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導流帯(ゼブラゾーン)とは?意味と道路交通法での走行・駐車・違反

ゼブラゾーンの正式名称を知っていましたか?

ゼブラゾーン=導流帯

右折レーン手前の部分が導流帯
右折レーン手前の部分が導流帯
出典:wikipedia.org Author:Singing パブリック・ドメイン

導流帯というとあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、見たらすぐにわかりますよね。道路にある、白の縞々模様の部分のことです。ゼブラゾーンとも呼ばれています。

普段は何気なく通り過ぎているかもしれませんが、どういった意味があるのでしょうか。

免許を取得されている方も、一度は確認しているはずですが、忘れているかもしれません。もう一度確認してみましょう。

導流帯(ゼブラゾーン)はどんなところにある?

だいたいが交差点の付近にあります。特に右折レーンや左折レーンなど、新しく車線が増える手前などに設けられています。

導流帯(ゼブラゾーン)の意味は?

「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」での例示
出典:wikipedia.org Author:MLIT and NPA in Japan(国土交通省・警察庁) CC 表示-継承 4.0

導流帯は、道路交通法による「道路標示」にあたります。

道路標示には「規制標示」と「指示標示」があり、導流帯は指示標示にあたります。

具体的には「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」(昭和三十五年十二月十七日総理府・建設省令第三号)(現在は内閣府・国土交通省)で規程されています。

導流帯はこれにより「車両の安全かつ円滑な走行を誘導する必要がある場所」と示されています。

導流帯(ゼブラゾーン)に入ったら違反?

導流帯(ゼブラゾーン)に入っても違反ではない!

入っても大丈夫です。その目的の通り、走行を誘導するためのものなので、そこに侵入してはいけないとはどこにも明示されていません。もちろん、走行したことによる罰則もありません。規制ではなく、指示標示の場合には違反とはなりません。

しかし、多くの方がむやみに導流帯に入る場所ではないと認識しています。必要がなければ入るべき場所ではないでしょう。

状況によっては侵入しなければならない判断をすることもありえます。例えば、右折レーンに入りたいのに直線の方が混雑していて進めない状態などです。

導流帯(ゼブラゾーン)侵入時に気を付けなければならないこと

©xiaosan/stock.adobe.com

その場合には、対向車線にはみ出す危険がないかをよく確認するのと同時に、同じ方向の車線でも導流帯が終わった後から右折レーンに入る車両がないかをよく確認してください。

導流帯に入って右折レーンに向かう車と、導流帯が終わった後に右折レーンに入る車との接触事故というのが多いです。

そうなると、導流帯から入ってきた車の方に過失の割合が多くなると判断されることが多いようです。多くの方が導流帯から車は走ってこないと思い込んでいます。

導流帯(ゼブラゾーン)に駐車はできる?

駐車などは導流帯の内と外に関係なく、その場の交通規制に従ってください。

交差点の途中にある場合などには駐車をできる場合はほとんどありません。駐車して、走行してくる車を妨げるようなことをしてはいけません。

交通取締りを行う覆面パトカーについてはこちら

導流帯(ゼブラゾーン)に似て非なるもの

導流帯と似たような道路標示があります。どのようなものがあるのでしょうか。

立入り禁止部分

黄色い線で囲まれた導流帯は入ってはいけない(画像左)

道路交通法第十七条第六項の道路標示により、車両の通行の用に供しない部分であることを表示することとされた部分です。規制標示となるので守らなかった場合には違反となる可能性があります。

導流帯と同じ模様ですが、周囲が黄色のラインで囲われているのですぐにわかります。危険回避のためや歩行者の安全を図るためなどに設けられる部分となりますので、ここには入ってはいけません。

停止禁止部分

路面電車や緊急車両の進行を阻害する場所への停止は不可

道路交通法第五十条第二項の道路標示により、車両及び路面電車がその進行しようとする進路の前方の車両及び路面電車の状況により停止することとなるおそれがあるときは入ってはならない部分とされた部分です。これも規制標示となるので守らなかった場合には違反となる可能性があります。

道路に面して消防署や警察署などの緊急車両の出入りがある部分にあるものですね。

そのまま走行して通過してしまうことには問題ありませんが、信号待ちなどで停車することは禁止されています。

横断歩道

satoshi/stock.adobe.comi

横断歩道も指示標識で、道路交通法第二条第一項第四号に規定する横断歩道であることを示す部分です。横断歩道は指示標識とされています。

路上障害物の接近

gudoi/stock.adobe.comi

これも良く見かけるもので、導流帯と非常によく似ています。車道における路上障害物の接近を示す必要がある場所とされています。

導流帯と違うのは、道路が分岐や合流する部分の前に設けられていて、そのまま進んでしまうと障害物にぶつかってしまう場所にあります。道路標示に関する命令でも指示標識や規制標示とは規程されておらず、「区画線」とされているだけです。ここにも必要以上に侵入すべきではないでしょう。

導流帯(ゼブラゾーン)は円滑な交通のために使用する

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©Serhiy Kapitonenko/stock.adobe.com

導流帯はみだりに走行する部分ではなく、円滑な交通のために使用する部分です。知らない土地では、円滑な走行のため周囲の車両の動きに合わせたり、確認したりするのが無難なのかもしれません。

導流帯は、車両が頻繁に走行する部分ではないため、チリやホコリなどのゴミが溜まりやすい部分でもあります。また、道路の白線部は滑りやすいということもあり、雨天時の導流帯は滑りやすい要素が多いので注意が必要です。ゴミの中には、パンクの要因となる鋭利なものがある可能性も少なからずあります。

困ったら誰かに確認することも必要

よく見かけるにもかかわらず、意味を理解していない標識は意外と多いもの。標識の意味を曲解したまま放置すると、それがいつしか習慣となって、気づいたら軽微な交通違反を繰り返していたということに繋がりかねません。

導流帯に限らず道路標示は複雑で、教則本にもはっきりと記載されておらず、法令まで読み込んで確認しないと分からない場合も多いです。

それでもはっきり分からず疑問に思った場合には警察署などにも確認してみるのもひとつの手です。こういった事について考えてみることで安全運転への意識が高まるかもしれません。

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執筆者プロフィール
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...
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