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トヨタ新型ヤリスクロスの口コミ評価総まとめ|燃費や装備、車選びの注意点は?
目次
MOBY編集部のヤリスクロスへの評価は?
トヨタ ヴィッツの後継新型「ヤリス」のアーキテクチャ(基本構造)とパワートレインは同じだが、背の高いSUVの癖をきちんと考えてセッティングされた足回りと、悪路での走行性能をしっかりと考えた4WDシステムが特筆すべきモデル。
ガソリンエンジン車には「マルチテレインセレクト&ダイナミックコントロール4WD」、ハイブリッド車には「E-Four&TRAILモード」という名称の四輪駆動システムを設定。RAV4やハリアーなどの上級SUVに搭載されているシステム。コンパクトカーの「ヤリス」にはない設定だ。
ヤリスクロスは、2タイプの4WDシステムをパワートレイン別に使い分けているのだが、すでにこなれた定評のあるシステム。さらに、ヤリスクロスの設計者は念入りにセッティングしたとのこと。
トヨタのコンパクトSUVのライズ、C-HRとは明確に性格を変えており、且つ、グレード構成も豊富なのが良いところ。人気が出るのは間違いないだろう。
ライズとC-HRの間を埋めるモデルとして登場したヤリスクロス。最初に発表された際には大排気量・大型SUVにしか目がない私は特にピンと来なかったというのが素直な感想。
ただ、詳細が明らかになるにつれて驚く事が多かったのも事実。
インテリアはBセグメント(ヴィッツやノート、フィットなど全幅が1,695mmから1,750mmまでの車種を指すことが多い)とは思えない上質な空間。8インチディスプレイオーディオ装備となるのはライバルにはない大きな魅力の1つです。
パワートレイン、特に4WDシステムはヤリスのE-Fourシステムをそのまま流用するのではなく、AWD-iシステムに進化している所を見る限り、開発者のヤリスクロスに対する想いが伝わるのではないでしょうか。
コンパクトカーの持つ俊敏性と燃費性能、取り回しの良さに加えて、SUVならではの車高による運転のしやすさを持つヤリスクロス、その販売状況に注目です。
第一印象は「新しい街乗りSUVか~」というものでしたが、かわいい見た目に反したガチめの4WD性能にビックリしました。4WD車は街乗りだけではもったいない、レジャーにも大活躍しそうな遊べるSUVですね。
悪路走破性を重視した小型SUVクロカンには、スズキ ジムニーシエラや三菱 パジェロ(今は国内販売されていませんが)がありますが、ヤリスクロスの登場でユーザーの選択肢が広がったといえます。
もちろん、すっきりしたデザインのゴツゴツしすぎていない見た目は、街乗りユーザーにもぴったりだと思います。ライズが四角い印象であるのに対し、ヤリスクロスは曲線の多いクーペスタイル。トヨタとしては色んな好みのユーザーをこの2車で囲い込むことができますね。
ライズは登場後、近所でたくさん見かけるようになりましたが、ヤリスクロスも今後多く目にするようになると思います。C-HRからの乗り替えはもちろん、旧プリウスやヴィッツユーザーもディーラーで薦められるかもしれません。いずれにせよ、他社ライバル車には手強いライバルが出現したといえます。
【まとめ】ヤリスクロスは走り&燃費が高評価!
項目 | 口コミ評価 |
エクステリア | ★★★☆☆ |
インテリア | ★★★☆☆ |
装備 | ★★★☆☆ |
走り | ガソリン:★★★★★ ハイブリッド:★★★★★ |
実燃費 | ガソリン:★★★★★ ハイブリッド: ★★★★★ |
エクステリアとインテリアは口コミが割れていたので★は3つだが、決して悪いという意味ではない。内装や装備について、価格内でじゅうぶん納得できるようなら「買い」だ。
走りと燃費に関しては、ガソリン車・ハイブリッド車ともに悪いレビューはほぼないと言ってよい。特にハイブリッド車は、情報が少ないながらもユーザーの期待を上回る燃費性能といえる。
人気グレードは装備が充実している「Z」「G」となるだろう。リセールバリューを期待するなら「Z」がおすすめだ。
ヤリスクロスの魅力には購入しやすい価格も含まれる。ライバル車と比較してお得感のある買い物がしたいなら、オプションの付けすぎに注意しよう。総支払額金額300万円以内をひとつの目安としてみよう。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...