜群の使い勝手を実現しました。

パワートレーンは1,200ccのガソリンエンジンにシリーズ式ハイブリッドシステムを組み合わせた仕様と、1,000ccターボチャージャー付ガソリンエンジンの2種類が用意されています。

スペック詳細

  • 全長(mm):3,995
  • 全幅(mm):1,695
  • 全高(mm):1,620
  • 車両重量(kg):970~1,070
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):20.7~28.0
最新「ライズ」中古車情報
本日の在庫数 4483台
平均価格 220万円
支払総額 29~320万円

ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼル(2021年)

「ヴェゼル」は、ホンダのSUVラインナップを代表する、コンパクトボディが魅力のモデルです。

注目ポイントは、ホンダのハイブリッドシステム“e:HEV”が搭載されている点。エンジンとモーターが組み合わさったハイブリッド車となり、パワートレーンを走行状況に合わせて切り替えるレスポンスの良さがセールスポイントです。高い走行性能と燃費性能を両立しています。

加えて、SUVモデルならではの使い勝手も備えており、キャビンやラゲッジスペースの広さ、ワイヤレス充電器などの便利機能を搭載し快適性もアップ。

街乗りから簡単なアウトドアレジャーまで、幅広く楽しみたいなら適しているかもしれません。

スペック詳細

  • 全長(mm):4,330
  • 全幅(mm):1,790
  • 全高(mm):1,580~1,590
  • 車両重量(kg):1,250~1,450
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):15.6~25.0
最新「ヴェゼル」中古車情報
本日の在庫数 5831台
平均価格 232万円
支払総額 77~405万円

日産 キックス

日産 キックス AUTECH(2021年)

日産「キックス」も、コンパクトSUVのおすすめに挙げられる1台です。

日産のSUVと聞くと本格的クロスオーバーの「エクストレイル」が思い浮かぶかもしれませんが、キックスにも血統が引き継がれています。日産独自の4WDシステム「e-POWER 4WD」を搭載。燃費が悪くなりがちな4WDシステム採用車種でも、優秀な燃費性能を発揮します。

加えて、キックスは安全面の機能も充実しているのが強みです。高速道路でドライバーの運転操作をサポートする「プロパイロット」をはじめ、「インテリジェントアラウンドビューモニター」「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」を搭載したグレードが用意されています。

スペック詳細

  • 全長(mm):4,290~4,330
  • 全幅(mm):1,760
  • 全高(mm):1,605
  • 車両重量(kg):1,360~1,480
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):19.2~23.0
最新「キックス」中古車情報
本日の在庫数 84台
平均価格 68万円
支払総額 23~261万円

スズキ クロスビー

スズキ クロスビー(2022年)

「クロスビー」はスズキのコンパクトSUVです。ファミリーユースでの使用を考えていて、軽自動車規格に収まっている「ハスラー」「スペーシアギア」では厳しいという人に適しています。

パワートレーンとなるのは「K10C型ブースターエンジン」。1,000㏄ターボチャージャー付ガソリンエンジン仕様と小排気量ながら高回転域までスムーズに回る特性となっており、上級クラスの車種にも引けをとらない走りを披露します。

加えて、4WDシステム採用車では、道路コンディションに合わせて走行モードの切り替えが可能です。軽自動車よりひと回り大きいコンパクトSUVで、活発な走りを楽しみたいなら適しているでしょう。

スペック詳細

  • 全長(mm):3,760
  • 全幅(mm):1,670
  • 全高(mm):1,705
  • 車両重量(kg):960~1,000
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):17.0~18.2
最新「クロスビー」中古車情報
本日の在庫数 1056台
平均価格 187万円
支払総額 85~326万円

【外車】おすすめのコンパクトSUV5選

この項目では、外車でおすすめのコンパクトSUVランキングを5つピックアップして解説します。

フォルクスワーゲン T-Cross

フォルクスワーゲン T-Cross(2020年)

「T-Cross」は、フォルクスワーゲンのコンパクトSUVです。

「日本の道路環境にマッチしたボディサイズ」が挙げられます。

ドイツ生まれのモデルでありながら、ボディの全長は4m(4,000mm)強、全幅は1,8m(1,800mm)以内と、日本の一般道や高速道路の道幅に対応できるボディサイズです。市街地での取り回しもしやすいコンパクトさが強みとなるでしょう。

また、オプション設定となる「テクノロジーパッケージ」には、新たな同一車線内全車速運転支援システム「Travel Assist」が追加されています。高速道路の走行中、時速0km/hから210km/hの範囲であればドライバーがあらかじめ設定した車速において、前走車との車間及び走行レーンの維持をサポートする優秀な機能です。

スペック詳細

  • 全長(mm):4,115~4,125
  • 全幅(mm):1,760~1,765
  • 全高(mm):1,580
  • 車両重量(kg):1,270
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):16.9
最新「T-クロス」中古車情報
本日の在庫数 466台
平均価格 271万円
支払総額 185~391万円

フォルクスワーゲン T-Roc

フォルクスワーゲン T-Roc(2021年)

「T-Roc」は、同じフォルクスワーゲンのラインナップとなるT-Crossより一回り大きめのボディサイズが特徴のクロスオーバーSUVです。

T-Rocも「市街地での取り回し」が魅力です。一般的なコンパクトカーとほぼ互角のボディサイズにとどめており、狭い路地で対向車線の車とすれ違うのに不安を感じにくくなっています。

加えて、「Travel Assist」「Park Assist」など、高速道路や駐車場での運転操作をサポートしてくれる先進の安全技術が搭載されたグレードがラインナップされているのも注目したいポイントです。

