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日産 リーフ完全情報!おすすめグレードや人気カラー、スペックなどを解説
日産 リーフとはどんな車?
リーフは、EV車の中でも、BEVというタイプで、バッテリーを充電することでエネルギーを蓄える車両です。海外では、EV車と大きく括らず、FCV(水素燃料車)などと区別するために、BEVというのが一般的です。
先代と比較して、現行型には62kWhと容量の大きなバッテリーを搭載したモデルを用意し、航続距離を100km以上伸ばしました。
モーター駆動ならではのトルクフルな走りは、車格以上で、いかにも電気自動車らしい走りをします。
蓄電池としての利用も考慮されており、万が一のための電源としての期待もかかります。
おすすめグレード
日産 リーフのグレード構成と車両価格
2021年6月時点で販売されているリーフのグレード(特別仕様車を除く)は以下表のとおりです。
グレード名 | バッテリー総電力量 | 車両価格(税込) |
---|---|---|
S | 40kWh | 3,326,400円 |
X/ X Vコレクション | 3,825,800円~ | |
アーバンクロム/G | 4,118,400円~ | |
e+X | 62kWh | 4,417,600円 |
e+アーバンクロム/e+G | 4,710,200円~ |
パワートレイン別グレード構成
リーフ のパワートレイン別のグレード(特別仕様車は除く)は以下表のとおりです。
リーフのグレードは40kWhで5グレード、62kWhで3グレードの8グレードを設定。ラインナップは「S」「X」「X Vセレクション」「G」のリーフに加えて、2019年にはe-パワートレインを採用した最上級モデルリーフe+が登場しています。
リーフとリーフe+の特徴を以下にまとめました。
リーフ | リーフe+ | |
---|---|---|
バッテリー容量 | 40kWh | 62kWh |
充電走行距離 | 322Km | 458km |
走行時にCO2を排出しない完全EVのリーフは、電動パワートレインを生かしたパワフルな加速が特徴的です。また低重心で軽快なハンドリングを実現した軽い走り心地が体感できるでしょう。
通学や通勤など、短距離移動で普段の足に使うなら「X」がおすすめ!
40kWhグレードの中で、トップモデルに位置づけられているのはGモデル。あらゆる先進機能が装備された充実のグレードです。例えば、高速道路同一車線自動運転技術である「プロパイロット」や、3ステップの操作で駐車ができる「プロパイロットパーキング」。
その他には真上から車を見下ろした映像を映し出す「インテリジェントアラウンドビューモニター」。また後方のカメラ映像をルームミラーに映し出す「インテリジェントルームミラー」といった機能満載のグレードです。
そして「X」グレードは「G」グレードの標準装備された先進技術が、メーカーオプションとして設定することができます。そのため、購入価格を抑えることが可能。つまり、自分が必要とする機能だけ選択することができるので、おすすめです。
EVでドライブを楽しみたいという人には「e+G」がおすすめ!
リーフとリーフe+の大きな違いは、バッテリー容量です。これによって手に入れたのは一充電の走行距離が4割ほど増えたこと。ちょっとした日帰りのドライブなら途中で充電する必要はなくなりそうです。
リーフと同様のモーターを使用していても、バッテリーの容量が大きくなったことでインバーターに供給できる電流が増えています。そのためレスポンスの良い加速感を体感できるでしょう。
「e+X」をベースグレードとし、「e+アーバンクロム」はエクステリアにこだわった仕様、そして「e+G」は装備の充実が特徴です。LEDフォグランプをメーカーオプションとしていますが、そのほかはフル装備となっています。
静粛性の高いEVならではの楽しみ方の一つに、音響システムにこだわるという人も。「e+G」には『BOSE』サウンドシステム&7スピーカ―が標準装備されているので、迫力のあるサウンドが楽しめそうです。音楽はドライブを盛り上げる重要なアイテムのひとつ。こだわってみるのも良いかもしれません。
ボディカラーは全14色
ボディカラーに設定されているのはモノトーンカラー6色、ツートンカラー8色からの、合計14色から選択することができます。
リセールバリューを考える場合には、「スーパーブラック」、「ブリリアントホワイトパール」がおすすめです。
カラー名称一覧
カラー名称 | カラーコード |
---|---|
バーガンディー× スーパーブラック | XDQ |
暁-アカツキ-サンライズカッパー× スーパーブラック | XJV |
ガーネットレッド× スーパーブラック | XBT |
ステルスグレー× スーパーブラック | XEX |
ブリリアントホワイトパール× オーロラフレアブルーパール | XBK |
スーパーブラック× ダークメタルグレー | XAE |
ブリリアントホワイトパール× スーパーブラック | XBJ |
ビビッドブルー× スーパーブラック | XEH |
スーパーブラック | KH3 |
ブリリアントホワイトパール | QAB |
ダークメタルグレー | KAD |
ブリリアントシルバー | K23 |
ガーネットレッド | NBF |
オーロラフレアブルーパール | RAY |
日産 リーフのスペック
ボディサイズ
全長 | 4480mm |
---|---|
全幅 | 1790mm |
全高 | 1540~1565mm |
ホイールベース | 2700mm |
車両重量 | 1490~1680kg |
乗車定員 | 5人 |
バッテリーサイズや容量が増えているにもかかわらず、先代と変わらない室内空間がそこにあります。5人乗りの乗用車として使用するには、少しコンパクトだという声も聞かれますが、4人家族での使用には十分の広さといえるでしょう。
コンパクトカーなので、居住空間よりも通勤などで使用する人も多いようです。ラゲッジスペースにはスーツケース2個分、キャディバッグなら2個そのほか畳んだベビーカーも収納可能。
毎日の買い物や、ちょっとした家具などを運ぶなど、日常使いには持ってこいの一台といえそうです。435Lのラゲッジスペースは、凹凸を抑えスクエアな空間を実現しています。しかしユーザーからはもう少し大きなラゲッジスペースだと良いという声も聞かれました。
パワートレイン
モーター最高出力 | 110kW[150PS]/3283~9795rpm | 160kW[218PS]/4600~5800rpm |
---|---|---|
モーター最大トルク | 320N·m[32.67kgf・m]/0~3283rpm | 340N·m[34.7kgf・m]//500~4000rpm |
トランスミッション | – | – |
駆動方式 | FF | FF |
使用燃料 | – | – |
フロア下に収納されたバッテリーのおかげで重心が10mm低くなっています。またサスペンションを見直し、回転挙動であるロールや前後に傾くピッチも抑えられました。アクセルペダルのみで減速を制御する「e-Pedal」で、回生ブレーキを発揮しています。
エクステリアの印象通り、スポーティな一面をのぞかせるEVの走行性能は、ガソリン車では体感することができないもの。信号待ちからの加速が力強く、ストレスを感じることのない運転を楽しんでいるという人も多いようです。
燃費は使用状況で大きく異なるものですが、EVならではの恩恵を受けることが十分にできる一台といえるでしょう。
歴代モデル
【初代】リーフ:ZE0型(2010年~2018年)
リーフが発売されたのは、まだBEVが国内で知名度のなかった2010年。
横浜や福岡ではタクシー車両としても運用され、EVの認知に貢献しました。
長距離を走行するタクシーの運転手からの評判は今ひとつだったものの、一般ユーザーの普段使いであれば十分な性能を備えています。
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本日の在庫数 971台 平均価格 164万円 支払総額 10~465万円
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...