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皆さんも好きな車を現代に蘇らせる妄想「あの名車をリブートしたシン・○○」【推し車】

アニメ・特撮界隈で一層存在感を増している庵野 秀明氏が関わり、かつての名作を壮大なスケールでリブートする「シン・○○」シリーズですが、最近も劇場で大好評のシン・ウルトラマンに続き、次はシン・仮面ライダーらしいですね。

そのうち便乗モノがあふれそうとはいえ、いわゆる「パート2もの」や「並行世界モノ」とはまた異なる、徹底した作り込みや世界観の再構築に追従できる者はなかなかいないでしょう。

しかしここはあえて便乗、皆さんも好きなクルマを現代に蘇らせる妄想、「あの名車をリブートしたシン・○○」を筆者なりに考えてみました。

シン・トラッドサニー(日産・6代目サニー・1985年)

そんなに日産が好きになったのか、ウルトラマン

“トラッドサニー” 日産 サニー1600ツインカムVR(6代目)

今やカローラアクシオとマツダ教習車(MAZDA2セダン)くらいとなった5ナンバーセダンですが、欧米好みの凝ったデザインなど虚飾を廃し、スズキ エブリイやトヨタ ハイエースのごとくスペース効率一本槍の機能美を追求した、日本向けシン・5ナンバーセダンならば。

そう考えると思い浮かぶのは4代目E70系カローラ(1979年)と並ぶ、四角いボクシースタイルを極めてFFの6代目B12系サニー、通称「トラッドサニー」です。

どのみちファミリーカーが欲しい人はミニバンSUV、軽自動車を買いますし、スポーツ系はロードスターでもシビックタイプRでもお好きなように。

古くとも新しいコンセプトを深掘りした、「シン・トラッドサニー」をe-POWERで蘇らせれば、「そんなに日産が好きになったのか」と言われるユーザーが生まれるかも?

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支払総額 35~779万円

シン・インプレッサWRX(スバル・初代インプレッサ・1992年)

5ナンバー小型軽量ハイパワー4WDターボ、私の好きな言葉です

1996年のアクロポリスラリーで激走する、スバル インプレッサWRX(初代) ©STI

ランエボVあたりから、旋回性能や高速コーナーの安定性、それに太いタイヤを履こうと考えればワイドトレッドが必要で3ナンバー化は必須になってしまった2リッター級4WDスポーツですが、それに合わせて価格もウナギ上りです。

一番速いクルマが一番エライのは当たり前ですが、「一番楽しいクルマ」がそうとは限りませんし、1990年代以前のモータースポーツファンなら、ジムカーナで5ナンバーでもクルクルと自在に向きを変え、軽快に加速する初代インプレッサWRXを覚えていると思います。

もちろん、今になって同じようなクルマを作ってもGRヤリスに勝てるわけもありませんが、本当に大事なのは「誰よりも速く走る」以前に、「誰よりも楽しく走り、その結果としてコンマ1秒でも縮めて成長する」ことではありませんか?

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シン・シティCR-i(ホンダ・2代目シティ後期・1988年)

今日のコースは四駆殺し、私の苦手な言葉です

ホンダ シティ CZ-i(2代目後期)

ジムカーナドライバー出身の筆者にとって、現役当時に面白かったのはサイドターン(スピンターン)やRのキツイコーナーが続き、あるいは最速ラインが非常に狭く限られたコース設定で、そんな日は朝から「四駆殺し」というつぶやきがパドック各所で聞こえました。

つまり、パワーとトラクション頼みでタイムを出す4WDドライバーを蹴落としヒーローになれる楽しみが2WDドライバーに増える日だったわけで、特に厳しいコースほどイキイキとしていた「四駆殺しの刺客」が、2代目シティです。

特に2代目後期GA2の電子制御インジェクション仕様は軽量ボディに十分なほどパワフル、かつ実用車としては失敗する原因だった極端にルーフの低いクラウチング・スタイルによって、どんな横Gでもアンダー知らずの猛烈な旋回性能を発揮しました。

もっとも、ストーリアX4で戦っていた筆者にとっても、GA2シティの得意なコースでは苦虫を噛み潰していましたが…。

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※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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