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【2023年】軽ワゴンおすすめ人気10選!人気の理由や価格比較してみた
目次
軽ワゴンが人気の理由
『一般社団法人 全国軽自動車協会連合会』の発表によると、令和5年1月の軽自動車新車販売速報では前年度比24.7%の増加となりました。また5カ月連続のプラスとなっており、軽自動車の人気は高まる一方です。中でも軽ワゴンの人気が高くなっています。
軽ワゴン車は、人と荷物の両方を運ぶことができる軽自動車です。全高が高く、「トールワゴン」や「ハイトールワゴン」と呼ばれている軽ワゴン。その人気の理由はどこにあるのでしょうか。
理由① 日本で乗ること考えて作られてる
海外にはコンパクトカーの「Aセグメント」というものがありますが、軽自動車という基準は、日本にしかありません。そのため、開発には日本のユーザーの声をカタチにした車作りが活かされているといえます。
国土の狭い日本の道路事情、駐車事情なども考えた小回りが利いて、場所を取らないことも理由のひとつです。
理由②車内の広さ・装備の充実・走行性能
軽自動車の規格を最大限に使用したハイトールワゴンは、全高が高いため室内を広く取ることができます。またスライドドアを備えたワゴンが多く、ファミリーユースや車中泊ができる仕様のモデルは、男性からの人気も高いようです。
また設計が新しいものほど安全装備の充実や、工夫された車内はスタイリッシュなものから、可愛いものまでラインナップされています。そのほかには走行性能が格段に良くなっていることも、理由になるでしょう。
理由③ ランニングコストが抑えられる
普通自動車と比較すると、購入費用、ガソリン代、車検費用と全て低額で抑えることが可能です。
また自動車税や保険料では、独自の優遇措置が取られていることも大きいといえるでしょう。その上燃費性能も高い車が多いため、購入しやすいといえるかもしれません。
理由④ 購入の手続が簡単
手続きに関しても、普通自動車の場合には名義人の印鑑証明が必要ですが、軽自動車は名義人の住民票となっています。そのほかに認印、委任状、自動車保管場所証明書が必要です。普通自動車よりは、揃える書類は少なくてすみます。
理由⑤ 中古車市場でも人気がある
現在の軽自動車ブームは、新車だけにとどまらず中古車市場でも高い人気を誇っています。購入価格は格安とはいえませんが、税金などのランニングコストを考えて購入するユーザーが多いようです。新車の人気ぶりが中古車の評価を押し上げているともいえるでしょう。
軽ワゴンの選び方
軽ワゴンは各メーカーから多くラインナップされており、どれを選べばよいのか悩ましいところです。そこで基準となるような選び方をいくつかご紹介していきます。
① ライフスタイル
軽ワゴンに限らず、車を選ぶ際に最も重視しなければならないのは、その車をどう使うのかということ。女性がメインで乗る場合でも、小さな子どもがいるならばスライドドアや、ウォークスルー、荷物の載せやすさなども気になる点です。
また男性がメインで乗る場合でも、ファミリー使用ならば遠出も考えられるため、パワフルなターボが搭載されていると運転も楽になるでしょう。アウトドアの趣味にも使用したいなら、SUVの要素を取り入れた性能も欲しいところです。自分のライフスタイルに合わせると、使い勝手もよい車を手に入れることができるでしょう。
② デザイン
最近の軽ワゴンは、デザイン性の高いモデルが多くなっています。スタイリッシュなカスタムモデルから、SUVのエクステリアを取り入れたもの、丸みのある愛らしいフォルムを採用したお洒落なモデルまでさまざまです。
ここは自分の好みで選択するというのも一つではないでしょうか。
③ 機能性
広々とした室内空間は、普通自動車よりも広く感じることも珍しいことではありません。そんな空間を最大限活かすのは、シートアレンジです。
アウトドア人気も手伝って、車中泊ができる仕様としては、フルフラットにできるのは大きな魅力。専用のボードを追加すれば、上下に分割できるタイプもあるので、使用に合わせた使い勝手の良い性能を重視することも選択のひとつです。
④ 価格や燃費
普通自動車よりも購入価格は安いとはいえ、現在の軽自動車の購入価格は高額になっています。そのため、車両価格やランニングコストを考えた燃費性能を重視するという選び方もあるでしょう。
