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ミニ(MINI)のディーゼル車一覧!燃費や価格&クリーンディーゼルのリアルな評判も紹介
目次
ミニにディーゼル?

これまでガソリン車しかなかったMINIがここ1,2年で一気にディーゼルのラインナップを拡大しましたが、信頼性や性能が気になるという方も多いのではないでしょうか?
しかし、海外では日本に導入される随分前からディーゼルのMINIはつくられており、基本的にはBMWに搭載されているエンジンと同じなので信頼性は申し分ありません。
日本のMINIにディーゼルモデルが初めて導入されたのは、2014年にマイナーチェンジが施された、MINIクロスオーバーでした。
BMWの3シリーズも同じエンジンを積んでおり、好評を得ていましたが、MINIクロスオーバーでは振動・騒音が気になるというという声も少なくなかったです。
また、アイドリングストップを装備していなかったことから、国内メーカーのディーゼルと比較しても、燃費はやや劣っていました。
現行モデルのMINIに搭載されているディーゼルは全て、新世代のエンジンになっていますが、評価はどうなっているのでしょうか?
実際の口コミなどを元にご紹介していきます。
気になるMINI歴史とBMWの関係の詳しい解説はこちら
【自動車の歴史】ミニ(MINI)の歴史、ルーツとミニクーパーなど車種の特徴を知ろう!
ディーゼル車の特徴やその人気人気車種についてはこちら
ディーゼル車とは?メリット・デメリットと外車&国産人気車種ランキングTOP10を紹介
【ミニのディーゼル車】ミニ 3ドア
MINIの最もオーソドックスなモデル。
先代のMINIよりも若干サイズアップしましたが、実用性は高くなっており、使いやすさは向上しています。
【ミニのディーゼル車】クーパーD

クーパーDは1.5Lの3気筒ディーゼルを搭載しています。
3気筒でディーゼルと聞くと振動が気になるところですが、バランスシャフトを搭載しており、気になるほどではないようです。
▶全長:3,835mm
▶全幅:1,725mm
▶全高:1,430mm
▶重量:1,230kg
▶排気量:1,496cc
▶最高出力:116ps/4,000rpm
▶最大トルク:27.5kgfm/1,750rpm
▶JC08モード燃費23.9 km/L
【新車価格】3,000,000円~
【ミニのディーゼル車】クーパーSD

クーパーSDはスポーツグレードになります。
エンジンは2.0L4気筒になるため、全回転域で非常にトルクフルな走りが味わえます。
本家のBMWにも搭載されるエンジンで、車格の小さいMINIであれば、よりスポーティな走りが期待できます。
また、騒音もかなり抑えられており、車内ではほとんど気になることはありませんが、車外ではそれなりにディーゼル特有のにぎやかなサウンドが響き渡ります。
▶全長:3,860mm
▶全幅:1,725mm
▶全高:1,430mm
▶重量:1,290kg
▶排気量:1,995cc
▶最高出力:170ps/4,000rpm
▶最大トルク:36.7kgfm/1,500rpm
▶JC08モード燃費23.8 km/L
【新車価格】3,640,000円~
【ミニのディーゼル車】ミニ 5ドア
MINI 5ドアは全長を伸ばし、後部ドアを設けることでより利便性を向上させたモデルです。
後部座席、荷室ともに広々という訳ではありませんが、日常使いでも扱いやすい仕上がりになっています。
特に、3ドアの持つゴーカートフィールと実用性、どちらも重視したい方にはおすすめです。
【ミニのディーゼル車】クーパーD

3ドアに搭載される1.5Lの3気筒ディーゼルと同じエンジンです。重量が50kgほど重くなっていますが、燃費も加速性能もほぼ変わりません。
▶全長:4,000mm
▶全幅:1,725mm
▶全高:1,445mm
▶重量:1,280kg
▶排気量:1,496cc
▶最高出力:116ps/4,000rpm
▶最大トルク:27.5kgfm/1,750rpm
▶JC08モード燃費23.9 km/L
【新車価格】3,180,000円~
【ミニのディーゼル車】クーパーSD

こちらも、3ドアのクーパーSDに搭載されるエンジンと同じですが、燃費はやや落ちます。MINIクロスオーバー(R60)に搭載されていたものよりもパワフルですが、騒音も極力抑えられています。
足回りはスポーツサスペンションが標準装備なので、クーパーDに比べると、乗り心地は硬めです。
▶全長:4,015mm
▶全幅:1,725mm
▶全高:1,445mm
▶重量:1,330kg
▶排気量:1,995cc
▶最高出力:170ps/4,000rpm
▶最大トルク:36.7kgfm/1,500rpm
▶JC08モード燃費:18.3 km/L
【新車価格】3,820,000円~
ミニの5ドアのおすすめ比較記事はこちら!
【ミニ 5ドアおすすめグレード比較】MINI ONEとクーパーSの違いは?
【ミニのディーゼル車】ミニクラブマン
MINIクラブマンはBMWのX1やアクティブツアラーと同じプラットフォームを採用しており、これまでのMINIと比べるとサイズは一回りも二回りも大きくなっています。しかし、トランクは広く、後部座席にも余裕があるので、ファミリーユースにもおすすめできるモデルです。
また、従来のモデルに比べると、ラグジュアリー要素も加えられています。テールゲートのスプリットドアはクラブマンの最大の特徴となっています。
【ミニのディーゼル車】クーパーD

