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エンジンオイルの廃棄方法とは?廃油の正しい捨て方を解説

個人でオイル交換をしたり、注ぎ足すために保管しておいたエンジンオイルを使わなくなった時などは、自分での廃油処理が必要になります。エンジンオイルの捨て方を、個人で行う方法と業者に依頼する方法にわけて解説します。

オイル交換をディーラーで行うメリット・デメリットとは

エンジンオイルを個人で捨てるケース

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不要になったエンジンオイルは産業廃棄物に分類され、市区町村の条例にしたがって適切に捨てる必要があります。

自分でオイル廃棄をしない場合は?

補足として、オイル廃棄を自分でしない場合を神奈川県横浜市を例に説明します。

ガソリンスタンドや、ディーラー、自動車工場でエンジンオイル交換をした場合では、産業廃棄物となり、エンジンオイルは産業廃棄物処理業者に委託して、再資源化などが行われます。産業廃棄物は、市の焼却炉工場で処理することはないとしています。

そこで、個人で一般廃棄物となるエンジンオイルを、適正に処理するにはどう対応するのが、最適解なのでしょうか。

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処理方法の紹介

オートバイのエンジン交換
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エンジンオイルの処理には2つの方法があります。

オイル廃棄パックを利用する

まずは、ホームセンターなどに販売される廃油処理箱を使う方法です。

廃油処理箱は、外見がただの段ボールですが、中にはビニール袋とオイルを吸収する不織布が入っています。段ボールではなく、紙袋・ビニール袋・綿シート・おがくずなどがセットになったポイパックという製品も販売されています。

安価で、燃えるゴミとして簡単に捨てられる方法ですが、自治体によって対応が異なる場合があるため確認が必要です。

例えば、神奈川県横浜市で確認したところ、「しっかりとオイルが染み込んで、汚れた布などとして液体が流れ出ないようにすれば、燃えるゴミとして回収することは可能。それに対する規制はない。」との回答でした。

ガソリンスタンドやホームセンターに依頼する

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専門店で処分してもらう方法です。収集運搬業者や処分業者に委託する際は、事前に廃棄物処理業務を行っているかを確認するようにするとスムーズに進めることができます。

業者が廃棄物処理を行うためには「産業廃棄物収集運搬業許可」と「産業廃棄物処分許可」を取得している必要があります。産業廃棄物の許可証には、業者が取り扱える廃棄物の種類が記載されているため、その中に「廃油」が含まれているかを確認しましょう。

処理を委託するには契約を結ばなければいけない!

その後、処理の委託契約を結ぶ必要があり、「書面」を取り交わすこと、「5年間書面を保管すること」が発生します。

また、廃棄物を引き渡すごとにマニュフェストという産業廃棄物処理票の発行を必ず交付し、控えも保管しなければなりません。また、処理が終わるとマニュフェストの写しが返送され、それも5年間の保管が発生します。

これらは法律で義務付けられており、電話などで確認を行う時も、なかなかルートを確保することが大変であるという前提で、確認すると相手の印象も悪くなりにくいでしょう。

オイル廃棄で重要なこと

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ガソリンスタンドや、自動車工場、ディーラーなどでは、大量のオイルが廃油として処分しているため、保管の問題、処理費用の問題もあり、なかなか引き取ってもらえないのが現実です。

実際に店舗によって対応が違うといったことが多く、店長や責任者の判断にゆだねられており、捨てるだけでも手間がかかっていることを知っておく必要があります。

オイル交換をディーラーで行うメリット・デメリットとは

廃油の行く末

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エンジンオイルは「再生可能廃油」として取り扱われます。その多くは、重油として再利用されます。一部は精製され潤滑油としても利用されます。

この再利用方法は、「マテリアルリサイクル」と呼ばれる方法で、再資源化や、材料リサイクルと呼ばれることが多いようです。

ほかにも「ケミカルリサイクル」という方法もあり、化学反応を利用して別の材料に変化させる方法をとったり、「サーマルリサイクル」という方法で、再資源化が困難なものの熱を利用する方法も用意されています。

大切なことは、道具を買う前や、作業を始める前に最後の処理までのプランを考えておくことが重要といえるのではないでしょうか。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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