軽自動車の燃費性能を見ると「JC08モード燃費」で14㎞/L~30.0㎞/Lを超えるモデルまで幅があるので、気を付けたいところです。
⑤ 安全性の充実
軽自動車の安全装備は驚くほど進化を遂げています。軽自動車のメリットでもある小さくて軽い車体は、他の車と衝突した際にダメージが大きくなりやすいといえるでしょう。車体構造はモノコックボディを採用し、衝突の衝撃を吸収する造りになっているとはいえ、軽自動車の幅は1,480mmです。
またボディの厚みも普通自動車と比較すると劣っているため、構造的に強度に差があるといえるでしょう。そこで重視したいのが安全装備の充実度です。衝突安全性能に加えて各メーカーの安全運転支援システムを導入している車種を選ぶことも大切なことでしょう。
発売から3年以内で「衝突被害軽減ブレーキ」が搭載されている車は、任意保険の割引を受けることができます。例えば「ホンダ センシング」、ダイハツ「スマートアシスト」、スズキ「セーフティ サポート」など各メーカーで名称は異なりますが、割引の対象になっているので、覚えておくと良いのではないでしょうか。
おすすめの軽ワゴン10選
おすすめの軽ワゴンは以下の10車です。
- スバル ステラ
- スズキ ワゴンR スマイル
- スズキ スペーシア ベース
- ダイハツ ムーヴ キャンバス
- 日産 ルークス
- スズキ エブリイ ワゴン
- スズキ ハスラー JスタイルⅡ
- 三菱 ekクロス スペース
- ダイハツ タント ファンクロス
- ホンダ N-BOX カスタム
第10位 スバル ステラ
あまり馴染みのないスバルの軽ワゴンですが、初代が誕生したのは2006年のことでした。初代はプレオの後継として自社製モデルでしたが、2011年の2代目からダイハツ ムーヴのOEMを受けています。2014年に3代目となった現行車は、引き続きムーヴの供給を受ける形になりました。
ムーヴとの違いはフロントグリルです。スバルの六連星エンブレムと、グリルの3本のライン、そしてデザイン性が微妙に異なっています。OEMということもあり、ムーヴよりもメーカーオプションが少ないことを除けば、変わりはありません。あまり人と被りたくない車を探しているなら、ステラを選択することも選択肢になるのではないでしょうか。
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本日の在庫数 1030台 平均価格 54万円 支払総額 10~165万円
第9位 スズキ スペーシア ベース
2022年8月に軽商用車のスペーシアベースを発売しています。商用車ならではの積載性と使い勝手の良い荷室空間に乗用車の快適性とデザイン性を融合。運転のしやすさにもこだわっています。標準装備のマルチボードを使えば荷室のアレンジが自由自在。仕事にも遊びにも大活躍しそうです。
2023年1月に行われた『東京オートサロン』では、『ももいろクローバーZ』とコラボレーションしたカスタマイズカーが展示されました。キャンプと車中泊そしてもう一台はカフェをテーマにデコレーションされたお洒落なスペーシアベースが出来上がっています。この様子は『スズキ株式会社【四輪公式チャンネル】』にYouTubeが用意されているので、参考にしてみてください。
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本日の在庫数 620台 平均価格 154万円 支払総額 114~207万円
第8位 ダイハツ ムーヴ キャンバス
2022年7月に6年ぶりのフルモデルチェンジを行ったムーヴキャンバスは、女性を中心に人気の一台となっています。用意された2つのグレードは、異なるデザイン性が採用されました。初代からの可愛さを継承した「ストライプ」に、大人可愛いと上品さをプラスした「セオリー」が用意されています。
手の届く場所に置きたいものが置ける「置きラクボックス」やスライドドアのほか、前席には保温機能付きの「ホッとカップホルダー」といった便利な機能が満載です。女性の視点に立った車づくりがされているので、初めて車を購入する初心者の方にもおすすめといえます。
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本日の在庫数 4716台 平均価格 147万円 支払総額 40~244万円
