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もう乗れない?ターボやEVでは味わえない贅沢さ…国産大排気量NAエンジン車たち【推し車】

ガソリンが安いアメリカで、アメリカンマッスルカーやフルサイズのSUV、ピックアップトラックなどを転がすならいざ知らず、安くもない日本で大きくもない車を動かすのに、そうそう大排気量エンジンなど必要ではありません。

かえってハイブリッドカーや、軽自動車用など元祖ダウンサイジングターボ的な小排気量ターボ車の開発が進んだほどですが、それでも探せば国産でも大排気量のNA(自然吸気)エンジン車はあるものです。

そんな中から、代表的、あるいは特異な国産大排気量NAエンジン車を3台、厳選してご紹介します。

2代目トヨタ センチュリー(V型12気筒4,996cc・1997年)

2代目トヨタ センチュリー

トヨタ最高級セダンの2代目に搭載した1GZ-FE(4,996cc)は、SUVを除く市販乗用車用唯一の国産V12エンジン搭載車。レクサス IS Fなどの2UR-GSE(V8・4,968cc)をしのぎ、市販車以外でもかつての皇室御料車、日産 プリンスロイヤルのW64(V8・6,373cc)に次ぐ排気量でした。

2代目センチュリー以外では、プリンスロイヤル後継の御料車センチュリーロイヤルのみ搭載という特別なエンジンで、センチュリーがモデルチェンジした2018年で廃止されたのが惜しまれます。

馬力自主規制時代で最高出力280馬力でしたがトルクは分厚く、スポーツ用へ改造したセンチュリーは大迫力のドリフト走行も可能でした。

最新「センチュリー」中古車情報
本日の在庫数 85台
平均価格 631万円
支払総額 79~2,405万円

初代三菱 ディグニティ(V型8気筒4,498cc・2000年)

初代三菱 ディグニティ

1960年代の初代デボネア以来、細々ながらも高級セダンを作り続けてきた三菱。おそらく最後の自社開発になるであろう大排気量大型高級セダンが、初代プラウディアと、ロングボディ版の初代ディグニティです。

4,498ccのV8GDIエンジンを搭載、前輪を駆動する日本車では異例の大排気量FFセダンでした。現在は将来的なEV化に向けPHEVやハイブリッド、ダウンサイジングターボ化が進んでいるのを考えれば、この先も同種の車は生まれないと思われます。

ディグニティの方は皇嗣殿下となられている秋篠宮家の公用車として現在でも使われている事で知られ、1年少々の販売期間にわずか59台作られたのみという希少車です。

最新「ディグニティ」中古車情報
本日の在庫数 2台
平均価格 169万円
支払総額 115~223万円

レクサス LFA(V型10気筒4,805cc・2010年)

レクサス LFA

大排気量NAエンジンは高級セダンや大型SUVばかりの専売特許ではなく、国産車でも大排気量NAスポーツカーが存在します。

それがレクサス唯一のスーパーカー、LFAに搭載された1LR-GUEエンジン。国産乗用車用唯一のV10エンジンは4,805cc、8,700回転でリッターあたり100馬力超の最高出力560馬力を発揮する、いかにもスポーツカーらしい超高回転高出力型でした。

過去のスポーツ系トヨタエンジンの多くがそうだったようにヤマハが技術の粋を凝らし、既にスーパーカーや高級セダンもダウンサイジングターボが主流となる中、おそらくはレクサス、トヨタともに最後となるであろう大排気量NAスポーツを実現させました。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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