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「新車のにおい」嗅ぐのは危険?米の調査でほぼすべての車の内装から“発がん性物質”検出、夏は濃度が2~5倍に
温度の上昇とともに“TCIPP”の濃度は2倍から5倍程度上昇
調査は冬季に101台、夏季に54台と分けて実施されましたが、夏季は冬季に比べ2倍から5倍の「リン酸トリス(2-クロロイソプロピル)」が検出されました。これは、車内の温度が上昇することで成分が揮発し、車内空間へ拡がったと予測されています。
微量であるため過度に心配する必要はないと言えますが、呼吸の回数が多い子どもや車内で過ごすことが多い人は一般の人に比べ吸入量が増えるため、健康への影響が心配になるのは当然のことでしょう。
少しでも曝露を抑えたい場合には、車内の換気が効果的だといいます。また、温度の上昇とともに濃度が高くなるため、車内の温度を下げることも重要です。
エアコンの外気導入や窓開けで十分に換気し、それでも車内が暑い場合にはクーラーを使用して車内を冷ましましょう。
エアコンのトラブルは使いたいときになって気づくもの
燃費への影響を抑えられる設定温度は?
車内の”ニオイ”は査定額に影響を与える可能性が高い
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- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...