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世界一最高速度が速い車ランキングTOP10!いったい何キロ出るの!?
目次
最高速度が速い車ランキングTOP10
続いては『最高速度』にフォーカスし、最高速度が速い順でランキングにしてみました。
速い車はどれかと考える時に、真っ先に思い浮かぶのは最高速度でしょう。0-100km/h加速よりも馴染みがあるかもしれません。
こちらも聞き馴染みのあるメーカーの車種を中心に紹介していきます。
【第10位】パガーニ ウアイラ
第10位にランクインしたのは、イタリアのスーパーカーメーカー『パガーニ・オートモービル』が製造、販売しているスーパーカー『ウアイラ』です。同社が1999年に発表した『ゾンダ』の後継モデルで、エンジンにはメルセデスAMG製のV型12気筒エンジンが搭載され、最高速度は約370km を記録しています。
パガーニ社の特徴として、少量生産の特徴を生かしたワンオフモデルが多数存在することが挙げられます。こちらのウアイラにも複数台のワンオフモデルが存在し、インテリアやエクステリアに特別な意匠が与えられています。
独特な見た目にメルセデス AMGの強心臓を与えられたパガーニ ウアイラ、街中で見かける確率はとても少ないかと思いますが、そのルックスは1度見ると忘れられないような魅力がある1台と言えます。
パガーニ ウアイラのスペック
全長 | 4,605mm |
全幅 | 2,036mm |
全高 | 1,169mm |
エンジン | 6.0L V型12気筒 ツインターボ |
最高出力 | 730PS / 5,000rpm |
最大トルク | 1000N・m/3500rpm |
税込価格 | 約150,000,000円 |
【第9位】マクラーレン F1
第9位にランクインしたのは、イギリスのスーパーカーブランド『マクラーレン』が1993年に販売を開始した車両です。マクラーレン オートモービルはF1での活躍が有名なレーシングチーム『マクラーレン レーシング リミテッド』と同じグループに属する自動車メーカーです。
1993年に発売された車両ですが、マクラーレンが技術力を世界に知らしめる為に生まれた車両であったこともあり、その性能と価格は当時大きな話題を呼びました。エンジンにはBMW製のV型12気筒エンジンが搭載され、最高速度は386kmを記録しました。
マクラーレンF1の技術は現在の同社のスーパーカー開発にも生かされ、高性能な車両をリリースし続けています。モータースポーツファンではない人にも魅力的なエレガントなルックスとその速さで、後世に語り継がれる名車となった1台です。
マクラーレンF1のスペック
全長 | 4,287mm |
全幅 | 1,820mm |
全高 | 1,140mm |
エンジン | 6.1L V型12気筒 |
最高出力 | 636PS ]/ 7,400rpm |
最大トルク | 66.4kgf・m] /5600rpm |
税込価格 | 約180,000,000円 |
【第8位】サリーン S7 ツインターボ
第8位にランクインしたのはアメリカの自動車ブランド『サリーン』が製造販売しているスーパーカーです。元々はルマン24時間耐久レースに参戦するために開発され、その後公道仕様車が販売されました。
サリーンの特徴として、フォード車のチューニングを行った車両を販売していた背景があります。S7の場合は、フォードエンジンを参考にサリーンがオリジナル製作した排気量7.0LV8エンジンが搭載され、ツインターボモデルでは最高速度399kmを記録しました。
アメリカの車といえばマッスルカーのイメージが強いですが、サリーンS7のようなロードゴーイングレーサーのような車両も存在します。こちらも街中で見かけることは少ないかと思いますが、レースでの活躍も華々しい車両ですので、覚えておく価値アリな1台です。
サリーンS7ツインターボのスペック
全長 | 4,774mm |
全幅 | 1,981mm |
全高 | 1,041mm |
エンジン | 7.0L V型8気筒ツインターボ |
最高出力 | 760PS / 6,300rpm |
最大トルク | 97.0kgf・m/6800rpm |
税込価格 | 約1,000,000$ |
【第7位】9ff GT9-R
第7位にランクインしたのは、9ff GT9-Rです。9ffは、かの有名なポルシェのチューニングブランド『RUF』の開発責任者であったヤン・ファットハウアー氏が、『ポルシェ911をベースにした車両で最高速度400km超えを目指す』事を目標に立ち上げたブランドです。
