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オールシーズンタイヤはスタッドレスと何が違う?冬タイヤ規制区間や雪道は走れる?

降雪・積雪が年数回となる地域にとって、それに合わせたタイヤの履き替えは煩わしいもの。そんな場合に便利なのがオールシーズンタイヤです。オールシーズンタイヤは、スタッドレスとどう違うのか?性能の見分け方からメリット・デメリット・おすすめ製品まで徹底解説します。

オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤ、サマータイヤとの違い

冬用タイヤと夏用タイヤ
©Coloures-Pic/stock.adobe.com

オールシーズンタイヤとは、季節を問わず一年を通して装着できるタイヤです。

タイヤをシーズンをもとに考えた場合、種類は大まかにサマータイヤ、スタッドレスタイヤ、オールシーズンタイヤに分けられます。

サマータイヤとは一般的なノーマルタイヤのことを指し、乾いた路面・濡れた路面では優れた乗り心地や安定性をもたらしますが、雪を伴う冬の路面には弱いという特徴があります。それに対し、冬の路面に特化しグリップ性能を高めたタイヤがスタッドレスタイヤです。オールシーズンタイヤは夏・冬タイヤの特性をいいとこ取りしたものだと言えるでしょう。

雪道性能はサマータイヤ以上、スタッドレスタイヤ未満

オールシーズンタイヤは、サマータイヤとスタッドレスタイヤの性能を併せ持った全天候型タイヤです。

雪道性能で比較した場合、オールシーズンタイヤはサマータイヤよりグリップ力に優れ不意の降雪や少しの積雪に有効となりますが、雪道に特化したスタッドレスに比べるとやはり低くなります。また、一般のドライ路面・ウェット路面での性能では、オールシーズンタイヤはスタッドレスタイヤより優れますが、サマータイヤより低くなります。

サマータイヤにある「エコ」「スポーツ」といったバリエーションはない

近年、サマータイヤはより細分化が進み、燃費性能を高めたエコ(低燃費)タイヤや、万が一のパンクなどに威力を発揮するランフラットタイヤ、静粛性を重視したコンフォートタイヤ、スポーツ走行性能にこだわったスポーツタイヤなど、バリエーション豊富なラインナップです。

一方、オールシーズンタイヤには、サマータイヤにあるようなバリエーションはまだまだ少ないのが現状です。

オールシーズンタイヤを履くメリット・デメリット

メリット

夏冬タイヤ両方を購入するよりも安い

タイヤをオールシーズンタイヤにするメリットには、まず第一に経済的だということが言えるでしょう。昔に比べるとアジアンタイヤの出現などによって随分と低価格となりましたが、サマータイヤ、スタッドレスタイヤ両方を揃えるとなると負担は高くなります。それに対し、オールシーズンタイヤは兼用であるため経済的に優れています。

シーズンごとのタイヤ交換は不要になる

シーズンごとにタイヤを履き替えるのは思いのほか煩わしいものです。自分で交換する場合は作業の労力はかなり高く、また作業場所・道具の確保も必要です。専門店に任せる場合でも車とタイヤの持ち込みや取り換え後の引き取りなどは面倒な作業です。オールシーズンタイヤを選択すれば、そういった煩わしい作業は不要となります。

タイヤの保管場所が不要になる

シーズンごとにタイヤを交換する場合、履き替えたタイヤ4本はどこかに保管する必要があります。オールシーズンタイヤであればタイヤ交換が必要ないため、オフシーズンタイヤの保管場所に悩まされることはありません。

デメリット

スタッドレスタイヤよりも雪上・氷上性能が劣る

オールシーズンタイヤを選択するうえで注意しなければならないのは、全天候型タイヤであってもスタッドレスに比べ、雪上・氷上性能は低いということです。年に何度かの積雪となる地域であれば問題はありませんが、豪雪や凍結が当たり前の寒冷地には不向きです。装着する場合にはスタッドレスではないことを頭に入れておきましょう。

低燃費タイヤのラベリングが取得されていない

販売店で購入するサマータイヤには、低燃費かどうかが公正に判断できるようにと、燃費効率に重要となるタイヤ転がり抵抗性能・ウェットグリップ性能を等級別としたガイドライン(ラベリング制度)があり、燃費性能が一目瞭然です。しかし、オールシーズンタイヤはその取得がまだ無いため、燃費性能が比較しづらいという難点があります。

オールシーズンタイヤはこんな人におすすめ!

