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「他人の不幸で勉強する」本当にあった車やパーツの盗難など体験談をご紹介

昨今のアウトドア人気に窃盗犯も注目している?

窃盗犯に狙われるのは、自動車のパーツだけではありません。車内に載せたままにしている貴重品なども、頻繁に被害が報告されています。

©naka/stock.adobe.com

「早朝に海釣りをしている間に、車に載せていた釣り具を盗まれてしまったことがあります。

釣り場から少し離れたところに駐車していたのですが、戻ると窓が割られ、予備のロッドやリールがなくなっていて……全部で20万円くらいにはなると思います」(40代男性)

釣りやサーフィン、キャンプなどのアウトドア趣味は、車上荒らしや車両盗難の被害に遭いやすいことが知られています。人通りの少ない場所に駐車し、しばらく車に戻らない状況が発生しやすく、窃盗犯にとって狙い目になっているようです。

排ガスを分解する「あのパーツ」も被害に

さらに、国外では「意外なパーツ」が次々に盗難被害に遭っているようです。

「現在、アメリカのフェニックスで暮らしているのですが、触媒コンバーターの盗難被害が急増していて、近所でも被害が多発しています。最初、向かいのプリウスが爆音でエンジンを吹かしているときには何事かと思いましたよ。

すでに複数回盗まれている人もいて、こちらではちょっとした騒ぎになっています」(20代男性)

©Sergey/stock.adobe.com

自動車の排ガスを分解する役割を持つ触媒コンバーターには、プラチナ、パラジウム、ロジウムといった貴金属が使われており、近年の取引価格の高騰により盗難被害が増えているとのこと。

アメリカ合衆国においては、保険会社に報告された触媒コンバーターの盗難件数は、2019年には3,400件程度でしたが、2021年には5万件を超え、社会問題化していると言います。

日本国内においても触媒コンバーターの盗難被害は発生しており、今後被害が拡大していく可能性も考えられます。

自動車の車両盗難やパーツ盗難は、組織的な犯行であるケースも多く、手口も年々巧妙化しています。まずは「狙われないための対策」として、車内に貴重品を置かないこと、短い時間でも施錠することを徹底しましょう。

そのうえで、自宅駐車場にライトやカメラを設置したり、車両に音や振動に反応する盗難防止装置を設置したりと、複数の対策を組み合わせ、抑止効果を高めておくことが望ましいでしょう。

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執筆者プロフィール
鹿間羊市
鹿間羊市
1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...

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