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ウォッシャー液 種類別おすすめ人気17選|水道水はダメ?出ないときの対策も

水跡が残らない純水タイプのウォッシャー液

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ウォッシャー液もフロントガラスの油膜の原因の一つです。ウォッシャー液を使用した後にワイパーで拭き取っても、ワイパーの可動範囲以外のウォッシャー液はフロントガラスに付着したままになります。そのウォッシャー液が乾いて油膜の原因の一つになるのです。

しかし、純水タイプのウォッシャー液であれば、水跡が残らないので安心して使えます。フロントガラスの汚れが気になる人にオススメです。

純水タイプのウォッシャー液 人気おすすめ商品

古河薬品工業/クリアウォッシャー液

超純水を使用しているウォッシャー液です。純水を使用しフロントガラスを洗浄することで、水跡が発生しづらくなります。こちらの商品は薄めずに使用するストレートタイプです。水で薄めるとカルキなどの不純物が混入し、水跡の原因になるので注意しましょう。

また、気化性洗浄剤VACによって、ウォッシャー液で発生する汚れを防ぐ効果が高くなっています。

気化性洗浄剤VACは一般的に使用されている界面活性剤とは違います。通常の洗浄成分であれば、すぐに気化せず水跡の原因になってしまいます。

しかし、気化性洗浄剤VACを使用することで、フロントガラスの汚れを洗浄した後に気化し汚れを残しません。とにかくフロントガラスを汚したくないという方にオススメです。

シェアラスター/ゼロウォッシャー(超純水クリアータイプ)

こちらも超純水を使用したウォッシャー液となっています。水跡が残りづらいほか、フロントガラスに撥水コーティングしている車にも使用できオススメです。水跡が残らないだけでなく、-30℃まで凍りません。

シュアラスターは日本でも有名なアメリカ発足のカーケアメーカーです。車をキレイに維持するための素晴らしい商品を数多く作っており、ウォッシャー液に関しても豊富に取り揃えています。

フロントガラスの氷を溶かす解氷タイプのウォッシャー液

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解氷タイプのウォッシャー液は、フロントガラスの氷を溶かしてくれます。寒い地域では雪の日に走行していると、雪がフロントガラス上で溶けて凍ります。そのままでは絶対に取れないため、解氷タイプのウォッシャー液を使用して視界を確保する必要があります。

逆に、寒い地域で、普通のウォッシャー液を使用すると危険です。ウォッシャー液を使うたびフロントガラスが凍ります。凍ってしまうと、ワイパーでは取り除くことができません。そのため、寒い地域では寒冷地タイプか解氷タイプを使用しましょう。

解氷タイプのウォッシャー液 人気おすすめ商品

古河薬品工業/解氷撥水ウォッシャー液

こちらの商品は解氷タイプのウォッシャー液です。凍ったフロントガラスに使用することで、氷をとかしクリアな視界を保ってくれます。最高-60℃まで対応できるので、極寒の地域でも安心です。

解氷タイプのウォッシャー液なので氷をとかすことはもちろん、撥水効果も期待できるので再凍結防止作用もあります。寒い地域で安全に走行するために必須なアイテムとなっています。

古河薬品工業/解氷スーパーウォッシャー液

原液のまま使えば-60℃まで使用できる解氷タイプのウォッシャー液です。また、塩カル除去成分である特殊キレートを配合しているため、フロントガラスに不要な汚れを残しません。

ゴムや塗装を傷めない商品なので、新車でも安心して使用できます。使い方はさまざまですが、一般的なウォッシャー液として使用する以外にハンドスプレータイプにする人もいます。

普段は希釈して使い、寒い季節にはスプレーで解氷するなどうまく使い分けてみてはどうでしょうか。

ガラスについた虫の死骸を取り除く虫取りタイプのウォッシャー液

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フロントガラスへよく虫の死骸が付着するなら、虫取りタイプのウォッシャー液をオススメします。

夏場、山道を走行しているとヘッドライトの光に向かって虫が飛んできて、フロントガラスやバンパーなどにこびりつきます。

虫の死骸を放置しておくと、頑固にこびり付き簡単な洗車では落とせません。すぐにふき取る方法がベストですが、走行中にいちいち停車して拭き取ることはできませんし、毎日山道を走って通勤しているならなおさらです。

