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スタッドレスタイヤはレンタルでお得に!おすすめサービスやメリット・デメリット、選び方

雪があまり降らない地域の場合、スタッドレスタイヤのレンタルもおすすめです。「レンタルの方がお得なのは何日使う時?」「おすすめのレンタルサービスは?」といった疑問に答えます。

スタッドレスタイヤはレンタルの方がお得?

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国産ブランドのスタッドレスタイヤをホイール付きで購入した場合、約76,000円〜99,000円ほどかかります。スタッドレスタイヤの寿命は平均3年ほどと言われているので1年あたり27,000円程度。これに取り付け工賃や保管費用が加わってきます。

一方、スタッドレスタイヤレンタルは、2泊3日ほど借りた時の料金平均は12,000円。この料金であれば2回レンタルしたとしても購入時より安い計算になります。

また、レンタル料金には取り付け工賃が含まれていることが多く、保管場所や保管費用も必要ないため、結果的に購入するよりお得な場合があります。

スタッドレスタイヤレンタルの相場

相場としては14インチ7,000円、15インチ8,500円、16インチ10,000円ほど(どれも1泊2日の料金)。

これらのレンタル金額はレンタル日数や利用時期などによっても変わるので参考にしましょう。年末年始などの繁忙期は通常料金に数千円ほど加算される場合が多いです。

レンタルを利用する際は、車のタイヤサイズを確認しておきましょう。スタッドレスタイヤの選び方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

スタッドレスタイヤの選び方|おすすめブランドやタイヤサイズの見方から注意点まで

スタッドレスタイヤレンタルはこんな人におすすめ!

©norikko/stock.adobe.com

1年間で10日以上スタッドレスタイヤを使用する機会がある場合、購入した方が安くなる可能性があります。

以下の条件に該当する方はスタッドレスタイヤのレンタルがおすすめです。

  • 降雪や路面凍結がほとんどない地域在住の方
  • 冬のレジャーで年に1〜2回、本格的な雪道を走る方
  • タイヤ・ホイールの管理が面倒な方
  • スタッドレスタイヤの購入前に効きを試してみたい方

また、地域によっては、一年を通して装着できるオールシーズンタイヤを装着して、スタッドレスタイヤを使用しないという選択もできます。

オールシーズンタイヤはスタッドレスと何が違う?冬タイヤ規制区間や雪道は走れる?

スタッドレスタイヤ レンタルのメリット・デメリット

©Shutterstock.com/ AnyVidStudio

スタッドレスタイヤ レンタルのメリット

使いたい時だけの出費なので経済的

スタッドレスタイヤのレンタル費用は、購入する場合に比べて約50%〜70%ほど安く抑えることができます。

購入する店舗やシーズンによって差はありますが、スタッドレスタイヤ4本ホイール付きで購入すると、約10万円ほどかかります。

割高になるかどうかの基準は、合計レンタル日数が10日間を超えるかどうかです。例えば3泊までの短期プランは1シーズンに3回程度、7泊以上の長期プランでは2回以上利用すると、レンタルの方が割高になることが多いです。

レンタルなので割り勘も可能

旅行などでスタッドレスタイヤをレンタルする場合、費用を割り勘することができます。

気になるタイヤを気軽に試せる

レンタルできるスタッドレスタイヤには、高性能のタイプもあります。金銭的に購入は辛い、という方も気軽に利用することができます。購入前を検討しており、ガッツリ使って確かめたいという使い方もできます。

タイヤを保管する場所が不要

タイヤをきちんと保管・管理するためには以下のような条件を満たす必要があります。

  • 雨ざらしにしない
  • 湿気が多い場所に置かない
  • 直射日光を避ける
  • なるべくタイヤ同士を重ねない

自分の部屋に置いた場合、ゴムの臭いが充満することに加え、タイヤの薬品成分が溶けて床に染み付いてしまうリスクも。

スタッドレスタイヤの保管方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますが、スタッドレスレンタルではこうした保管の負担を無くせるのでおすすめです。

スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)の交換時期と保管方法まとめ|最適な保管場所や保管サービスを解説

廃タイヤを廃棄する手間が省ける

溝がすり減るなどの劣化で使えなくなった廃タイヤの処分には、1本あたり1,000〜2,000円の費用がかかり、4本となると費用も4倍に。

レンタルではこういった廃棄コストも発生しないため、結果的に安く抑えることができるのです。

借りる場所でタイヤを脱着できる

サマータイヤからスタッドレスタイヤに交換するためにはスペースと専用の工具が必要です。サービスにもよりますが、レンタルした店舗でそのまま交換してくれる場合が多いです。

スタッドレスタイヤ レンタルのデメリット

1年で10日以上利用する場合は買った方が安い

利用する日数や頻度によっては、購入した方が安くなる場合があります。目安として、1年あたり合計10日以上レンタルする場合は割高になる可能性が高いです。

旅行先で融通が利かない

移動先で急な天候の変化や通行止めなどが発生し、返却期限に間に合わない可能性も。延滞料金が発生するので注意しましょう。

積雪が多い地域では、そうでない地域と比べてリスクが高くなります。不安な方は1〜2日多めにレンタルすることをおすすめします。

スタッドレスタイヤ レンタルサービスの選び方・注意点

©volody10/stock.adobe.com

自分の車に合うタイヤサイズがあるか確認しよう

お住いの地域にあるタイヤショップなどでレンタルする場合、その店舗に自分が使用しているサイズのタイヤがあるかどうかを確認しておきましょう。

事前予約を受け付けている店舗もあるので、そういった場合はなるべく予約がおすすめです。1週間以上前の予約で早期割引を受けられる場合もあります。

【保存版】タイヤサイズの表記の見方や互換性から外径などの計算方法についても

レンタル期間は予定より1日多くすると安心

想定外の降雪によって期日までの返却が困難になった場合、延滞料金が発生します。こうした不慮のトラブルを避けるためにも、最低でも1日多くレンタル期間を設定すると安心です。

年末年始の利用は、プランや営業日を確認

年末年始の帰省などでスタッドレスレンタルを利用する場合、レンタル価格の変化や営業日に注意しましょう。年末年始に利用する際は早めの予約をしてください。1週間以上前の連絡が理想です。

料金は通常料金+脱着工賃で考える

自宅にタイヤを取り付けるスペースや工具がない場合、タイヤ専門店やカー用品店などで取り付けてもらう必要があります。

それほど高額ではありませんので、初めから取り付け費用を予算に含めておくようにすると良いでしょう。

ホイールとセットでレンタルできるとさらに楽に!

タイヤだけでなく、ホイールとセットでレンタルできれば、着脱の際に自分のタイヤを一度外す手間が省けます。

ホイールとセットでレンタルする際は、そのホイールが自分の車種と適合するかの確認が必要です。

大雪警報発令中!快晴の地域も積雪エリアも必見な車の冬支度チェック15項目

執筆者プロフィール
MOBY編集部 カー用品チーム
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