第7位 三菱 ekクロス スペース
2020年3月に誕生したekクロススペースは、三菱が採用する「ダイナミックシールドデザイン」を採用した迫力あるフロントフェイスが人気のモデルです。SUVテイストの強いアウトドアをイメージして開発されました。そのため趣味性の高い遊び心にあふれた一台となっています。
今年の『東京オートサロン』では、人気のekクロススペースの生産終了を発表すると同時に、5月には後継となる「デリカミニ」を発表。ではなぜおすすめの一台なのかといえば、ekクロススペースをカスタムモデルととらえていたユーザーにとっては、生産終了のアナウンスがあった今、お買い得になることが予測されるといえるでしょう。
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本日の在庫数 337台 平均価格 158万円 支払総額 94~260万円
第6位 スズキ エブリイ ワゴン
1999年に初代が誕生し、商用車をベースにした乗用ワゴンが誕生しました。現行の3代目を迎えたのは2015年ですが、年々仕様の変更が加えられ、7インチのディスプレイやBluetoothの音楽再生、バックアイカメラなど最新の快適装備と安全装備が搭載されています。
商用車としての耐久性に広い室内と荷室、加えて室内高や室内長に余裕があることから、アウトドアにも使える一台です。販売会社装着アクセサリーが充実しているのでベッドクッションを装備すれば2段ベッドも作ることが可能です。アイデア次第で使い方は広がります。キャンプや釣り、ロードバイクなどさまざまな趣味に対応する数少ない一台といえるでしょう。
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本日の在庫数 2173台 平均価格 126万円 支払総額 17~423万円
第5位 日産 ルークス
デイズルークスからルークスに進化したのは2020年3月のことです。フロントグリルには日産共通のアイコンとなる「Vモーショングリル」を採用し、シャープな印象を与えています。日産の軽自動車には、ハイトワゴンのデイズとスーパーハイトワゴンのルークスの両方がラインナップされ、充実装備が大きな特徴といえるでしょう。
グレードにもよりますが、「ハイウェイスターX」以上のプロパイロットエディションが搭載されています。また日産の運転支援技術のプロパイロットはエントリーグレードのS以上に標準装備されるなど、軽自動車とは思えない装備といえるでしょう。デイズよりも全高が高い分、広い室内と使い勝手の良さも十分です。
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本日の在庫数 5300台 平均価格 142万円 支払総額 12~268万円
第4位 スズキ ハスラー JスタイルⅡ
ハスラーといえば軽にSUVを取り入れた新しいジャンルを切り開きました。スズキならではのオフロード性能を取り入れて、多少の起伏であれば難なく走行できる優れた走破性とSUVらしいタフなエクステリアが人気です。また丸目のヘッドライトが可愛さも感じさせるため女性からも支持を集めています。
JスタイルⅡが登場したのは、2022年5月のハスラー仕様変更の際でした。専用メッキのフロントグリルはアルファベットエンブレムが採用され、ルーフレ―ルが搭載されるなど、アウトドアでの使用を視野に入れたデザイン性が光ります。ヴィヴィットカラーが中心のハスラーと比較すると、派手過ぎないボディカラーも特徴です。
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本日の在庫数 8554台 平均価格 134万円 支払総額 24~299万円
第3位 スズキ ワゴンR スマイル
2021年に誕生したワゴンR スマイルは、ワゴンRの使い勝手の良さはそのままに、後席には乗り降りのしやすいスペーシアと同じ開口幅のスライドドアを採用しました。また何といってもワゴンRスマイルの最大の特徴は、絶妙な車高です。高い人気を誇るスーパーハイトワゴンは、全高1,780mmが一般的な中、ワゴンRスマイルは1,695mm。