9ff GT9-Rは、ポルシェ911(997型) をベースに1100psにまでチューニング、ボディー形状も伸びやかにデザインし直され、空力向上が図られ、最高速度は409kmを達成しています。
見事に目標を達成した9ff、今後もモンスターマシンの発表が期待されるブランドです。
9ff GT9-Rのスペック
全長 | 4,733mm |
全幅 | 1,860mm |
全高 | 1,180mm |
エンジン | 4.0L 水平対向6気筒ツインターボ |
最高出力 | 1136PS |
最大トルク | 1050N・m |
税込価格 | 約680,000$ |
【第6位】SSC アルティメット エアロ
第6位にランクインしたのは、アメリカの自動車メーカーSSC(シェルビー スーパーカーズ)が2004年に発表したスーパーカーです。こちらの車両も先ほど紹介したサリーンS7と同様に、それまでのアメリカンマッスルかーとは一線を画すデザインを持つのが特徴です。
シェルビースーパーカーズは、1999年に発足したメーカーで、シェルビー・コブラで有名な『シェルビー・アメリカン』とは無関係となります。
そんなSSCから発売された アルティメットエアロは、1287psを発生するパワーユニットをエアロダイナミクスに優れたボディーに搭載し、最高速度は412kmを記録しました。元々モータースポーツが盛んなアメリカでは、速さはステータスの一つともいえます。
SSCのようなスーパーカーメーカーも、新たな『アメ車』のジャンルとして今後も注目すべきポイントになっていきそうです。
SSC アルティメット エアロのスペック
全長 | 4,475mm |
全幅 | 2,101mm |
全高 | 1,092mm |
エンジン | 6.3L V型8気筒ツインターボ |
最高出力 | 1287PS / 6,950rpm |
最大トルク | 153.8kgf・m/6,150rpm |
税込価格 | 約72,000,000円 |
【第5位】ブガッティ ヴェイロン 16.4 スーパースポーツ
第5位にランクインしたのは、ブガッティ ヴェイロン 16.4 スーパースポーツです。
ブガッティ ヴェイロンは、フォルクスワーゲンの関連会社として新たな歴史を刻み始めたブガッティ初の市販車として、2005年から販売がスタートしました。
そんなヴェイロンも、当初のモデルの最高速度は407kmを記録、凄まじい記録ではありますが、熾烈な最高速競争の中で、数台のスーパーカーによって記録が塗り替えられる事態が起こりました。
そんなヴェイロンにチューニングが施されたのが、こちらのスーパースポーツで、最高出力は1200psを発揮しています。気になる最高速記録は431kmを記録し、当時の世界記録を更新してみせました。
400km超えを可能とする最高速争いを激化させた存在がこちらのヴェイロンと言っても過言では無いと思います。現在新車で販売されていませんが、自動車の新たな歴史を作ったモデルとして、後世に語り継がれる名車となっていくでしょう。
ブガッティ ヴェイロン 16.4 スーパースポーツのスペック
全長 | 4,462mm |
全幅 | 1,998mm |
全高 | 1,190mm |
エンジン | 8.0L W型16気筒クワッドターボ |
最高出力 | 882kw[1200PS ]/ 6,400rpm |
最大トルク | 1,500N・m[153.0kgf・m] /3,000〜5,000rpm |
税込価格 | 約289,000,000円 |
【第4位】ヘネシー ヴェノム GT
第4位にランクインしたのは、ヘネシー ヴェノムGTです。製造元はアメリカのチューニングメーカー『ヘネシーパフォーマンス』で、見た目でピンときた人もいるかと思いますが、ロータス エキシージをチューニングした車両となります。
軽量化が図られたボディーにGM製の7.0LV8エンジンをベースに1260psにまでチューニングされたエンジンを搭載し、最高速度は435kmを記録しています。ここまでも最高速度400kmを超える車両が揃い踏みする事は予想外でした。
そんなヴェノムの好記録を更新した上位3車種、一気に紹介していきたいと思います。
ヘネシー ヴェノム GTのスペック
全長 | 4,655mm |
全幅 | 1,960mm |
全高 | 1,160mm |
エンジン | 7.0L V型8気筒ツインターボ |
最高出力 | 1261PS / 6,600rpm |
