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高級SUV人気ランキング!国産や外車・安くて高級感のあるSUVはある?
高級SUVを買うメリット・デメリット
“いつかはクラウン”なんて言葉を聞かなくなって久しい今日この頃。今や高級車の代名詞といえばSUVが主力となっています。
もはや高級車はセダンよりもSUVが選ばれる時代となっていて、レクサス、ポルシェ、ランボルギーニなど、名だたる高級メーカーがこぞってSUVをリリ―スしている状態に。
もちろん国産メーカーも負けじと高級SUVを発売しています。
そんな高級SUV。果たして購入するとどんなメリット、またはデメリットがあるのでしょうか。
高級SUVのメリット・デメリットを深堀りしていきます。
高級SUVを購入するメリット
高級SUVを購入するメリットは主に次の3つ。
- 所有欲を満たしてくれる
- 充実のサポートを受けられる
- 車のスペックが非常に高い
順番に見ていきましょう。
所有欲を満たしてくれる
高級SUVに限った話ではありませんが、高級車はオーナーの所有欲を満たしてくれる最も身近なツールです。
もちろん高級車に乗って他の車にマウントを取るようなことを推奨するわけではありませんが、大柄な高級車SUVに乗って自己満足にふけるのも悪くないでしょう。
本来車とはある一定のスペックを超えてしまうと、どれだけ“オーナーのエゴを叶えてくれるのか”が重要になってきます。ましてや車好きにとってはその欲が尽きることはないでしょう。
特に高級SUVはシートの縫い糸の色からステアリングのデザインに至るまで細かくオーダーメイドすることが可能です。カスタム好きのオーナーにはたまらない贅沢ですよね。
圧倒的な所有欲を満たしたい人には高級SUVはうってつけですね。
充実のサポートを受けられる
こちらも高級SUVに限った話ではありませんが、高級車を販売しているメーカーのカスタマーサポートは超一級品です。
もちろんそれは高級SUVであっても同じようにサービスが受けられます。路上での故障、万が一の事故、点検整備に至るまですべて販売店が面倒を見てくれます。
場合によっては対処できない事態もありますが、緊急事態の強い味方がついている高級SUVは安心感が抜群です。
車のスペックが非常に高い
「スペックの高いSUVに乗りたい」そんな希望を叶えてくれるのも高級SUV購入のメリットの一つです。
高級SUVはシャーシやエンジンを専用設計しているものが多く、乗りやすさとパワーを両立。それでいて高い剛性をもつボディが室内の静粛性を保ちます。
一方、大衆SUVの多くが他車のシャーシやエンジンを流用。低コストで製作できる半面、SUVとしての力強さは今一つといった車両も存在します。
せっかくSUVを購入しても、魅力の一つである力強い走りや走破性を感じられなければSUVを選ぶ意味が半減してしまいますよね?
そういった点では高級SUVは例外なく高スペック、ハイパワーな車となっていますので、性能面でがっかりする心配は全くありません。
高級SUVを購入するデメリット
高級SUVの購入はメリットばかりではありません。当然デメリットも存在します。購入を検討するときはメリットとデメリットを見比べて、自分にとってベストな選択をしてくださいね。
高級SUVを購入するデメリットは次の3つ。
- 維持コストが高い
- 整備できる工場が少ない
- 盗難のリスクがある
詳しく見ていきましょう。
維持コストが高い
車両価格が高い高級SUVですが、整備や税金など維持コストも大衆車以上に高額です。例えば、高級SUVのBMX X7 M50i(排気量4394cc)の場合、自動車税だけでも年間7万5500円の自動車税がかかります。
これに加えて車検時に掛かる重量税、車検整備代、保険料、メンテナンス料などを含めれば、燃料代を除いても年間20万円以上の出費です。
これが大人気コンパクトSUVのトヨタ ヤリスクロスの場合、自動車税は年間3万500円しかかかりません。
同じSUVでも維持コストにこれだけの価格差がある高級SUV。維持だけでも相当な労力が必要ですね。
整備できる工場が少ない
高級SUVはメーカー独自の先進技術を採用している車両が多く発売されています。
そのため、一般工場では整備を受け付けていない場合があり、地方などで近所にディーラーがない場合は面倒を見てくれる工場を探す必要があります。
とくに、ランボルギーニやポルシェなどのスーパーSUVに分類される高級車は、直営店以外で整備をしてしまうと保証が効かなくなる恐れもあるので注意が必要です。
ディーラー以外で高級SUVを購入する場合は、一緒に整備をしてくれる工場を探しておくと良いでしょう。
盗難のリスクがある
日本だけではなく世界中で大人気の高級SUV。人気のあまり盗難リスクは普通車よりも高いです。
こちらの画像は一般社団法人 日本損害保険協会が公表している車種別の自動車盗難ランキングです。
トヨタ ランドクルーザー、レクサス LX、レクサスRXと日本の有名高級SUVが盗難ランキング上位に位置していることがわかります。