そのような場合、虫取りタイプのウォッシャー液を使いましょう。虫の死骸がこびりつく前に落とすことができます

虫取りタイプのウォッシャー液 人気おすすめ商品

ホルツ/クルマの(激落ちくん)虫・油膜取りウォッシャー

フロントガラスに付着した、虫汚れや鳥のフンなどを除去してくれるウォッシャー液です。虫だけでなく油膜取り成分も含まれているので、使用することでフロントガラスをキレイな状態に保つことができます。-30℃まで使用できるのでオールシーズン使えます。

ソフト99/ガラコウォッシャー強力洗浄

こちらの商品は超強力洗浄成分を配合しているウォッシャー液です。この商品なら、従来のガラコウォッシャーで落としにくかった虫の死骸も取り除くことができます。

今までの商品との違いは、新洗浄成分のH.P.C.I(High Penetration Cleaning Ingredient)を使用しているかどうかという点です。この成分が汚れに浸透して、ガラス面に付いた汚れを浮かして除去しやすくしてくれます。

強力洗浄だけでなく撥水効果もあるので、雨の日でも暗い山道を安心して走ることができるでしょう。

油膜も同時に取り除く油膜取りタイプのウォッシャー液

©Koonsiri/stock.adobe.com

フロントガラスに油膜が多いのであれば、油膜タイプのウォッシャー液をオススメします。

油膜の主な原因は、走行中に付着した汚れや、他の車の排気ガスなど。特に市街地など、交通量の多い場所や工場地帯などは空気が汚れて油膜が発生しやすくなります。

また、自分ではあまり洗車をしない人はなおさら、油膜を取り除くことができずさらに頑固な汚れになるでしょう。このような乗り方をしているのであれば、油膜タイプのウォッシャー液を使用してみてはどうでしょうか。

フロントガラスの汚れを残さないという意味合いも込めて、油膜タイプを使うことをオススメします。

油膜タイプのウォッシャー液 人気おすすめ商品

CCI/スマートビュー(油膜取りタイプ)

この商品は、強力イオン洗浄剤を配合しており、ウォッシャー液をかけるだけで頑固な油膜を落としてくれます。ただし、撥水タイプとの混合はNGです。混ぜてしまうとノズルの詰まりの原因となるので注意しましょう。

中性なのでワイパーゴムや塗装をいためる心配がなく、車両やガラスにシミができないので安心して使用できます。エコロジーパックを採用しているので、捨てる際は1/10に圧縮して簡単に廃棄することができます。

「フロントガラスの油膜が気になるけど、自分で油膜取りをするのはめんどくさい」、という方は使ってみてはどうでしょうか。

シェアラスター/ゼロウォッシャー(油膜除去タイプ)

こちらの商品も油膜を取ってくれるウォッシャー液です。水で希釈することで、3倍の6Lに増やすことも。また、原液で使用すれば-30℃まで凍らず使うことができ便利です。

暖かい地域でも寒い地域でも使用できる油膜取りタイプのウォッシャー液なので、気温差の激しい地域に住んでいる方にオススメな商品となっています。

ウォッシャー液を選ぶ際の注意点

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フロントガラスに撥水加工するとワイパーがビビる可能性がある

撥水タイプのウォッシャー液を使用すると、ワイパーがビビる可能性が高くなります。ワイパーがビビるとは、ワイパーで雨水を拭き取りした際、ワイパーゴムがフロントガラス上でうまく動かずガタガタと揺れてしまう状態です。

ワイパーゴムが劣化し、拭き取り部分が曲がり硬くなった際に発生しやすい症状ですが、撥水タイプのウォッシャー液を使用した場合にも現れることがあります。そしてワイパーゴムに異常がない場合でも発生します。

理由としてはフロントガラスへ撥水加工するので、雨が付着しても水がすぐに流れてしまい、フロントガラス状に水が残らないからです。つまり、ワイパーゴムをスムーズに動かすための水分が足りないということです。

そのためガタガタと不自然な動きになり、「ワイパーが劣化している」と勘違いしてしまう方もいます。

撥水タイプのウォッシャー液にはグラファイト加工のワイパーゴムがおすすめ

ワイパーはゴムでできています。から拭きに近い状態だと、どうしても摩擦が大きくなりがちです。そのため撥水タイプのウォッシャー液を使う場合、ワイパーとの相性を見る必要があります。

