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「あれ?ここ周辺のガソリン価格安くない?」価格に地域差が出る要因とは
ガソリンが安い隣県まで行って給油するのは賢い方法なのか?
ここまで、ガソリン平均価格に地域差があるのはなぜかについて考察してきましたが、隣接している都道府県へ安さを求めて給油に赴くのはアリなのでしょうか?
結論としては「遠距離ドライブの”ついで”なら別の都道府県で給油するのもアリ」といえます。
筆者は少し前に、神奈川から大阪まで往復1000km近く移動する用事があり、ある軽自動車に乗って外出しました。神奈川からの出発時と途中で愛知県内にて1回目、帰りも愛知県で2回目の給油を行ったものの、各所で給油したレギュラーガソリンの価格には、さほど差がありませんでした。
いずれもENEOS系列のガソリンスタンドで給油したのですが、ENEOSなら、関東には横浜と川崎、関西には和歌山と堺(大阪府)に製油所があります。製油所が近かったことに加えて、東京から大阪を結ぶ「国道1号線」を走り続けていて、車通りの多い場所に立地するガソリンスタンドで給油したのも要因と考えられます。
筆者の経験から考えると、遠距離のドライブに出かけて偶然別の都道府県でガソリンが安く売られていたなどのケースでなければ、わざわざ他県まで出向いて給油を行うメリットは少ないと考えています。
住んでいる地域が県境、もしくは少し移動すればすぐに隣の県へ入るなどでなければ、”越境”してまで給油をしたいがために出かけても、かえってガソリンの無駄遣いと考えてよいのではないでしょうか。
安易な考えで目先の値段を気にするのではなく、燃費走行なども駆使しながら車を上手に扱い、地元で価格が低いガソリンスタンドで給油するのがよいでしょう。
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- 執筆者プロフィール
- 長谷川 優人
- 1990年生まれ。30代突入と同時期にライター業を開始。日常系アニメと車好き。現在所有はワゴンR(MH95S)。アニメ作品の聖地巡礼などで、各地へドライブに出かける。