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評価No.1のコーティング剤「ゼロフィニッシュ」を使用レビュー!バリアスコートとの比較も

シュアラスターのゼロフィニッシュとは

シュアラスター ゼロフィニッシュ 製品

ゼロフィニッシュは、 洗車溶剤で有名なメーカー「シュアラスター」が販売する撥水性のコーティング剤です。

2019年に自動車SNS「みんカラ」が実施したパーツオブザイヤーでは、コート剤(エアゾール)部門で堂々の1位に輝いており、ユーザーから高い評価を獲得していることが伺えます。

評価の内容はコーティング剤らしく、①近代的なマルチユース、②仕上がり満足度、③汚れの付き難さ、という項目における評価が高かったとあります。

ちなみにシュアラスターは撥水性のゼロフィニッシュのほか、親水性のコーティング剤「ゼロウォーター」も販売しています。ゼロウォーターに関してはこちらの記事で解説しています。

実際に使用したコーティング剤7種類の比較ランキングはこちら

ゼロフィニッシュの特徴

ゼロフィニッシュの注釈

ゼロフィニッシュの特徴として、製品に用いられている2つのメーカー独自成分が挙げられます。2つの成分を簡単に説明します。

3ステップで汚れを溶かすHGSクリーナー

ゼロフィニッシュには、「HGSクリーナー」という洗浄成分が配合されています。メーカーサイトによると、汚れに浸透することで、内部から汚れを軟化させ、最終的には溶解するという効果があるようです。

HGSクリーナーは、界面活性剤という食器用や洗濯用洗剤にも使われる成分の一種だと考えられますが、よりクルマの汚れに特化した特徴をもたせたものと考えられます。

ハイブリッドコートでツヤのあるコーティング

続いて「ハイブリッドコート」という技術。「ケイ素」というガラスに近い成分が塗装の凹凸を埋め、特殊高分子化合物というレジンに相当する成分がツヤを生むとしています。

このレイヤーが2層に分かれている状態は、細かい成分こそ異なるものの、KeeperLabの販売するクリスタルキーパーや、ダイヤモンドキーパーなどと同じような状態といえます。

ゼロフィニッシュは水垢対策にも有効

シェアラスター ゼロフィニッシュを使って車のボディやパーツを清潔にすると、その後の水垢汚れを防ぐのにも効果的でしょうか。

結論から述べると、ゼロフィニッシュを使うと水垢だけでなく汚れ全般がつきにくくなります。

HGSクリーナーにより汚れを浮き上がらせて拭き取ったあと、ハイブリッドコートの撥水コーティングによりツヤができます。ツヤができると同時に、「反応性ポリマー」と呼ばれる成分が厚みのある被膜を構築します。汚れがつきにくくかつ落ちやすくなるのが強みです。

反応性ポリマーは、アクリル酸やアクリル酸エステルと他の分子を結合させた化合物「アクリルポリマー」に、”反応性基”を加えてアルカリを溶かせる成分を含むポリマーです。

泥道を走ったあとの汚れだけでなく、水垢の予防にも繋がる便利なアイテムとなるでしょう。

ゼロフィニッシュは樹脂パーツにも使える

シェアラスター ゼロフィニッシュは多彩なパーツに使えるのも注目したいポイントで、樹脂パーツにも使用可能です。

例えば、近年流行している「クロスオーバーSUV」のタイヤハウス周りに装着した「フェンダーガード」も樹脂で作られています。フェンダーガードにゼロフィニッシュを吹き付けて拭くだけで、パーツ表面を艶のある綺麗な状態に保ち、劣化を予防できるでしょう。

クリーナーと聞くと、ボディ表面や金属パーツの汚れを清潔にできる印象があります。しかし、ゼロフィニッシュは細かい箇所に使えるだけでなく、1本で複数の素材に対応できるのでコストパフォーマンスが高い逸品です。

コーティングと下地作り

水垢・鉄粉落としの下処理を施したボンネット
下地づくりとして、水垢・鉄粉落としの下処理を施した状態

コーティングをする前に、1つ注意したいことがあります。

それは、自身の思った仕上がりを目指すための下地作りについてです。利用している駐車場と電車の線路が近い、毎日通勤で使っているなど、人それぞれ車の使用状況は異なります。

つまり、広告やパッケージの車両とは前提条件が違ってくるので、パッケージ通りの効果を実感するためには、自分の車に合った下処理を施す必要があります。

まずは下地をきれいにすることを心がける

下処理に関しては難しく考えてしまいがちですが、コーティング前の下地をきれいにするということを意識しましょう。コーティング剤が洗浄剤入りのものであっても、下地はきれいな状態にこしたことはありません。

きれいになっているかどうかの判断方法は、ボディを手で触り、チクチクするようであれば鉄粉汚れ、ボディをタオルで拭いたときに浮き出る水滴の跡は、水垢やイオンデポジットですので、よく観察し対応するとよいでしょう。

