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【トヨタ新型カローラスポーツ】ライバル7車種徹底比較
目次
新型カローラスポーツが発売開始!
新型カローラスポーツ
2018年6月26日、トヨタは新型ハッチバック「カローラスポーツ」の販売を開始しました。
新型カローラスポーツは、2018年3月に国内販売を終了した2代目「オーリス」の実質的な後継車種にあたる5ドアハッチバックです。カローラシリーズとしては、12代目新型へのフルモデルチェンジに際して、先陣を切って発売されるモデルとなります。
今回新型カローラスポーツでは、車載通信機DCMを全車に標準搭載することで、遠隔で走行アドバイスや車両診断を受けられる「eケアサービス」や「LINEマイカーアカウント」といった、コネクティッド機能を充実させています。
また、TNGAプラットフォームの採用により、乗って楽しい上質な走りと乗り心地を実現しました。パワートレインには、1.8Lハイブリッドと1.2Lガソリン直噴ターボの2種類がラインナップされています。
- 最新「カローラスポーツ」中古車情報
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本日の在庫数 915台 平均価格 220万円 支払総額 113~368万円
ライバル車との比較ポイント
新型カローラスポーツ
新型カローラスポーツとライバル車の比較で注目すべきポイントは、走りとエンジンスペックです。
新型カローラスポーツは「スポーツ」の名を冠するだけあって、走りにも重きを置いています。ライバル車との比較では走りの質を左右するトランスミッションや装備の違いにも注目する必要があるでしょう。
また、走りに直結するエンジンスペックも、ライバル車との比較ポイントとして非常に重要です。
なお、新型カローラスポーツと比較を行うライバル車7車種にはハイブリッドの設定がないため、比較はガソリン車のみで行っています。
また、複数のガソリンエンジンが設定されている車種に関しては、新型カローラスポーツの価格帯に近いグレードのエンジンで比較を行いました。
ホンダ シビックハッチバック
シビックハッチバック フロント
シビックハッチバック リア
シビックハッチバック 内装
ホンダ・10代目シビックの5ドアハッチバックモデル「シビックハッチバック」。日本国内では2017年の9月に発売され、走りを楽しみたいユーザーからの支持を集めています。
パワートレインには1.5Lの直噴ターボエンジンを搭載しており、出力でカローラスポーツのガソリンエンジンを大きく引き離します。また、CVTの他に6速MTが選択できるという点も走りにこだわるユーザーには好評で、現時点でCVTしか選択肢がないカローラスポーツとの明確な違いになっています。(カローラスポーツのMT車は2018年8月発売予定)
安全装備としては、先進運転支援システムの「ホンダセンシング」を標準搭載。次世代型の「トヨタセーフティセンス」を標準搭載するカローラスポーツとともに、政府が定める「サポカー」の区分で「サポカーS<ワイド>」に適合する高い安全性能を有しています。
カローラスポーツとシビックハッチバックのどちらを買うかで迷っている場合、エンジンスペックを基準にして選ぶようにするといいでしょう。
カローラスポーツとシビックハッチバックの価格
新車車両価格 | |
カローラスポーツ | 214万~269万円 |
シビックハッチバック | 280万円 |
シビックハッチバックはモノグレード構成で、価格はカローラスポーツよりもワンランク上に設定されています。
カローラスポーツとシビックハッチバックのスペック比較
ボディサイズ・乗車定員
カローラスポーツ | シビックハッチバック | |
全長 | 4,375mm | 4,520mm |
全幅 | 1,790mm | 1,800mm |
全高 | 1,460mm | 1,435mm |
ホイールベース | 2,640mm | 2,700mm |
車両重量 | 1,310~1,400kg | 1,320~1,360kg |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
シビックハッチバックのボディは、全長以外がカローラスポーツとほぼ同じサイズです。
エンジン(ガソリン)・トランスミッション・燃費
カローラスポーツ | シビックハッチバック | |
エンジン | 1.2L 直4直噴ターボ | 1.5L 直4直噴ターボ |
最高出力 | 85kW[116PS] | 134kW[182PS] |
最大トルク | 185N・m[18.9kgf・m] | 6速MT:240N・m[24.5kgf・m] CVT:220N・m[22.4kgf・m] |
トランスミッション | CVT | 6速MT/CVT |
駆動方式 | FF/4WD | FF |
JC08モード燃費 | 17.2~19.6km/L | 17.4~18.0km/L |
シビックハッチバックのエンジンは1.5Lですので、出力・トルクともにカローラハッチバックのエンジンを上回っています。
マツダ アクセラスポーツ
アクセラスポーツ フロント
アクセラスポーツ リア
アクセラスポーツ 内装
マツダ・アクセラセダンの5ドアハッチバックモデル「アクセラスポーツ」。現行の3代目モデルは、マツダの新世代技術「スカイアクティブテクノロジー」を全面採用して開発されており、「人馬一体」の走りを魅力としています。
アクセラのエンジンラインナップは1.5Lガソリンと1.5Lクリーンディーゼルとなりますが、今回はガソリンモデルをカローラスポーツのライバルとして比較します。
アクセラスポーツのトランスミッションは6速ATの他、よりダイレクトな走りを楽しめる6速MTも選択可能です。足回りの装備では、4輪にかかる加速度を統合的にコントロールすることで、スムーズな挙動制御を行う「G-ベクタリング コントロール(GVC)」を搭載。
対するカローラスポーツの一部モデルは、ショックアブソーバーの減衰力を4輪独立に制御することで挙動制御を行う「AVS」により、アクセラスポーツとはまた違った乗り味に仕上がっています。
アクセラスポーツの安全装備としては、先進安全技術の「i-アクティブセンス」が全車標準搭載されており、カローラスポーツと同じ「サポカーS<ワイド>」の適合車となっています。
カローラスポーツとアクセラスポーツのどちらを買うか迷っている場合、実際に試乗して、走りの質を確かめてから選ぶことをおすすめします。
カローラスポーツとアクセラスポーツの価格
新車車両価格 | |
カローラスポーツ | 214万~269万円 |
アクセラスポーツ | 183万~331万円 |
アクセラスポーツのガソリン車は、カローラスポーツのガソリン車と同価格帯で販売されます。
カローラスポーツとアクセラスポーツのスペック比較
ボディサイズ・乗車定員
カローラスポーツ | アクセラスポーツ | |
全長 | 4,375mm | 4,470mm |
全幅 | 1,790mm | 1,795mm |
全高 | 1,460mm | 1,470mm |
ホイールベース | 2,640mm | 2,700mm |
車両重量 | 1,310~1,400kg | 1,260~1,520kg |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
アクセラスポーツのボディは、カローラスポーツとほぼ同じサイズです。
エンジン(ガソリン)・トランスミッション・燃費
カローラスポーツ | アクセラスポーツ | |
エンジン | 1.2L 直4直噴ターボ | 1.5L 直4直噴 |
最高出力 | 85kW[116PS] | 82kW[111PS] |
最大トルク | 185N・m[18.9kgf・m] | 144N・m[14.7kgf・m] |
トランスミッション | CVT | 6速MT/6速AT |
駆動方式 | FF/4WD | FF/4WD |
JC08モード燃費 | 17.2~19.6km/L | 17.8~20.4km/L |
アクセラスポーツのガソリンエンジンはカローラスポーツのガソリンエンジンと比較して、出力こそ同等ですがトルクでは引けを取っています。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...