年に1~2回しか雪道を運転しない人

オールシーズンタイヤは前述どおり全天候型タイヤであるため、サマータイヤに比べ雪道などでのグリップ性能は高く作られているため、寒冷地以外で年数回程度しか雪道の運転をしない人には非常に向いています。

ただし、年数回程度の運転となる人でもウィンターレジャーに出かける場合には本格的な凍結や突然の豪雪になるとも限りません。その場合はあらかじめスタッドレスタイヤに履き替えることをおすすめします。

タイヤの保管場所がない人

シーズンごとにタイヤを履き替えるには、交換したタイヤの保管場所を確保する必要があり、しかもタイヤ4本は場所をとるため頭を悩ます問題です。オールシーズンタイヤは1年を通じてタイヤを装着できるため、保管場所を気にせずにいられ、おすすめです。

オールシーズンタイヤの対応路面の見方

スノーフレークマーク

スノーフレークマークは、タイヤ側面に山のなかに雪の結晶が入っている形で刻印されます。世界最大の規格設定機構ASTMが定める冬用タイヤとしての規格に合格したことを示すタイヤに付けられるマークで、これがあれば冬用タイヤとしての機能も満たしていることの証明となります。

M+S(マッド・アンド・スノー)

マッド・アンド・スノーは、タイヤ側面に「M+S」と刻印されるもので、泥道や浅い雪道用にグリップ力を高めるトレッドパターン(溝の形状)としたタイヤに刻印されます。近年、本格的なオフロード走行はしないため専用タイヤを履くまでには至らず、通年を通しタイヤを使用したいSUV車に装着するケースが増えています。

オールシーズンタイヤは冬タイヤ規制やチェーン規制に対応している?

冬タイヤ規制区間→対応。スノーフレークマーク付きのオールシーズンタイヤは走行可

一般的なオールシーズンタイヤはサマータイヤに比べグリップ力を高めているため、寒冷地以外の雪道走行は問題なく行えます。しかし、高速道路などの交通規制により「冬タイヤ規制」が発令されている場合は、スノーフレークマーク付きのオールシーズンタイヤであれば走行できます。つまり、スノーフレークマーク付きのオールシーズンタイヤであれば冬用タイヤとしての規格を満たしますが、それ以外はチェーンなど滑り止め装置を装着しないと走行できませんので、注意しましょう。

チェーン規制区間→非対応。タイヤチェーンの装着が必要

本格的な積雪となり「冬タイヤ規制」では危険とみなされた場合に発令される「チェーン規制」では、スノーフレークマーク付きで冬用タイヤとみなされたオールシーズンタイヤでも、タイヤチェーンなど滑り止め装置を装着しないと走行はできません。

ちなみに、チェーン規制区間では、たとえスタッドレスタイヤであってもチェーンを装着しない限り走行はできないので、注意が必要です。

オールシーズンタイヤで運転するときの注意点

雪道走行可能だが急加速・急停止・急発進は禁物

雪道での急加速・急停止・急発進など、急が付く操作にはオールシーズンタイヤでなくても注意が必要で、タイヤの空転・スリップなどにより思わぬ事故につながります。ましてやスタッドレスよりもグリップ力では低くなるオールシーズンタイヤ。アクセルは慎重にゆっくりと、ブレーキは早めに余裕を持ってかけ、急発進はやめましょう。

アイスバーンは要注意!チェーンなどの滑り止め対策も検討を

車にとって雪は、降り積もったばかりよりも時間が経過し凍結した状態であるアイスバーンの方が危険と言われています。アイスバーンはたとえるなら表面がスケートリンクの様な状態。スリップや横転の原因にもなりかねません。万が一に備え、チェーンなどの滑り止め対策も検討することをおすすめします。

