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【ヤン車あるある20選】ヤンキーが乗る車の特徴&内装のこだわりなどまとめ決定版!
目次
ヤン車あるある「カスタム」5選
型落ちの高級セダンをゴリゴリにカスタムして乗っている
ゴリゴリにカスタムされたセルシオやアリストなどはヤン車の代表例です。型落ちのセダンでも、ミドルクラスより上の高級車が人気です。
ちなみに、型落ちの高級セダンをカスタムするスタイルは「VIP」、そうした車は「VIPカー」とも呼ばれています。
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もしくは型落ちの高級ミニバンをめっちゃカスタムしてる
セダン以外では、アルファードやヴェルファイア、エルグランドなどの高級ミニバンをカスタムしていることが多いです。こちらも現行車というより、型落ちの中古車が人気です。
車高がめちゃくちゃ低い
地面にボディが付くほど車高が低いのはヤン車の特徴です。シャコタンやローダウンと呼ばれます。
あまりに下げすぎて、コンビニの駐車場への段差を超えるときにバンパーや腹下を擦ることもしばしば。ガリガリのフロントバンパーも、ヤン車あるあるです。
ホイールがギラギラしている
ギラギラした大径ホイールはもちろん、面積の広いドラム缶のようなホイールも選ばれる傾向があります。引っ張りタイヤやツライチもキメれば足元がグッとヤンキーらしくドレスアップ!
ただし、超低扁平タイヤなので乗り心地はあまりよくなさそうです。
タイヤがハの字になったりホイールハウスに埋もれている
タイヤに極端に角度をつけ、ハの字にするカスタムを「鬼キャン」といいます。ヤン車は車高を落とした上で、鬼キャンにするのも鉄板。そのせいで、横から見たときにホイールハウス内にタイヤの上が埋もれていることもあります。危ないです。
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ヤン車あるある「見た目」3選
ガラスをフルスモークにしている
要人(VIP)の乗る車は、内部が見えないようにスモークガラスになっていることがあります。
ヤン車(VIPカー)ではこれを真似てガラスにスモークフィルムを貼ったりするのも人気なので、スモークガラスの車を見つけても覗かないほうが見のためです。
ちなみに、日本ではフロントガラスと前席サイドガラスにスモークフィルムを貼るのは禁止されています。
ちょっといい感じの黒いカーテンがついている
サイドガラスには黒いカーテンが付いていることがあります。しかも夜なのにカーテンを閉めていることも。眩しさのためではなく、あくまでドレスアップ目的だからいいんです。
ちなみに、運転席や助手席のガラスにカーテンを取り付けるのは違法になるケースがあります。
D.A.Dステッカーを貼っている
もはやヤンキー御用達の代名詞になってしまった「D.A.D」。ギャルソン(GARSON)というカスタムパーツブランドの一つで、正式には「D.A.Dギャルソン」といいます。
ヤン車はD.A.Dギャルソンのパーツを付けているというよりも、それを付けている証であるステッカーをボディやリアガラスに貼っていることが多いです。もはやパーツを付けていなくてもD.A.Dステッカーを貼っていることも。
カスタムのかっこよさ、かっこ悪さというよりも、ステッカー自体がダサいとネット上で言われています。
ヤン車あるある「こだわり」5選
ダッシュボードにファーを敷いてる
白やピンク、黒などのファーをダッシュボードに敷いている車。最近あまり見なくなりましたが、ヤン車っぽく見せるポイントです。
バックミラーに何かをぶら下げがち
バックミラー(ルームミラー)に、葉っぱの形の芳香剤をぶら下げたり、シルバーや取りのアクセサリーをぶら下げたり。運転の邪魔にならないのでしょうか?
車内は甘~い匂いがする
ヤン車の車内はバニラやココナッツの甘い香りがします。キツいニオイはドライブするにはちょっと…。
車が揺れるほどの音量で音楽を流せるスピーカー
スピーカーやウーファーなどの車内オーディオが無駄に充実しています。音楽が好きというよりも、車が音で揺れるのが好きみたいです。
ちなみにヤンキーの車で流れている曲といえば、湘南乃風や浜崎あゆみなどが定番と言われていましたが、現在はEDM系が人気のようです。
車の下が青とか紫に光っている
車内に青や紫のLED照明を付けるのは手軽にできるドレスアップですが、ヤン車の場合は車の下も光らせていることがあります。
ヤン車あるある「ナンバー」3選
字光式ナンバープレートをつけている
ヤン車はナンバープレートも光らせていることがあります。字光式ナンバーといって、数字の部分が緑色に光るものです。
ナンバープレートを光らせたいなら、車の登録の際に通常のナンバープレートか字光式ナンバーかを選ぶか、ナンバープレート変更で字光式を選ぶ必要があります。
ゾロ目ナンバーをつけている
「1111」「8888」などのゾロ目ナンバーは、ヤン車あるあるです。字光式ナンバーでゾロ目なら最高ですね。
ちなみに、ゾロ目ナンバーを付けるのは簡単ではありません。「1111」や「777」などの番号は希望者が多いため抽選となります。抽選に当たるまで何度も申込みをしなければいけないため、ゾロ目を付けているヤン車は見えないところで努力をしているのです。
というかナンバープレートが付いていない?
フロントバンパーにナンバープレートが付いていないことも!?よく見たらダッシュボードに置いてある!?
こういう場合は明らかにヤン車です。
ヤン車あるある「こんな人が乗ってる」4選
車にお金をかけているけどお金持ちではない
型落ちといえど高級セダンや高級ミニバンのうえ、とてもお金をかけてカスタムしています。しかし多くのヤン車オーナーはお金持ちなのではなく、車にお金をかけているだけ。
オークションで安いパーツを探したり、知り合いから譲ってもらったり、工夫しているようです。
先輩のお下がりのクルマをもらいがち
お金はないけどお金はかけたい。そんな風潮のなかで、先輩ヤンキーのお下がりのクルマをもらったり、格安で譲ってもらったりすることもあるようです。
旧車の域に入りつつあるベース車もありますから、オーナーを変えて乗り継がれるのはいいことかもしれませんね。
意外と地元愛が強い人が乗ってる
これはヤン車というよりヤンキーあるあるですね。地元愛に溢れたヤン車オーナーは、地元民同士で集まったり、地元のお店を大事にしたりしがち。
意外と優しげな人が乗ってる
いかついカスタムの割に、乗ってる人は割と普通だったりします。カスタムスタイルがヤンキーなだけで、ライフスタイルまではヤンキー(不良)ではない人は多いでしょうね。
ちなみに見た目がいかつい車が信号のない横断歩道で停まってくれると、歩行者としては「捨て犬を拾う不良」的なギャップで好感度が爆上がりします。
ヤン車風カスタムは海外でも人気!?
90年代のヤンキーが好んだヤン車カスタムのなかに「VIPカー」があります。
最近、日本の道路ではVIPカーのような定番のヤン車はほとんど見なくなりました。 しかし、VIPカーはアメリカを中心に海外でも人気があり、そのスタイルは継承され、定着しています。
そもそも日本で使われる「ヤンキー」の由来は英語のYankeeですから、日本で生まれたヤン車(Yankee Car)がアメリカで定着するというのは、一種の逆輸入のようでおもしろいですね。
ヤン車のカスタムに参考にしたい記事はこちら
ヤンキーよりもこっちが怖いかも……
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...