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「クラシックカーって何年までに生産された車のこと?」魅力や注意点をまとめてみた
魅力満点!国内外のクラシックカー5選
シボレー インパラ
インパラは、1958年にゼネラルモーターズがシボレーブランドで発売した車。1958〜1964年モデルは人気が高く、ローライダーと呼ばれるカスタムを施すことが多い車です。
インパラの特徴は、5mを超える大柄なボディと非常にパワフルなエンジン。初代からV8・5.7Lのエンジンを搭載しており、”大きくて力強い”アメリカを象徴する車のひとつといえます。
ポルシェ 911(901型)
1964年に登場したポルシェ911(901型)。現在までRR方式を貫いており、スポーツカーの最前線に立ち続けています。
993型までは「空冷モデル」であり、ポルシェのトレードマークの一つである空冷エンジンを搭載していました。しかし、996型からは水冷エンジンへと変更されており、空冷モデルの価格は年々高騰しています。
MG MGB
モーリスガレージ(MG)が1962年に販売し、1980年までに50万台以上を売り上げたオープン2シーター。ライトウェイトスポーツカーの代名詞的存在です。
比較的安価であり、維持もしやすいことから、クラシックカーの入門車種と言われることもあります。
日産 スカイライン(ハコスカ)
日産とプリンスの合併後、初めての新規モデルとして発売されたのが3代目スカイライン、通称「ハコスカ」です。
1968年に3代目スカイライン(C10型)が登場し、翌年追加されたPGC10型は、あの有名なスカイライン2000GT-R。これ以降「GT-R」という名は、最高の走行性能を持つグレードに冠されるようになりました。
現在でも人気は衰えることなく、特にハコスカGT-Rの値段は1,000万円を超えます。
トヨタ 2000GT
トヨタが世界に誇る2000GT。1967年に発表され、1970年までに337台しか生産されなかった「幻の名車」です。
当時の欧州スーパーカーにも劣らない性能を誇った2000GTは、スピードトライアルにて3つの世界記録と13の国際新記録を樹立。海外のコレクターも認める名車中の名車です。
クラシックカーを購入する場合の注意点
上記以外にも魅力的なクラシックカーは多数存在しますが、現代の車と同じ感覚で購入すると後悔してしまうかもしれません。
そもそも、クラシックカーは製造から数十年経過しているため、部品の欠品は当たり前。入手できない部品は、他車の部品を改造して流用するなど、部品調達にも相当手間がかかります。
また、日本では初度登録から13年が経過すると、自動車税や自動車重量税も高くなるため、税金の負担も増えてしまいます。
さらに、現代の車のようなメンテナンスフリーではなく、日頃から丁寧なメンテナンスが必要。『故障や不具合は当たり前』という感覚を持ち、”故障を楽しむ”くらいでなければ、クラシックカーの維持は難しいかもしれません。
13年経過の車は「環境に悪い」から税金が高い
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- 執筆者プロフィール
- 成田 佑真
- 1993年生まれ。普段は医療機器販売を行っているが、暇があれば自動車関連記事を読み漁る。現在の愛車はA4。子どもの頃からマークⅡに憧れ、社会人になりマークXを購入。週末は必ず手洗い洗車を行い、ドライブに出...