駐車場に入らないことや、横風を受けやすいというスーパーハイトワゴンの問題点を意識して作られているようです。また高価格化している軽自動車の中では、お手頃な価格帯であることもおすすめしたい要素のひとつ。安全面でも「スズキ セーフティ サポート」を標準装備していることも安心です。
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本日の在庫数 1569台 平均価格 159万円 支払総額 80~220万円
第2位 ホンダ N-BOX カスタム
2011年に初代が誕生して以来、常に軽自動車のトップにランクインする人気車種です。他車を大きく引き離す要因には、軽自動車とは思えない走行性能を可能にしているのは、今ではホンダの全エンジンで採用されている「i-VTEC」です。これはかつてのホンダスポーツエンジンの最高峰「VTEC」の新世代バージョン。これがN-BOXの心臓部を支えています。
N-BOX カスタムは、スタイリッシュなデザイン性はカスタムパーツの使用でN-BOXとは異なった雰囲気を楽しめます。見た目のデザイン性にこだわるなら、ぜひおすすめしたい一台です。
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本日の在庫数 12452台 平均価格 147万円 支払総額 22~389万円
第1位 ダイハツ タント ファンクロス
2022年10月のマイナーチェンジで追加されたSUVモデルが、タント ファンクロスです。これまでのファミリーユースを対象にしてきたタントですが、タントの使い勝手を活かしながら、より個性的でアクティブなデザインを好むユーザーから支持を集めています。
ダイハツがアウトドアファッション誌『GO OUT』と提案する外遊びには、アウトドアでサウナを楽しむ際に、ミラクルオープンドアがくつろぎの空間を演出したり、女子会ではデッキボードがテーブル替わりになったり、撥水加工シートが汚れを落としやすいなど新しい外遊びを紹介しているので、参考にしてみてください。
おすすめの軽ワゴンの価格比較表
2023年2月現在の価格を、低額な車種からご紹介します。
車名 | 価格 | |
10 | スバル ステラ | 1,201,200円~ |
9 | スズキ ワゴンR スマイル | 1,296,900円~ |
8 | スズキ スペーシア ベース | 1,394,800円~ |
7 | ダイハツ ムーヴ キャンバス | 1,463,000円~ |
7 | 日産 ルークス | 1,463,000円~ |
5 | スズキ エブリイ ワゴン | 1,569,700円~ |
4 | スズキ ハスラー JスタイルⅡ | 1,621,400円~ |
3 | 三菱 ekクロス スペース | 1,655,500円~ |
2 | ダイハツ タント ファンクロス | 1,688,500円~ |
1 | ホンダ N-BOX カスタム | 1,789,700円~ |
軽ワゴンは新車と中古車どっちで購入すべき?
新車のメリット・デメリット
新車で購入するメリットとしては好きなボディカラーやオプションなどが選択できることが挙げられます。もちろん新車なので、長い期間乗ることができ、減税対象になる場合もメリットです。デメリットは、購入価格の高さが挙げられます。
中古車のメリット・デメリット
中古車のメリットは比較的安価で購入でき、納車までの期間が短いことです。現車を見て購入するため、新車のように工場からの出荷を待つ期間はありません。手続きがスムーズに進めば、1週間ほどで納車されることもあるでしょう。
デメリットは、中古車なので多少のキズやヘコミがあることも少なくありません。また新車と比較すると故障のリスクも大きくなります。好きなカラーを選べるとは限らないこともデメリットです。
現在の動向を見ると軽自動車は新車、中古車共に需要が高いといえるでしょう。そのため、中古車市場では値下がり幅が少なく割高です。例えば新車で購入して5年乗って売却する場合でも半値が付くことも稀ではありません。
5年落ちの軽自動車を購入してそこから5年乗れば、売却時には0円に近くなることも考えられるでしょう。新車の購入が可能であれば新車で購入することをおすすめします。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...