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トヨタ ヤリスをサーキットで試乗!ハイブリッドとガソリンを比較

撮影・文:MOBY編集部 宇野 智

2019年12月に発表され、今年2月から発売となった新型ヤリス。ヴィッツから車名を変えてのフルモデルチェンジで注目を集めています。

3月上旬に、トヨタモビリティ東京がメディア向けに開催したサーキット試乗会でハイブリッドとガソリンモデルを乗り比べながら、ヤリスの走りの実力をチェックしてきました。この試乗会では、トヨタモビリティ東京が開発したハイラックスの特別仕様車「GRGコンセプト」も試乗。そのレポートはこちらからご覧いただけます。

ヤリスハイブリッド 試乗車 外装

試乗レポート記事公開のタイミングで、ちょうど新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛が始まり、社内検討の結果、公開を見合わせることになり、遅れて本日の公開とさせていただきました。

走りの新型ヤリス。ハイブリッドとガソリン、サーキット走行での違い

ヤリスハイブリッド 試乗車 外装

先に比較試乗したハイブリッドとガソリンモデルのスペックを比較しておきましょう。

ハイブリッドガソリン(1.5L)
エンジン種類直列3気筒直列3気筒
排気量1,490cc1,490cc
最高出力
kW(PS)/rpm
67(91)/550088(120)/6600
最大トルク
N・m/rpm
120/3800-4800145/4800-5200
モーター
最高出力
kW(PS)
59(80)
モーター
最大トルク
N・m
141
トランスミッション電気式無段変速機1速ギヤ付きCVT
車両重量
kg
1,0901,020
駆動方式FF
タイヤ185/55R16

ヤリスには、上記のパワートレインの他、1.0Lガソリンエンジンモデル(CVT・2WDのみ)と、同じ1.5Lガソリンモデルで6速MT仕様がラインナップされていますが、今回の比較試乗は、1.5Lエンジン同士でのものとなります。

試乗車のグレードは両車とも最上級の「Z」で車両重量も他グレードより20〜40kg重いスペックとなっています。

ヤリスハイブリッド 試乗車 外装

ハイブリッドはエンジンとモーターの最高出力を単純に足した総合出力では171ps、ガソリンモデルは120ps、パワーウェイトレシオ(車重÷PS)は、

ハイブリッド:6.37
ガソリン:8.5

となり、カタログスペック上の比較でハイブリッドの圧勝となります。

加速はハイブリッド、コーナリングはガソリン

結論から申せば、この見出しの通りとなります。車好きな方なら当然の結果と思われるかも知れませんが……

70kgの車重の違いは、明らかにハンドリングの違いに顕れています。ヤリスはFFですから、大人一人がボンネット内に入っているか、いないかの重量差。ことに高いスピードでコーナーに入ってから抜けるまでの挙動は、ガソリンモデルの方が軽快です。

しかし、TNGAプラットフォームを採用しているおかげで、車重では不利になるハイブリッドも安定した結構な走りを見せました。ボディ剛性が高く不安のない高速コーナリングが体験できます。あえてオーバースピードで突っ込んだときのシステム制御もよくできていました。これは、日常生活でうっかり速度を出しすぎてコーナーに入ってしまったとき、事故を未然に防いでくれることでしょう。

ヤリス ガソリンモデル 試乗車 外装

最高出力の違いから、ガソリンエンジンの加速力の弱さが懸念されがちですが、そこは問題なし。比べたらハイブリッドに負けますが、1,000kgちょっとの車重に120馬力もあれば十分。さらに、トヨタの「Direct Shift-CVT」を搭載、停止状態からの加速はもたつきません。このCVTは1速にギアを持った構造で、CVTにありがちな加速のもたつきを解消しているものです。

走りの質感でいえば、ハイブリッドに軍配があがりますが、ガソリンモデルでも十分な新型ヤリスでした。

ヤリスハイブリッド 試乗車 外装

価格と燃費を比較

最後に、車両価格と燃費の比較を。

ハイブリッドと1.5Lガソリンは3グレード構成。最上級の「Z」とエントリーグレードの「X」、両車とも2WDでの比較です。(単位:万円・税込)

ハイブリッドガソリン差額
Z229.5192.636.9
X199.8159.840.0

WLTCモードでの燃費比較は、「Z」で比較。他グレードより0.2〜0.6km/L、わずかに悪くなります。(単位:km/L)

ハイブリッドガソリン
35.421.613.8

約40万円の価格差は、200万円前後の車両価格に対してのウェイトが大きいですが、燃費の差と実用での走りの質感の違いから考えると吸収できてしまう違いと言えるでしょう。

さて、あなたならどちらを選びますか?

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この記事の執筆者
MOBY編集部 宇野 智

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