「もしかしたら車を盗まれるかもしれない」と思ったら長時間の駐車や屋外保管は気が気ではないでしょう。
心配性の方にはなかなか高級SUVはおすすめできないかもしれませんね。
【国産】高級SUV人気ランキングTOP5
ここからは国産の高級SUV車ランキングTOP5をご紹介していきます。
- トヨタ ランドクルーザー
- トヨタ ハリアー
- 日産 アリア
- レクサス LX
- マツダ MX-30
1位:トヨタ ランドクルーザー
国産の人気高級SUVといえばやはりトヨタ ランドクルーザーは外せません。現行モデルは新車注文から1年以上待ちは当たり前。半年で納車できれば奇跡的というほどの人気を誇るこのモデル。
日本国内のみならず、海外からも高い評価を受けています。
残念ながら盗難も多いランドクルーザーはセキュリティ面で気を付けない場面も多々ありますが、それでも国産高級SUVを楽しみたい方にとってはぜひ手に入れたい1台でしょう。
- 最新「ランドクルーザー」中古車情報
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本日の在庫数 537台 平均価格 917万円 支払総額 250~1,960万円
2位:トヨタ ハリアー
こちらもトヨタの大人気高級SUV、トヨタ ハリアー。
“ランドクルーザーではちょっと大きい”“スタイリッシュなSUVが好み”
こういったユーザーに強く支持されるハリアーは、今や高級SUVとして不動の地位を確立しています。
初代が発売されてから25年。進化を続けたハリアーはついにPHEVを導入。先進運転サポートを搭載し、コネクティッドマシンとして登場した現行モデルは、必ずオーナーの所有欲を満たしてくれるはずです。
- 最新「ハリアー」中古車情報
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本日の在庫数 3272台 平均価格 300万円 支払総額 58~591万円
3位:日産 アリア
時代を先取りした高級SUV、日産 アリア。ガソリンエンジンやハイブリッドが主流の高級SUVにおいて、EVパワートレインで対抗するこの車は、次世代の高級SUVとして注目を集めています。
日産独自のe-4ORCEを採用し、2WDと4WDを切り替え、適切なトルク配分を実現することで航続距離を延長。
EVの弱点であるロングドライブを可能にしています。環境に配慮し、高級感を決して損なわないアリアは現在生産が追い付かないほどの人気車種となっています。
4位:レクサス LX
トヨタの高級ブランドレクサスから登場した高級SUV、レクサス LX。基本設計はトヨタ ランドクルーザーと同じですが、室内のラグジュアリー感や高級志向はレクサスの方が上級になります。
残念ながらこちらもランドクルーザー同様、生産が追い付かないことを理由に現在は新規のオーダーを中止しているようです。
新型を手に入れられる日が来るのはまだまだ先になりそうですね。
- 最新「LX」中古車情報
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本日の在庫数 200台 平均価格 1,225万円 支払総額 609~2,228万円
5位:マツダ MX-30
高級SUVもEV化の流れが進んでいます。マツダMX-30もEVパワートレインの高級SUVとして登場し、環境に配慮したクリーンエネルギーマシンとなっています。
高級SUVも環境に配慮する時代が来ていることを象徴した1台ですね。
ちなみにこちら、マツダファンなら知らない人はいない“ロータリーエンジン”を搭載したモデルも発売されています。
ロータリーエンジンを発電機として使い、ロータリーならではの小型・軽量・高回転を活かした発電力は国内PHEVトップのEV走行換算距離を記録しました。
- 最新「MX-30」中古車情報
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本日の在庫数 93台 平均価格 227万円 支払総額 184~281万円
【外車】高級SUV人気ランキングTOP5
ここからは国産の高級SUV車ランキングTOP5をご紹介していきます。
- ベントレー ベンティガ
- メルセデス・ベンツ GLS
- ランドローバー レンジローバー
- BMW X7
- ポルシェ カイエン
1位:ベントレー ベンティガ
ベントレー ベンティガは、高級車メーカーのベントレーが手掛けるプレミアムSUVです。その卓越した性能とクラフトマンシップが詰まった一台として、世界中の富裕層から絶大な支持を受けています。
搭載される「W12エンジン」は、驚異的な加速力を発揮し、高速クルージングも快適にこなします。また、オフロード性能も兼ね備えており、アウトドアでも活躍できます。
ベントレー ベンティガは、パフォーマンス、豪華さ、実用性を兼ね備えた高級SUVとして、多くの富裕層に支持されています。
2位:メルセデス・ベンツ GLS
「GLS」は、メルセデス・ベンツのフラッグシップSUVです。