クラブマンは車格が大きくなるのに伴い、クーパーDでも2.0Lのターボディーゼルを搭載しています。
しかし、クーパーSDとはセッティングを変えており、いくらかマイルドなエンジンになっています。
標準のMINIが6速ATなのに対してクラブマンはBMWでも採用されている8速ATが奢られています。
その恩恵も合ってか、燃費は、3ドア並みの低燃費を実現しています。
▶全長:4,270mm
▶全幅:1,800mm
▶全高:1,470mm
▶重量:1,490kg
▶排気量:1,995cc
▶最高出力:150ps/4,000rpm
▶最大トルク:33.7kgfm/1,750rpm
▶JC08モード燃費:22.0km/L
【新車価格】3,640,000円~
【ミニのディーゼル車】クーパーSD
クラブマンのクーパーSDに搭載されるエンジンは、2.0Lのターボディーゼルですがシリーズ史上最もパワフルなセッティングになっています。
それでいて、燃費はクーパーDよりも良くなっており、車体価格はやや高めですが、非常にバランスの良い一台になっています。
▶全長:4,270mm
▶全幅:1,800mm
▶全高:1,470mm
▶重量:1,490kg
▶排気量:1,995cc
▶最高出力:190ps/4,000rpm
▶最大トルク:40.8kgfm/1,750rpm
▶JC08モード燃費:22.7km/L
【新車価格】4,040,000円~
MINIのクラブマンを購入する前に読みたいおすすめ記事はこちら
【ミニクラブマンの重要事項5選】維持費や価格から試乗の評価などを解説!
【ミニのディーゼル車】新型MINIクロスオーバー(2017年発売予定)
日本に導入される新型MINIクロスオーバーはディーゼルモデル2車種と、ハイブリッドモデルの3グレードが決定しており、ガソリンモデルの販売は未定となっています。
クロスオーバーはクラブマンとプラットフォームを共有しており、MINI史上最大の大きさになります。
ディーゼルに関してはFFモデルと4WDモデルの両方がラインナップ。ALL4表記のあるモデルは4WDモデルとなります。
【ミニのディーゼル車】クーパーD(ALL4)

クラブマンと同じエンジンを搭載しており、車重はやや重くなるものと思われます。しかし、加速性能は0-100km/h加速は8.8秒なので、必要にして十分なパワーを持っていることが分かります。
全長:4,299mm
全幅:1,822mm
全高:1,595mm
重量:-kg
排気量:1,995cc
最高出力:150ps/4,000rpm
最大トルク:33.7kgfm/1,750rpm
JC08モード燃費:-km/L
【新車価格】3,620,000円〜
【ミニのディーゼル車】クーパーSD(ALL4)
こちらもクラブマンと同じパワーユニットを搭載予定。クロスオーバーであってもMINIらしいきびきびした走りを求めるならクーパーSDがおすすめと言えそうです。0-100km/h加速は7.7秒とガソリン車に引けを取らない動力性能を持つモデルとなっています。
全長:4299mm
全幅:1822mm
全高:1595mm
重量:-kg
排気量:1,995cc
最高出力:190ps/4000rpm
最大トルク:40.8kgfm/1750rpm
JC08モード燃費:-km/L
【新車価格】3,870,000円~
ディーゼルでもミニらしさは健在!

MINIのディーゼルモデルを口コミをもとにご紹介してきましたがいかがでしたか?
ディーゼル特有の音や挙動は確かにありますが、MINIのもつ楽しいドライブフィールは全く失われていません。
国内メーカーのディーゼル車に比べると確かに静粛性は低いという声はありますが、これは技術の問題というよりはアプローチの問題です。
日本車のガソリンエンジンは常用域ではとても静かに作られていますから、抵抗なくディーゼルに乗り換えてもらうためにはやはり、エンジンは極力静かな方が良いのでしょう。
反対に、適度に聞こえてくるエンジン音がMINIらしさを引き立てているようにも思います。
また、ディーゼルユニットはガソリン車に比べてどうしても重くなってしまいますが、オリジナルにはない安定感も生まれています。
もちろん、燃料となるハイオクガソリンと軽油の差額もかなりのもので、減税・免税を考慮すると、非常に経済的です。
唯一デメリットを挙げるとすれば、MT車が日本に導入されていないことくらいでしょうか。
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