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実は魔改造車?「レッドブルカー」のベース車両や仕組み、豆知識を解説

レッドブルカーとは

©pixarno/EyeEm/stock.adobe.com

レッドブルカーは、ルーフに巨大な「レッドブル缶」を載せている宣伝車両。ボディカラーは商品と同じブルーとシルバーで、レッドブルのロゴデカールが施されています。

試供品を積んで運搬する役割があり、正式には「RED BULL MINI」と呼ばれます。

レッドブルカーのベース車両はMINI

MINI クーパー 3ドア(2018年)

レッドブルカーのベース車両はBMW・ミニ。レッドブルカーの見た目からコンバーチブルタイプを用いているように見えますが、実はハッチバックを使用しています。

2001年にデビューした初代(R50)をはじめ、現在販売中の3代目(F56)まで、それぞれのレッドブルカー仕様が存在します。

かなり大胆な改造が施されている

ミニがレッドブル仕様に改造されている様子

日本仕様の3ドア・右ハンドル車をベースに、ルーフの後ろ半分とCピラーを切り取り、後部座席を取り外して完全な2シーターにするという、宣伝車両にしてはかなり大掛かりな改造が施されています。

後部座席があった場所にはWAECO(ワエコ)製の大型クーラーボックスを搭載しており、レッドブルを約400~480本収納できるといいます。

また、初代と2代目のBMW・ミニは5ナンバー車ですが、ルーフに大きな缶を搭載したことで車高が基準を超えてしまい、3ナンバー車として登録されています。

大きな缶は単なる飾りではない

©Ricochet64/EyeEm/stock.adobe.com

ちなみにこの缶の中には何も入っていませんが、ただの飾りではなく背面にハイマウントストップランプを備え、夜間の被視認性を向上させる役割があります。

また、その中身には「エナジーが詰まっている」とされています。

日本でのナンバーは「283(翼)」

これは有名な話ですが、日本を走行するレッドブルカーのナンバープレートは、全て「・283」となっています。

これは、レッドブルのキャッチコピー「レッドブル、翼を授ける。」の「翼(283)」に由来しています。

特別カラーの車両も

レッドブルはエナジードリンクではない飲料も販売しており、その名も「レッドブルオーガニック」。

このレッドブルオーガニック仕様の車両も存在しており、一般的なレッドブルカーほどではないものの、日本で見ることができます。

実は公式サイトでもレッドブルカーについて詳しく解説しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。

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