MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > カーライフ > 道交法・交通事故 > 高齢ドライバーの「運転技能検査」来年5月から実施、不合格者は免許失効
道交法・交通事故

更新

高齢ドライバーの「運転技能検査」来年5月から実施、不合格者は免許失効

来年5月に運転技能検査が義務化される方針

©soraneko/stock.adobe.com

警察庁は2021年11月4日、一定の交通違反歴がある75歳以上のドライバーに「運転技能検査」を義務化する改正道交法の施行令案について、同月5日から12月4日まで意見公募を実施することを明らかにしました。

改正法が施行され、運転技能検査が義務化されるのは2022年の5月13日からとなります。

”違反歴のある”高齢ドライバーが対象

前提として、運転技能検査の対象となるのは、免許更新通知が届いた時点から過去3年間に「一定の交通違反歴のある」75歳以上のドライバーです。

無事故無違反を継続している優良ドライバーには、この検査を受ける義務は課されません。

指定の交通違反は大きく分けて11種類

出典:警察庁

一定の交通違反に含まれる違反は、上記表に記載されている11種類。これらの違反歴のあるドライバーは、死亡・重傷事故の発生率が通常より約2倍高まると言われています。

法改正後は、免許更新通知が届いた時点から過去3年間、このうち1つでも違反を犯している場合、運転技能検査を受けなければなりません。

運転技能検査の概要

出典:警察庁

運転技能検査は、免許有効期限の6ヶ月前から何度でも受験可能で、何回不合格でも期日までに合格すれば認知機能検査へと進み、認知症でないことが認められれば運転免許を更新できます。

期日までに1度も合格できなかった場合、認知症の有無に関わらず運転免許を更新できませんが、希望者は原付免許や小型特殊免許などを継続することが許可されます。

ネットでは賛否の声も

ネット上ではこの法改正について、「素晴らしい」「もっと早く導入してほしかった」と称賛するユーザーがいる一方、「違反した後だと意味がない」「違反歴は関係なく実施してほしい」と、違反する前に検査を行うべきだという声も見られました。

たしかに運転技能検査の対象となるのは、違反歴のある高齢者のみ。今は無事故無違反で、これから違反をする可能性があるドライバーは含まれていません。

ただ、近年問題視されている高齢ドライバーの危険運転を防止する第一歩として、運転技能検査の導入は意義のあるものだといえるでしょう。

免許を返納した高齢者の移動手段も課題

東京五輪大会の選手村で採用されたことで話題になったトヨタの自動運転バス「eパレット」

高齢ドライバーの免許返納を推進していった場合、今後の課題となるのは高齢者の移動手段です。

地域によっては、電車やバスなどの公共交通が整備されておらず、自動車しか移動手段がないという高齢者が少なくありません。それを理由に免許を返納できないケースも一定数あることを踏まえた上で、施策を進めていく必要があります。

近年は「サポカー限定免許」といった新しい免許区分も誕生。今後、AIが操縦する自動運転バスやタクシーが高齢者の新たな移動手段として配備されていくことにも期待が高まっています。

あなたが選ぶカーオブザイヤーは?投票受付中!

その他の最新情報

すごすぎる!あの名優がトヨタ博物館に超希少車を寄贈

ホンダが広告にKing & Princeを採用!巨大広告をファン称賛

幻のスライドドアSUV「Tjクルーザー」

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...
すべての画像を見る (4枚)

画像ギャラリー

コメント

利用規約

関連する記事

関連キーワード