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トヨタ RAV4維持費・燃費はどれくらい?購入後の維持費内訳と金額を算出

トヨタ RAV4を購入した場合、購入後の維持費はどのくらい必要になるでしょうか。税金や車検費用、ガソリン代についてそれぞれの金額を算出しました。

トヨタ RAV4購入後の維持費は?

トヨタ RAV4

1994年に誕生して以来、SUVの新しい時代を切り開いてきたRAV4。現在5代目を迎えさらに進化を遂げています。丸みを帯びた先代モデルからスタイリッシュなデザインに生まれ変わりました。

都会的なセンスの良さだけでなく、オフロードを強調した「Adventure」といったモデルも設定され、ラインナップも充実しています。ガソリン車、ハイブリッド車に加え、2020年6月にはプラグインハイブリッドモデルのPHVも導入され、選択肢が広がりました。

ガソリン車とハイブリッド車はパワートレインを一新。ガソリン車の「Adventure」「G“Z package」には、世界初となる「ラチェット式ドグクラッチ」が採用され低燃費性が向上しています。

2Lのガソリン車にはFFと4WDが用意され、ハイブリッド車には2.5Lが用意されました。PHVには大容量のバッテリーが搭載され、EV走行距離は驚きの95㎞を達成しています。それぞれの魅力が存分に引き出されたRAV4に仕上がっているといえるでしょう。

この記事では以下の4つの維持費について解説していきます。

自動車税種別割(自動車税)毎年4月1日時点で車を所有している場合に課せられる税金。排気量が大きいほど高くなる。
自動車重量税車両重量や経過年数などに応じて課せられる税金。
車検費用法定費用(自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料)や、車検を受けた場所(整備工場など)への点検・整備費用などがある。
ガソリン代車の走行には欠かせないガソリンにかかる費用。

自動車税種別割(自動車税)

©Monthira/stock.adobe.com

自動車税種別割(自動車税)は、毎年4月1日時点で車を所有している場合に課せられる税金です。排気量0.5リットルごとに税額が設定されており、排気量が大きければ大きいほど高くなります。

自家用乗用車の税額一覧表

排気量税額
1リットル以下25,000円
1リットル超~1.5リットル以下30,500円
1.5リットル超~2リットル以下36,000円
2リットル超~2.5リットル以下43,500円
2.5リットル超~3リットル以下50,000円
3リットル超~3.5リットル以下57,000円
3.5リットル超~4リットル以下65,500円
4リットル超~4.5リットル以下75,500円
4.5リットル超~6リットル以下87,000円
6リットル超110,000円

トヨタ RAV4の自動車税種別割(自動車税)

対象グレード総排気量自動車税種別割(自動車税)
ガソリンモデル全グレード1,986cc36,000円
ハイブリッドモデル全グレード2,487cc43,500円
PHV2,487cc約11,000円

RAV4のガソリンモデルは、総排気量が1,986㏄となっており「1.5リットル超~2リットル以下」に該当するので自動車種別割(自動車税)が36,000円になります。ハイブリッドモデルは2,487㏄なので、「2リットル超~2.5リットル以下」に該当。自動車種別割(自動車税)は43,500円になります。

2021年4月1日から2023年までに新規購入した場合、グリーン化特例の基準を満たす車種に該当するのは電気自動車、燃料電池自動車、プラグインハイブリッド、天然ガス自動車です。これらの車種には翌年度も概ね75%減税が適用となります。 

RAV4のガソリン車とハイブリッド車は、グリーン化特例の適用は除外ですが、PHVにはグリーン特化例が該当するため、約32,500円の減税があります。通常の自動車種別割の43,500円から減税分を差し引いた約11,000円が自動車種別割です。

自動車重量税

©Eisenhans/stock.adobe.com

自動車重量税は車の重量や経過年数などに応じて課せられる税金です。自家用乗用車の場合、車両の重さ0.5tごとに税額が変わります。自動車の新規購入時あるいは車検時に車検証の有効期間分をまとめて支払う必要があります。