施工環境

今回は、軽い水洗いをしてから施工しました。カーポート付きの駐車場です。また、電動工具など特別なものは使用しませんでした。使用したものは以下の通り。

準備に使用したもの

  • バケツ
  • カーシャンプー
  • シャワーノズル付40mホース

筆者が所有する車のボンネットでは、準備に30分かかりました。1台まるごと作業すると休憩をいれて1~2時間程度の時間が必要になるでしょう。

コーティングに使用したもの

  • バケツ
  • マイクロファイバータオル(3枚/洗い用、濡れ拭き用、乾拭き用)
  • コーティング剤
  • シャワーノズル付40mホース

前日に準備ができていれば、事前に簡単に水洗車をしてからコーティング剤を施工するだけとなります。朝から十分に時間がとれるのであれば、下地作りの後で30分程度見込めば十分に施工は終えることができるでしょう。

実際に施工&バリアスコートと比較してみた

ゼロフィニッシュ施工後のボンネット
ゼロフィニッシュ施工後のボンネット

簡単な水洗いをしてから、ゼロフィニッシュを施工してみました。

ワコーズのバリアスコート(後述)と非常に似た溶剤で、水弾き、ツヤともに大きな差は感じられませんでした。

どちらも簡易コーティング剤としては、レベルが高いところで差がないと感じます。強いて違いがあるとすれば、バリアスコートの方が塗膜に厚みがありました。

施工手順

1.水洗い

表面に積もった汚れを洗い流します。

2.ゼロフィニッシュを塗布

スプレーしすぎには要注意です。塗り広げやすい溶剤ですので、少なめでも大丈夫です。足りないようであれば、タオルに吹き付け補ってあげましょう。硬く絞ったタオルを軽く押さえてまんべんなく塗り広げます。

ワンポイントですが、他社製品でもいえることですが、ドアノブ周りや、ボンネットの角、ドアの角など拭き残しが発生しやすい場所には要注意です。直接スプレーするのではなく、タオルに吹き付けて拭くとキレイに仕上げることができます。

3.中間仕上げ

余分な溶剤が見えなくなるまで拭いていきます。塗り広げたタオルの別の面、もしくは別の乾いたタオルがあると便利です。吹き残しや、拭き残しやすい部分に注意しましょう。

4.最終仕上げ

乾いたタオルで気に入るツヤになるまで拭きあげます。

ツヤ比較

WAKOSのバリアスコートと比較、写真左がゼロフィニッシュ、右がバリアスコート。
WAKOSのバリアスコートと比較、写真左がゼロフィニッシュ、右がバリアスコート。

SNSでの評価が高いのも納得のツヤといえます。ツヤ感は、バリアスコートと比較してみましたが、ほとんど変わりがありません。

何か違うところはないかと、成分表を確認しましたが、いずれも同じような成分で構成されており、その結果であることが伺えます。

違いは施工時の感覚

ただし、薄く伸びるゼロフィニッシュと、厚塗りできるバリアスコートという違いがあるように感じました。

そのためか、映り込みがシャープなゼロフィニッシュと、水に濡れたような仕上がりのバリアスコートというかたちで完成時のツヤに差がでています。

水弾き比較

WAKOSのバリアスコートと水弾き比較、写真左がゼロフィニッシュ、右がバリアスコート。
WAKOSのバリアスコートと比較、写真左がゼロフィニッシュ、右がバリアスコート。

前述しましたが、成分構成がよく似ているため、水弾きもよく似ています。とはいえ、同じような水弾きだったからといって不満があるわけではありません。

WAKOSのバリアスコートと水弾き比較(別角度)
WAKOSのバリアスコートと水弾き比較(別角度)

むしろ、どちらの撥水も簡易コーティング剤としては高いレベルで仕上がっています。

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高い評価はダテじゃない

ゼロフィニッシュ シュアラスターの容器

使用者や環境を選ばないこと、すぐに馴染めることがゼロフィニッシュの最たる長所です。この値段でここまでできれば十分だというお買い得感も加わります。

確かに、筆者も今回施工して、深く考えずに使えましたし、アマゾンでは2,327円(当時)で購入できましたので、高いとも感じませんでした。比較対象として、他社のコーティング剤であるバリアスコートは3,767円でした。

今回比較に使用したコーティング剤「WAKOS バリアスコート」
今回比較に使用したコーティング剤「WAKOS バリアスコート」

内容量はゼロフィニッシュが180ml、バリアスコートが300mlです。パッケージ面では付属品が何もないゼロフィニッシュ、タオルが2枚付くバリアスコートという違いがあります。

万人受けする仕上がり

ツヤ比較で述べましたが、ゼロフィニッシュのシャープな映り込みの印象は、万人受けする仕上がりといえるでしょう。対比した、バリアスコートの水に濡れたような塗膜が厚いヌルテカ感は、好き嫌いが分かれるところでしょう。

その観点から見れば、ゼロフィニッシュは簡易コーティング剤として、かなり高いレベルのオールラウンダーといえ、洗車慣れしている人でも十分満足できることでしょう。

悩んだらコレ!安くて試しやすい

水弾き、ツヤ、施工、どれをとっても高次元で万人向きといえるゼロフィニッシュは、比較購入の候補に入りやすい存在といえます。

いろいろなコーティング剤を試しているうちに、どれがいいか分からなくなった人や、別のコーティング剤を試してみたいという方は、一度使ってみてはいかがでしょうか。

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執筆者プロフィール
渡辺 喬俊
渡辺 喬俊
1986年生まれ、元システムエンジニアからクルマ業界へ転身、社外品サスペンションの試作や、ドライビングサポートのセンサー部品テストドライバーの仕事を経験。愛車はSW20 MR2とBP5 レガシィ。壊れない車が欲し...
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