最大トルク | 134.4kgf・m |
税込価格 | 約77,000,000円 |
【第3位】ケーニグセグ アゲーラRS
第3位にランクインしたのは、スエーデンのスーパーカーメーカー『ケーニグセグ』が製造販売していたアゲーラの上位モデルRSです。ケーニグセグのラインナップにはとてつもなく高性能な車両ばかりがラインナップされ、それらはスーパーカーを超えるハイパーカーと表現されることもあります。
アゲーラRSは、ケーニグセグオリジナルの5.0L V8エンジンを搭載し、最高出力は1160psを発揮します。車重も1295kgと比較的軽量で、最高時速は447kmを記録しました。アゲーラRSは、サーキットでの性能はもちろんですが、ストリートでの扱いやすさも考慮されている特徴もあります。
市販車である以上は、普通に公道を走れるという部分のポイントは高く、その辺りもケーニグセグのこだわりと言えるのかもしれません。
ケーニグセグ アゲーラ RSのスペック
全長 | 4,293mm |
全幅 | 2,050mm |
全高 | 1,120mm |
エンジン | 5.0L V型8気筒ツインターボ |
最高出力 | 865kw[1160hp ]/ 7,800rpm |
最大トルク | 1,280N・m/4,100rpm |
税込価格 | 約260,000,000円 |
【第2位】ブガッティ シロン スーパースポーツ
第2位にランクインしたのは、ブガッティ シロン スーパースポーツです。第5位にランクインしていたヴェイロンの後継者に当たるのが、こちらのシロンになります。
ヴェイロンでも世間の度肝を抜く性能を誇りましたが、シロンに関してはそれを大きく上回るテクノロジーを与えられました。心臓部には8L W16型エンジンに4つのタービチャージャーを搭載し、脅威の1622psを発揮しています。
ブガッティに関しては、最高速世界一を何度も達成しながらも、後発に追い抜かれる事を繰り返しています。こちらのシロン スーパースポーツは、登場時に最高速度490kmを達成し、見事に世界一の座に返り咲きました。
4つのターボチャージャーを搭載するなど、意欲的に最高速世界一を狙い続けたブガッティ、しかし新たな刺客に世界一の座を奪われることになってしまうとは、この時誰が予想したでしょうか。
ブガッティ シロンのスペック
全長 | 4,544mm |
全幅 | 2,038mm |
全高 | 1,212mm |
エンジン | 8.0L W型16気筒クワッドターボ |
最高出力 | 1103kw[1622PS ]/ 6,700rpm |
最大トルク | 1,600N・m[163.2kgf・m] /2,000〜6,000rpm |
税込価格 | 約358,400,000円 |
【第1位】SSC トゥアタラ
第1位に輝いたのは、アメリカのスーパーカーブランドSSC(シェルビースーパーカーズ)が販売している『トゥアタラ』です。スーパーカーブランドはヨーロッパの方が有名なイメージですが昨今ではアメリカのブランドでもこのような高性能なスーパーカー、ハイパーカーの生産が盛んになってきた印象です。
トゥアタラの心臓部には、6.9LV8ツインターボエンジンが搭載され、最高出力は、1750hpを発揮します。気になる最高速度は、ついに500kmを超え、脅威の532kmを叩き出しました。自動車の最高速が500kmを超える時代の訪れを誰が想像できたでしょうか。
空力の進化、タイヤの進化、エンジン技術の進化、最高速度が向上することには様々な要素がありますが、一番の理由はエンジニアの情熱だと思います。昔から『車が空を飛ぶ』と言われますが、地に足を着けて走る間に一体何kmで走行する車両が現れるのか、今後の開発競争にも期待しましょう。
SSC トゥアタラのスペック
全長 | 4,430mm |
全幅 | 1,991mm |
全高 | 1,092mm |
エンジン | 6.9L V型8気筒ツインターボ |
最高出力 | 1305kw[1750hp ]/ 6,800rpm |
最大トルク | 1,736N・m[176.6kgf・m] /6,800rpm |
税込価格 | 約1,900,000$ |
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- ダイス
- プリウス専門店『Kyoei Japan』でセールス・マーケティングを担当しながらライターとして活動しています。愛車はホンダ シビックEG6型、普段乗りはZVW30 プリウス。仕事柄プリウスに関するネタに関しては引き出し...