2016年07月21日更新

「世界最強」とうたわれるトヨタのエンジン「2JZ-GTE」とは？搭載車種も紹介！

トヨタの「2JZ-GTE」ってどんなエンジン？

トヨタの2JZ-GTEというエンジンは一部では「最強のエンジン」と呼ばれるほど、根強い人気を誇ります。

2JZ-GTEがそう呼ばれる理由は、ドラッグレース（ゼロヨンレース）用のエンジンとして過酷なチューニングに耐えうる性能を持っていることにあると言われています。

2JZ-GTEに代表されるJZ系のエンジンは、直列6気筒DOHCという構造をもっており、1990年から2007年まで製造されていました。そのJZ系エンジンのなかでも、2JZ-GTEは最高出力を誇るものとして、登場した当初から注目を集めていました。

■2JZ-GTEのスペック
排気量：2,997cc
種別：直列6気筒DOHC（ツインターボ）
出力：206kW(280馬力)/5,600rpm
トルク：451N･m(46.0kg･m)/3,600rpm

純正状態でも十分に強力なパワーを誇りますが、チューニングによって1,000馬力を超えるほどのハイパワーを発揮します。なかには2,000馬力を超えるようなチューニングが施される場合も。

トヨタ・アリストは1991年から2004年まで発売されていました。初代と2代目が出ていますが、どちらにも2JZ-GTEエンジンが搭載されたモデルがラインアップされています。

アリストは高級セダンとしての位置づけで、次期型からはレクサスGSとして販売されています。

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トヨタのスープラは、日本では1986年から2002年まで製造されていました。1993年にフルモデルチェンジしたA80型に2JZ-GTEエンジンを搭載したモデルがラインアップされています。

2002年に排ガス規制などの影響により姿を消す事になりましたが、2JZ-GTEエンジンとともに海外では今でも高い人気があります。

2018年に復活されると言われている新型スープラは、エンジンが得意なBMWとの共同開発にもかかわらず、エンジンはトヨタが製造するという情報があり、2JZ-GTEのような新しい名機エンジンも期待できます。

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執筆者プロフィール: MOBY編集部; 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...; 記事一覧はこちら >

監修者プロフィール: 鈴木ケンイチ; 1966年9月15日生まれ。茨城県出身。国学院大学卒。大学卒業後に一般誌／女性誌／PR誌／書籍を制作する編集プロダクションに勤務。28歳で独立。徐々に自動車関連のフィールドへ。2003年にJAF公式戦ワンメイクレー...; 記事一覧はこちら >

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