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キャンピングカーをDIYするのにいくらかかった?日産キャラバン車中泊仕様の製作費を公開

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


キャンピングカーをDIYしてみたいと思っても、多くの人が気になるのが「結局いくらかかるの?」という費用ではないでしょうか。

市販のキャンピングカーは魅力的ですが、新車・中古車を問わず高額になることも珍しくありません。
そのため、「DIYなら、もっと安く作れるのでは?」と考える方も多いでしょう。

筆者は日産キャラバンをベースに、約1年かけて車中泊仕様のキャンピングカーをDIYしました。
前回の記事では、製作の流れやDIY工程を紹介しましたが、今回は実際にかかった費用を公開します。

車両代を含めた総額はもちろん、内装や電装、ルーフトップクーラーなど各設備にかかった費用、さらにコストを抑えるために工夫したポイントまで、実体験をもとに紹介します。

これからキャラバンやハイエースで車中泊仕様をDIYしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

DIYで車中泊仕様にするまでの総費用は?

今回DIYしたキャラバンは、普段使いもできる車中泊仕様をコンセプトに製作しました。

ベッドスペースや収納家具だけでなく、大容量の電装システムやルーフトップクーラーも搭載。
長期間の車中泊やバンライフにも対応できる仕様です。

今回製作したキャラバンは、車両代込みの総額が265万円、そのうちDIY費用は約65万円でした。

車両本体の価格によって総額は大きく変わりますが、DIY費用だけでも「どのくらい予算が必要なのか」を知る目安になると思います。
※なお、筆者は親戚や知人から工具や一部の木材・材料を借りたり譲ってもらったりしながら製作しています。そのため、すべての工具や材料を一から購入する場合は、紹介している金額より高くなる可能性があります。

製作工程についてはこちら▷【DIY製作記】キャンピングカーは買わない!日産キャラバンを自分で車中泊仕様に!

費用の内訳

このキャンピングカーは、内装・家具、電装システム、外装まで、すべて自分でDIYしました。
ここでは、それぞれの費用を紹介します。

内装・家具

内装は木材を使って天井・壁・床・家具・ベッドを製作し、断熱・防音施工も行いました。

使用した材料は以下のとおりです。

【ホームセンター(コーナン)】
・ヒノキ材100×1980×10(5枚で1束):15束(単価2,178円/小計32,670円)
・12ミリ合板:3枚(単価2,980円/小計8,940円)
・9ミリ合板:6枚(単価1,628円/小計9,768円)
・断熱材(スタイロフォーム):3枚(単価2,250円/小計6,750円)
参考商品▽
川島材木店 【桧 2’x4’】3.8cmx8.7cmx55cm 2本セット ツーバイフォー ツーバイ材

【ジモティー】
・角材(下地材):約20本(小計1,000円)

【ワコードプロ】
・難燃レザー生地125cm×1m:6m(単価2,610円/小計16,998円)送料込み

【いただき物】
・床材:約20本
・断熱材(アクリアウール):2本

【Amazon】
・断熱、防音材(デッドニング):1枚(小計8,590円)
断熱シート 車 デッドニングシート 防音 断熱 難燃性試験済み 厚さ5mm (1m×10m 厚さ5mm)

・その他:数個(小計約10,000円)

内装・家具合計:94,716円

木材はホームセンターで購入したものを中心に使用し、一部はジモティーで入手したものや、祖父・義父からもらった材料も活用しました。

また、下地材など見えない部分は中古品や廃材も積極的に取り入れ、コストを抑えています。

電装系

今回のDIYで、最も費用がかかったのが電装システムです。
長期間の車中泊や夏場でも快適に過ごせるよう、大容量のサブバッテリーを中心に、インバーターや走行充電器などを導入しました。

使用した主な製品と費用は以下のとおりです。

【Li Time】
・サブバッテリー Li Time 12V 300Ah:2個(単価81,365円/小計162,730円)

・正弦波インバーター Li Time12v 3000W:1個(小計43,221円)

・バッテリー充電器 Li Time 12V40A:1個(小計30,800円)

【Amazon】
・走行充電器 Renogy 12V 50A:1個(小計27,883円)

・バッテリーモニター Renogy:1個(小計7,776円)
Renogy バッテリーモニター 電圧計&電流計 ブラック

・ケーブル類:数個(小計約35,000円)
参考商品▽
愛知電線 VVF ケーブル2芯 1.6mm 10m 灰色 VVF2×1.6M10

参考商品▽
KIV 38sq 赤・黒セット 各色1m 絶縁キャップ付き 切り売り 600V 国内メーカー品 ケーブル 電気機器用ビニル絶縁電線

・ブレーカー、ヒューズ:数個(小計約10,000円)

参考商品▽
パナソニック(Panasonic) 安全ブレーカHB型 30AF 2P1E 20A BS1112

参考商品▽
Heschen 車 60A ANLヒューズ付きANLヒューズホルダー 自動車 バイク オーディオサブウーファー 用品 金色 1個入り

・その他:数個(小計約10,000円)

電装系合計:327,410円

サブバッテリーやインバーター、走行充電器などは、長く使えることを重視し、性能や安全性、メーカーの信頼性を考慮して選びました。

電装系は キャンピングカーの快適性だけでなく、安全性にも直結する重要な設備です。
そのため、価格だけで判断せず、安心して使い続けられる製品を選んで良かったと感じています。