自家用乗用車の税額表(新車新規登録時:3年分)

車両重量エコカーエコカー
(50%減)
エコカー
(25%減)
エコカー外
(軽減なし)
0.5t以下免税3,700円5,600円12,300円
0.5t超~1t免税7,500円11,200円24,600円
1t超~1.5t免税11,200円16,800円36,900円
1.5t超~2t免税15,000円22,500円49,200円
2t超~2.5t免税18,700円28,100円61,500円
2.5t超~3t免税22,500円33,700円73,800円

トヨタ RAV4の自動車重量税

対象グレード車両重量自動車重量税
ガソリンモデル全グレード1,570~1,630㎏49,200円
ハイブリッドモデル全グレード1,670㎏~1,690㎏免税
PHV1,900㎏~1,920㎏免税

RAV4の車両重量税はガソリン車で1,570~1,630㎏は「1.5t超~2t」に該当するため、自動車重量税は49,200円。ハイブリッド車の1,670㎏~1,690㎏は、「平成30年排出ガス規制50%低減かつ令和2年度燃費基準を達成」。

加えて「令和12年度燃費基準を90%達成」していることから、2021年5月1日から2023年4月30日までに新車新規登録を行う場合に、免税が適用。PHVは自動車重量税が令和12年度燃費基準を120%と同様の電気自動車等に該当するため、免税となります。

車検費用

©Kumi/stock.adobe.com

車検は、新車を購入した場合は3年後、以降は2年ごとに受ける必要があります。法律で定められた義務であり、安全な状態で車を走行させるために専門家の検査を受け、必要なメンテナンスを施します。その際は法定費用(自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料)や、車検を受けた場所(整備工場など)への点検・整備費用を支払わなければなりません。

法定費用①車検時の重量税

自家用乗用車の税額表(車検時:2年分)

車両重量エコカーエコカー
(本則税率)
エコカー外
(軽減なし)
エコカー外
(13年経過)
エコカー外
(18年経過)
0.5t以下免税5,000円8,200円11,400円12,600円
0.5t超~1t免税10,000円16,400円22,800円25,200円
1t超~1.5t免税15,000円24,600円34,200円37,800円
1.5t超~2t免税20,000円32,800円45,600円50,400円
2t超~2.5t免税25,000円41,000円57,000円63,000円
2.5t超~3t免税30,000円49,200円68,400円75,600円

*本則税率とはエコカー減税などの割引の無い正規の税率

トヨタ RAV4の車検時の自動車重量税

対象グレード車検時の自動車重量税
ガソリンモデル32,800円
ハイブリッドモデル20,000円
PHV免税

RAV4の車検時に支払う自動車重量税は、ガソリン車の中でも重量に合わせた金額が定められています。1.5t超~2tで32,800円です。

エコカー減税が適用されるハイブリッド車は、2021年5月1日~2023年4月30日までに初回継続検査の場合に、自動車重量税が免税されるのは2030年燃費基準を120%達成した車のみです。

RAV4のハイブリッド車は、2030年燃費基準を90%の達成率にとどまっているため、初回継続検査から20,000 円が必要です。またPHVは自動車重量税が令和12年度燃費基準を120%と同様の電気自動車等に該当するため、免税となります。

法定費用②自賠責保険料

自家用乗用車:2年分20,010円

自賠責保険の保険料は、どこの保険会社でも一律の金額です。『損害保険料率算出機構』において公正で妥当な保険料となっているかを毎年検証、決定されているようです。『一般社団法人 日本損害保険協会 SONPO』によると、保険機関の開始が2021年4月1日以降の自家用自動車の契約は20,010円となっています。

その他印紙代や車検整備・点検費用

この他、検査手数料とは車検の審査・車検適合証に関わる手数料が1,000円~1,200円ほど、車検を受けた場所(整備工場など)へ支払う点検・整備費用が発生します。

点検・整備費用は車種や車の状態、整備内容などによって異なります。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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