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4ナンバーの条件と維持費は?自動車税と任意保険や車検を5ナンバーと徹底比較

4ナンバー、5ナンバー、3ナンバーなどという言葉を聞いたことがあるかと思います。これらはナンバープレートに書かれた自動車の分類を示します。この数字の違いにより、自動車にかかる税金や維持費、あるいは保険費用が変わってきます。ここではよく比較される4ナンバーと5ナンバーの維持費の違いをまとめています。

『4ナンバー』とは小型の貨物車のこと

出典:http://www.jaf.or.jp/

『4ナンバー』とは、自動車のナンバープレートの上側のやや小さな文字の、「品川 500」とか「横浜 440」などと書かれた右側の2桁や3桁、時に1桁の数字のうち、「4」で始まるナンバーを持つ自動車のことです。

この数字は「分類番号」と呼ばれ、その1桁目の数字によって、自動車の用途や大きさがわかるようになっています。例えば私たちが通常クルマを買うとしたら、小型乗用車を意味する「5」や、普通乗用車の「3」で始まるナンバーとなります。

そして「4」で始まるのは、小型自動車で貨物用途の自動車であることを示します。ちなみに小型自動車とは、全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2.0m以下、総排気量2,000CC以下(ディーゼル車は無制限)と定められていて、この制限を少しでも超えてしまうと分類も変わってしまいます。そして、自動車税や保険代、あるいは車検の方法などがこうした区分によって変わってくることが多いのです。

その他の車のナンバーの違いについてはこちら

4ナンバーと5ナンバーの自動車税比較

4ナンバーと5ナンバーの税金はこんなに違う?

出典:https://www.kurumaerabi.com/

例えば同じ条件の小型自動車でも、分類番号「5」で始まる乗用車と「4」で始まる貨物車では自動車税の考え方が異なります。乗用車の自動車税は排気量で決まりますが、貨物自動車の場合は最大積載量で決まります。

●5ナンバー(小型乗用車)の自動車税
総排気量1L以下/29,500円
総排気量1L超~1.5L/34,500円
総排気量1.5L超~2L/39,500円

●4ナンバー(小型トラック)の自動車税
最大積載量1トン以下/8,000円
最大積載量1トン超~2トン/11,500円
最大積載量2トン超~3トン/16,000円
※自動車税はいずれもエコカー減税適用前

このように、5ナンバーの自動車税は最高で年額39,500円となりますが、4ナンバーの小型貨物車となると、概ね8,000円か11,500円で済むことになります(小型乗用車なら最大積載量はほぼ2トン以下)。これは、なんだかおトクに感じてしまいますね。





4ナンバーと5ナンバーで保険金・車検費用の違いは?

出典:http://toyota.jp/

同じように、4ナンバーの小型貨物車と5ナンバーの小型乗用車で、その他の税金や保険金を比較してみました。小型乗用車は総排気量1L超~1.5Lとし、小型貨物車は最大積載量1トン超~2トンとします。

・小型貨物車(4ナンバー)
自賠責保険:12か月 17,270円
自動車重量税:12か月 6,600円(エコカー免税なし)
車検料:20,000~60,000円 (民間車検場等で行った場合)

・小型乗用車(5ナンバー)
自賠責保険:24か月 27,840円  
自動車重量税:24か月 24,600円(エコカー免税なし)
車検料:20,000~60,000円 (民間車検場等で行った場合)

荷物運搬用としてたくさん乗ることが想定される4ナンバー車ですから、自賠責保険は若干割高な面もありますが、重量税では確かに割安感が出てきます。

一方、車検費用はほぼ変わりませんから、安い業者を探したり、ユーザー車検などで維持費用の節減に努めれば、4ナンバーは5ナンバー車のユーザーに比べて維持費用の面ではちょっぴりおトクと言うことができます。

任意保険に関しては法律改正後に4ナンバーのメリットは減少

出典:http://www.flexnet.co.jp/

さらに任意保険に関しても、以前ははこんなことが言われてました。「4ナンバーの任意保険は年齢条件がないため、20代前半の若いうちなら5ナンバーよりも保険料が安い」。確かに以前にはそんな状況がありました。

ですから、本来は5ナンバーのワゴンタイプの乗用車を、二人乗りに改装して荷室を広くとり、4ナンバーとして登録する人がけっこういたのです。

ただしこれは、1998年に自動車保険が自由化されたことにより、4ナンバーでも個人利用の自家用車の場合は年齢条件が設定されるようになってきたことから、現在では4ナンバーと5ナンバーの任意保険の価格差は、会社ごとの違いはともかくとして、あまりなくなりました。

4ナンバー車のデメリットもある

2人乗りで移動がメインならお得な選択肢かも

アルトの画像です。

ここまでをまとめると、4ナンバーと5ナンバーでは、保険面ではあまり差はないものの、自動車税や重量税といった税金面において、4ナンバーのほうが割安に感じられるということでした。

ただし、忘れてはならないのは4ナンバー車は貨物を目的とした自動車ですから、通常2年に1度の車検を1年ごと、つまり毎年受ける必要があります。また、乗用車と比べて荷室を広くとる必要があるため、後部座席をゆったり広くとることはできません。

ワゴンタイプの軽自動車でしたら、同じ車体で4ナンバーか5ナンバーどちらも登録できる車種のあるものもあります。毎年の車検の煩わしさがイヤではなく、どうせ2人以上乗ることはない、クルマはあくまでも移動の手段などと割り切れるなら、税金面ではちょっぴり割安感のある4ナンバー車を選ぶのも1つの手なのかもしれませんね。

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