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そうなの?ガソリンスタンドで燃料を入れ間違えたら取り出してもらえる?
燃料の入れ間違いが後を絶たない
エンジンの故障だけでなく、最悪の場合では車両火災にもつながりかねない燃料の誤給油。
「カーシェアの利用で乗り慣れた車ではなかった」という理由や、「軽自動車は軽油だと思った」という勘違いから、燃料の入れ間違いをしてしまう人が後を絶ちません。
入れ間違ったときはエンジンをかけず、ただちに燃料を抜き取ることが必要となりますが、給油したガソリンスタンドで燃料を吸い取ってくれるのでしょうか?
その場で吸い取ってくれるとは限らない
間違った油種を給油してしまった場合にその場で吸い取ってくれるのか、ガソリンスタンドの店員は以下のように解説します。
「危険物であるガソリンを間違えて給油してしまった際の抜き取り作業には、乙四の資格(危険物取扱者乙種四類)を持った人が必要です。
セルフスタンドに限らずどのスタンドでも最低ひとりは乙四の資格を持った人が常駐しているものの、この資格があるからと言って必ず作業ができるとは限りません。作業ピットや作業者がいないなどの理由で、その場で燃料の吸い取りができないことがあります。」
ロードサービスを手配しよう
ガソリンスタンドで作業ができない場合は、自分でなんとかしようとはせずに、JAFや保険会社などに連絡してロードサービスを手配してください。
整備工場やディーラーなどに車を運んでもらい、作業はプロに任せるのが重要です。
また、抜いた分の燃料代はもちろん、誤給油によって車が壊れたなどの損害があっても、ガソリンスタンド側が責任を負うことはありません。
誤給油してしまうと時間もお金もかかってしまうため、給油をするときは油種に間違えがないか、しっかりと確認するようにしましょう。
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- 執筆者プロフィール
- 清水 圭太
- 1995年生まれ。自動車やファッション、高級時計などのライターとして執筆活動中。現在の愛車はランドローバー、輸入車が好き。週末はSUVで旅行に行くのが楽しみになっている。