スペック詳細

  • 全長(mm):4,245~4,250
  • 全幅(mm):1,825
  • 全高(mm):1,590
  • 車両重量(kg):1,320~1,540
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):15.5~18.6
最新「T-ロック」中古車情報
本日の在庫数 434台
平均価格 346万円
支払総額 214~621万円

アウディ Q2

アウディ Q2(2020年)

「Q2」は、アウディの“プレミアムSUV”ではコンパクトな部類にあたる車種です。

Q2のセールスポイントは「コンパクトなボディ」。市街地での取り回しが優秀であるのに加え、機械式駐車場にも入庫がしやすくなっています。

また、パワートレーンのバリエーションが豊富な点も注目です。「TFSI」と呼ばれる1,500ccガソリンエンジン、「TDI」と名乗った2,000ccディーゼルエンジン、300馬力を発揮する2000ccの直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載したスポーツグレードをラインナップ。さまざまな条件でコンパクトSUVの選択肢を求めている人に適しているでしょう。

スペック詳細

  • 全長(mm):4,200~4,220
  • 全幅(mm):1,795
  • 全高(mm):1,500~1,530
  • 車両重量(kg):1,310~1,340
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L※):11.6~16.0

※一部グレードのみ表記

最新「Q2」中古車情報
本日の在庫数 274台
平均価格 299万円
支払総額 134~519万円

MINI クロスオーバー

MINI クロスオーバー(2021年)

MINIシリーズにも、通常ボディと同様のパッケージでSUV風に仕立てた「クロスオーバー」がラインナップされています。

クロスオーバーはモデル名のとおり「ミニ」と呼べるほどではありませんが、他のSUVと比較するとコンパクトな設計となっています。

注目すべきはエントリーグレードの「バッキンガム」です。ハイパワー仕様の1,500cc直列3 気筒ターボチャージャー付ガソリンエンジンに、ツインクラッチシステムの7速DCTトランスミッションを組み合わせています。駆動方式は前輪駆動(FF)の2WDのみですが、外観だけでもSUVの雰囲気を味わいたい人向けのパッケージです。

スペック詳細

  • 全長(mm):4,315
  • 全幅(mm):1,820
  • 全高(mm):1,595
  • 車両重量(kg):1,600~1,770
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):14.8~16.9
最新「MINIクロスオーバー」中古車情報
本日の在庫数 1092台
平均価格 239万円
支払総額 33~4,466万円

ルノー キャプチャー

ルノー キャプチャー(2022年)

フランスの大手自動車メーカー・ルノーが手がけるコンパクトSUVが「キャプチャー」です。

現行モデルでは、ルノー・日産・三菱の共同作業から生まれたプラットフォームを採用。軽量かつ高剛性な車体に進化を遂げています。

パワートレーンは、1,300cc直列4気筒ターボチャージャー付ガソリンエンジンに、7速DCTトランスミッションの組み合わせ。FF(前輪駆動)仕様のみのラインナップとなっており、市街地での活躍を考慮したパッケージングです。

2022年8月には新たに、1600cc直4ターボチャージャー付ガソリンエンジンに、駆動用モーターを組み合わせた「E-TECH HYBRID」(イーテック ハイブリッド)仕様を追加設定しています。

外車のコンパクトSUVで燃費性能を重視するなら有力候補となるでしょう。

スペック詳細

  • 全長(mm):4,230
  • 全幅(mm):1,795
  • 全高(mm):1,590
  • 車両重量(kg):1,310~1,420
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):17.0~22.8
最新「キャプチャー」中古車情報
本日の在庫数 99台
平均価格 211万円
支払総額 70~380万円

コンパクトSUVの選び方

©Oleksandr /stock.adobe.com

コンパクトSUVの選び方は、主に使用用途で決めると良いでしょう。

車種によって方向性が異なるSUVはデザインだけで決めてしまうと「こんなはずでは…」といったことにもなりかねません。

コンパクトSUVの用途別の選び方を簡単にまとめましたので、ぜひ車選びの参考にしてみて下さいね。

キャンプやアウトドアに使いたい人

キャンプやアウトドアに使いたい人は荷室が広く、駆動方式は4WDの車を選ぶといいでしょう。

燃費性能を重視するあまり2WDを選択してしまうと、ぬかるみや雪道での走行に不安が生じます。

また、居住スペースを確保するために、荷室を少なく設計している車両も荷物が多いアウトドアには不向きです。

おすすめ車両

・トヨタ ライズ

・スズキ クロスビー

・ホンダ ヴェゼルなど

ロングドライブに使いたい人

視点が高く、運転が楽なSUVをロングドライブに使う方もいるでしょう。

そんな方には運転支援システムが充実している車や、燃費の良いハイブリッドモデルがおすすめです。

また、キャンプに使うにしても、もっぱらオートキャンプ場であったり、未舗装路を走らないのであれば2WDという選択肢も候補に入れても問題ありません。

雪国では少し心配なFF車であっても、舗装された山道を走る分には全く支障はないので安心です。

おすすめ車両

・日産 キックス

・トヨタ ヤリスクロスなど

コンパクトSUVというルックスが好きな人

純粋にコンパクトSUVというスタイルが好きな方は、カスタム性が高かったり、デザイン性に富んだ車がおすすめです。

特に、オプションのエアロパーツが豊富であったり、カスタムエディションなどの特別仕様車が選べる車だと、なお良いでしょう。

カスタムした分、悪路などの走破性が低下する場合もありますが、自分好みのルックスに仕上げた満足感は他のコンパクトSUVでは味わえません。

おすすめ車両

・トヨタ C-HR

・トヨタ ヤリス

・マツダ CX-3など

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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