撥水タイプのウォッシャー液を使用したことでワイパーがビビるのであれば、グラファイト加工をしているワイパーゴムに変更しましょう。

グラファイト加工しているワイパーゴムは、フロントガラスとの摩擦抵抗が少なくなるように作られています。そのため通常のワイパーゴムよりビビりづらくなるのです。

グラファイト加工のワイパーゴムはさまざまなメーカーで作られていますが、そのなかでもPIAAのグラファイトワイパーはオススメ商品の一つです。

使用上の注意点としては、ワイパーゴムが汚れたからとってウエスなどで拭いてしまうと、グラファイト加工まで落ちてしまうという点です。そのため、ワイパーが汚れた場合でも拭き取りは行わず、そのまま使いましょう。

ワイパーのビビり防止アイテムも試してみよう

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ワイパーのビビり防止アイテムも売られています。ビビっているワイパーに塗るだけで、ビビりを防止してくれオススメです。

ただし、撥水ワイパーに塗ってしまうと、撥水効果が無くなるので注意しましょう。

撥水コーティングをはがしてしまうウォッシャー液もある

ウォッシャー液のなかには、フロントガラスに施工した撥水コーティングをはがしてしまうものもあります。

洗浄効果の高い、油膜取りタイプなどを使用すると撥水がはがれやすくなります。撥水加工には、シリコンとフッ素の2種類がありますので、まずは愛車のフロントガラスにどんな成分の撥水加工がされているのか確認してみましょう。

フッ素は比較的はがれにくいですが、シリコンは流動性が高くはがれやすい撥水成分です。

車のフロントガラスの撥水コーティングしてもらったメーカーと、同じメーカーが販売しているウォッシャー液を使用しましょう。同じメーカーであれば、ウォッシャー液による撥水施工のはがれを防止することができます。

もしどのメーカーで撥水加工をしたか覚えていないなら、洗浄効果の高いウォッシャー液は控える必要があるでしょう。

ウォッシャー液を希釈するときは比率に注意

寒冷地用や解氷タイプのウォッシャー液を使う場合、ウォッシャー液の希釈比率には注意が必要です。希釈するということは薄くするということ。1L当たりの凍結防止成分が減ってしまうと、正常に凍結防止機能を発揮できません。

寒冷地で使用する際、特に注意しなければならない点です。仮にウォッシャー液が凍結してしまうと、ウォッシャータンクやノズルが破けたり破損する可能性があります。

さらに、必要なタイミングでウォッシャー液が出ないと、事故を起こす場合もあり危険です。ウォッシャー液のなかには原液で使用することで、効果が発揮されるものも多いので、使用する前に説明文を読んでおきましょう。

継ぎ足す際は、同じ種類のウォッシャー液を

新しく購入するたびに違う種類のウォッシャー液を使うと、求めている効果が得られなくなります。

例えば、今まで撥水タイプを使用していたのに、継ぎ足すウォッシャー液が油膜取りタイプだった場合、2つの成分が混ざり、どちらの効果も発揮できなくなってしまう可能性があります。

さらに、せっかく施工できたフロントガラスの撥水効果を、油膜取り成分ではがしてしまう場合も。ノズルの詰まりの原因にもなるので、できれば同じ種類のウォッシャー液を使用しましょう。

違う種類・効果のウォッシャー液を使う場合、入っているウォッシャー液を使いきってから継ぎ足す必要があります。

家庭用の洗剤では代用できないと考えよう

車に興味がない人のなかには、「ウォッシャー液をわざわざ買うのはもったいない」と考えている方もいるでしょう。しかし、家庭用の洗剤をウォッシャー液として使用するのはオススメしません。

使えないことはありませんが、家庭用洗剤は食器を洗うために作られているので、泡切れの悪いものが多くあります。ウォッシャー液として使用した場合、泡がなかなか切れず視界の確保が難しく、事故の原因になりかねません。

高額商品でなくてもよいので、必ず車用のウォッシャー液を使用しましょう。

ウォッシャー液の補充方法はコチラで詳しく解説しています!

フロントガラスをクリアに保つためのお役立ち記事

執筆者プロフィール
山北吏(つかさ)
山北吏(つかさ)
1989年生まれ。現役整備士(整備士3級)webライター。webライター歴は1年半。愛車はインプレッサ(GH8)。車に乗るなら絶対MT!実家が田舎だったこともあり山道は得意!整備士として働き始め3年目。前職は輸入業...

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