夏期の濡れた路面では早めのブレーキが安心

雨など濡れた路面でのグリップ力がサマータイヤより低くなるオールシーズンタイヤ。排水性能が高められているとは言え、激しい雨では注意が必要です。スリップやタイヤと路面とのあいだに水が入ることにより車が滑ってしまうハイドロプレーニング現象が起こった場合に備えて、早めに余裕を持ったブレーキングを心がけると安心です。

オールシーズンタイヤ人気おすすめ10選|冬タイヤ規制対応有無も

グッドイヤー「Vector 4Seasons Hybrid」【冬タイヤ規制対応】

国内オールシーズンタイヤの草分け的メーカーと言えるグッドイヤーのVectorシリーズは、スノーフレークマークのほかにも国内冬タイヤ規格であるスノーマーク、M+Sのトリプル規格にパスした本格派オールシーズンタイヤです。

ファルケン「EUROWINTER HS449」【冬タイヤ規制対応】

シーズンを通して使用するオールシーズンタイヤにとって、突然の雪と同じほど重要なドライ・ウェット時の走行感覚。オールマイティにこだわったのがファルケンのユーロウィンターHS449。静粛性、走行の安定性が高評価です。

ピレリ「SCORPION VERDE ALL SEASON」

ピレリのスコーピオン ヴェルデ オールシーズンは、SUV用に開発されたオールシーズンタイヤです。泥道・浅い積雪にも強いM+S規格で、なおかつ軽量、転がり抵抗性能にも考慮した低燃費設計となっています。

ミシュラン「CROSSCLIMATE」【冬タイヤ規制対応】

走行感覚もスムーズだと高評価のミシュランのオールシーズンタイヤ・クロスクライメートシリーズは、雪踏み効果抜群のトレッドパターンを採用した本格派。スノーフレークマーク付きで冬タイヤ規制対応となり、信頼性は抜群です。

ネクセン「N’BLUE 4SEASON」【冬タイヤ規制対応】

韓国の老舗タイヤメーカー・ネクセンのオールシーズンタイヤ「エヌブルー 4シーズン」。リーズナブルながら、スノーフレークマーク、M+S規格も取得する実力の持ち主。マルチシーズンサイプの採用で季節を問いません。

ダンロップ「MAXX AS1」【冬タイヤ規制対応】

DUNLOP(ダンロップ) オールシーズンタイヤ AS1 155/65R14 75H 336079

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スノーフレークマーク付きで冬用としての性能も十分なのに加え、Vシェイプ主溝でウェット性能もサマータイヤ同等の実力となるマックス AS1。さらに深溝・新開発のコンパウンドによりロングライフも実現しています。

ピレリ「CINTURATO ALL SEASON PLUS」【冬タイヤ規制対応】

ピレリのチントゥラート オールシーズン プラスは、最新のテクノロジーによりパンクしても瞬時に空気漏れを防止し、運転継続が可能なSEAL INSIDE対応。冬タイヤ規制対応となるスノーフレークマークも取得済みで安心です。

トーヨータイヤ「CELSIUS」【冬タイヤ規制対応】

トーヨータイヤ CELSIUS 165/60R15 77H 1本のみ ゴムバルブ付属

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トーヨータイヤのセルシアスは、SUV用のオールシーズンタイヤ。左右非対称パターンが、雪路面性能、ドライ・ウェット路面性能を補い合い、優れたグリップ力や走行安定性を実現。オールラウンド・オールシーズンプレイヤーです。

ヨコハマタイヤ「BluEarth-4S AW21」【冬タイヤ規制対応】

YOKOHAMA(ヨコハマタイヤ) [ BluEarth-4S ] AW21 225/55R18 98V

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ヨコハマタイヤのオールシーズンタイヤ「ブルーアース 4S AW21」は、通年を考慮しドライ路面では剛性を持たせることで走行安定性を保ち、雪上路面では多くの溝が雪や水を素早く排出。冬タイヤ規制にも対応しています。

グッドイヤー「ASSURANCE WEATHER READY」【冬タイヤ規制対応】

グッドイヤーのアシュアランス ウェザーレディは、都市型SUV派にはもってこいのオールシーズンSUV用タイヤ。オンロードで重要な乗り心地・静粛性に、万が一の雪にも対応できるグリップ性能を併せ持っています。

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この記事の執筆者
MOBY編集部カー用品チーム

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