外装・その他

外装では、ルーフトップクーラーや換気扇、LED照明、家電など、車中泊を快適にする設備を取り付けました。

【Amazon・楽天ショップ・YAHOOショッピング】
・ルーフトップエアコン:1個(小計68,038円)
参考商品▽
Deerou ユニバーサル車載エアコン 超薄型 冷暖房対応 電動インバーター搭載 屋上設置可能 冷却専用モード (12V,ホワイト)

・ダウンライト:1個(小計3,180円)
モデルノ ラ テール ダウンライト LED 12V 埋め込み型 100φ 4個セット

・ウォータータンク25L:2個(単価3,799円/小計7,598円)
BDHD ウォータータンク 25L 大容量 蛇口付き水キャリア 家庭用水用

・マックスファン:1個(小計47,790円)
参考商品▽
MAXX FAN デラックス スモーク 手動(6200K)車両用換気・キャンピングカー

・12V 水中ポンプ:1個(小計3,498円)
ビルジポンプ 12V 小型 水中ポンプ TOOL-02

【TEMU】
・テープライト:1個(小計800円)
・蛇口:1個(小計2,342円)

【ジモティー】
・シンク:1個(小計2,000円)

【メルカリ】
・オーブンレンジ:1個(小計7,500円)

【良品会館】
・冷蔵庫:1個(小計6,400円)

【タカラ塗料公式サイト】
・タカラ塗料(塗装):1個(小計13,280円)

【その他】
・工具、ガソリンなど:小計約65,000円

外装・その他 合計:227,426円

特に費用が大きかったのは、ルーフトップクーラーです。
高額な設備ではありますが、真夏でも車内を快適に保てるため、導入して良かったと感じています。

また、マックスファンは、火器類を設置するキャンピングカーの構造要件として必要な換気設備でもあります。
キャラバンは開閉できる窓が少ないため、調理時の換気はもちろん、車中泊でも非常に役立っています。

費用を抑えられたポイント

DIYでも、すべてを新品でそろえると費用は想像以上に高くなります。
そこで、筆者が実際に取り入れたコストを抑える工夫を3つ紹介します。

中古品を積極的に活用する

状態の良い中古品を選べば、新品よりも大幅に費用を抑えられる場合があります。

実際にシンクや家電などは中古品を活用し、コストダウンにつなげました。

できる限り自分で施工する

家具製作や断熱施工、電装配線などを業者へ依頼すると、工賃だけでもかなりの金額になります。

製作には約1年かかりましたが、できる限り自分で施工したことで、費用を大きく抑えることができました。

格安ネット通販を活用する

Amazonや楽天市場だけではなく、TEMUも活用しました。
ただし、TEMUは価格が非常に安い一方で、品質には当たり外れがあります。

写真と実物で素材や質感が異なったり、作りが粗かったりする商品もありました。

その反面、「この価格で買えるの?」と思うほどコストパフォーマンスの高い商品に出会えることもあります。
筆者自身は、「当たりならラッキー」ぐらいの気持ちで購入していました。

実際に作って感じたこと

約1年かけてDIYを進めましたが、完成した今では「挑戦して良かった」と心から感じています。

特にお金をかけて良かったと思うのは、電装システムです。

大容量サブバッテリーや、それに合わせたインバーター、充電器は高価な買い物でしたが、そのおかげで、冷蔵庫やオーブンレンジ、エアコンなどの電化を車内で快適に使えるようになりました。
また、マックスファンやルーフトップエアコンも数万円する設備でしたが、バンライフでは欠かせない存在になっています。

一方で、木材はもう少し費用を抑えられたと感じています。

DIYを始めた当初は、ベッドの骨組みなど見えなくなる下地材までホームセンターで新しい木材を購入していました。
しかし、製作を進めるうちに「下地は隠れる部分なので、そこまでお金をかけなくても良いのでは」と考えるようになりました。

そこで調べてみると、ジモティーで廃材を安く譲ってもらえる場所を見つけることができ、DIY後半は下地材の多くをそこで調達しました。

まとめ

キャンピングカーのDIYは、想像以上に時間がかかります。
実際、筆者も完成まで約1年間かかり、休日のほとんどを製作に費やしました。

それでも、試行錯誤を重ねて完成した一台には、市販車にはない特別な愛着があります。
自分の使い方に合わせて一から作り上げた、まさに、世界に一台だけのキャンピングカーになりました。

もし「キャンピングカーを作りたいけど、時間や費用が不安」と感じている方は、まずは、「どんな旅がしたいのか」「どんな車を作りたいのか」を考えてみることをおすすめします。

すぐに旅へ出たい方は、キャンピングカーDIYは難しいかもしれません。
しかし、「時間に余裕がある」「節約したいけど理想の車が欲しい」「DIYを始めてみたい」という方は、挑戦する価値はあると思います。

時間も手間もかかりますが、理想のキャンピングカーが完成したときの達成感は格別です。

ぜひ、自分だけの車中泊仕様づくりに挑戦してみてください。

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執筆者プロフィール
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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