GLSの特徴は「ボディの大きさ」です。全長5,000mmオーバーの大柄で、車両重量は2,500kgを超える“メガトン級”ボディが光ります。
大柄なボディは動力性能3,000cc直列6気筒ターボ付きディーゼルエンジンが不安を解消。700N・mの強烈なトルクを発揮するディーゼルエンジンで、快適なドライブを楽しめるでしょう。
- 最新「GLS」中古車情報
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本日の在庫数 25台 平均価格 1,042万円 支払総額 358~1,772万円
3位:ランドローバー レンジローバー
ランドローバー「レンジローバー」は、メーカーでも上級・高級志向に位置するSUVです。
2022年に登場した現行モデルは多彩なグレードバリエーションを展開しているのが特徴。「スタンダードホイールベース」(SWB)と200mm車体を延長させた「ロングホイールベース」(LWB)、2つのボディタイプをラインナップしているほか、4人乗り・5人乗り・7人乗りと3つのシートレイアウトパターンを備えています。
おすすめのグレードは、ロングホイールベース・7人乗りの「RANGE ROVER SV」。車両本体価格は3,000万円近くとなり、リッチな気分を味わいたい人に向けたグレードです。
- 最新「レンジローバー」中古車情報
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本日の在庫数 25台 平均価格 323万円 支払総額 180~604万円
4位:BMW X7
BMW X7は、ドイツの高級車メーカーBMWが展開するフラッグシップSUVです。その大胆なデザインと先進のテクノロジーが詰まった一台として、高級SUV市場で話題となっています。
外観は、大型のキドニーグリルや流麗なラインが特徴で、存在感抜群のデザインが目を引きます。内装も高級感あふれる素材を使用し、広々とした室内空間が魅力です。
BMW X7は、デザイン、快適性、性能を兼ね備えた高級SUVとして、多くの人々に支持されています。
- 最新「X7」中古車情報
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本日の在庫数 119台 平均価格 1,002万円 支払総額 590~1,484万円
5位:ポルシェ カイエン
ポルシェ カイエンは、スポーツカーメーカーのポルシェが手掛ける高級SUVです。その卓越した性能と洗練されたデザインが詰まった一台として、世界中のドライバーから絶大な支持を受けています。
外観は、ポルシェのアイコンである流麗なフォルムや大型エアインテークを採用し、他のSUVと差別化をしています。内装には高品質な素材が使用され、スポーティな中に贅沢な空間を演出しています。
また、ポルシェ伝統のスポーツカーのDNAを受け継いだハンドリング性能が特徴で、ドライバーに快適な走行体験を提供します。
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本日の在庫数 294台 平均価格 489万円 支払総額 70~1,870万円
安くて高級感のあるSUVはある?
高価な高級SUVが高級感のある車であることは当たり前です。ですが、実は安価な車でも高級感漂うSUVが存在します。
ここからは安くても高級感のあるSUVをいくつかご紹介していきます。
ホンダ ヴェゼル
ホンダの主力SUVであるホンダ ヴェゼル。新車価格が239万9,100円(“G” FF)と比較的安価でありながら、ブラックを基調としたインテリアはまるで高級車そのもの。
メーカーオプションのカラーバリエーションも豊富で、自分だけの1台を選べる感覚は高級SUVに劣らない満足感を与えてくれるでしょう。
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本日の在庫数 5666台 平均価格 232万円 支払総額 77~405万円
トヨタ ヤリスクロス
2023年日本で一番売れた乗用車、ヤリスのSUVバージョンであるトヨタ ヤリスクロスも安価で高級感ある車です。
新車販売価格は189万6,000円(“X” 1.5L 2WD)。200万円以下でこれだけのクオリティのSUVが出せる車は他にありません。
オプション次第ではレザー調シート、エアロ、ホイールなど細かくカスタムも可能なので選ぶ楽しみも充実しています。
さすが一番売れている乗用車のSUVシリーズ名だけはありますね。
今回は高級SUVと高級感のあるSUVを紹介しました。
もちろん高級なSUVは内装や機能性が高い車もあります。ですが、コスパの高いSUVもあるので、お財布と相談しつつ購入を考えると良いでしょう。
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本日の在庫数 2868台 平均価格 261万円 支払総額 173~390万円
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...