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トヨタ新型ハリアーおすすめグレードは「G」!ハイブリッドはどう?違いを比較
目次
新型ハリアーのエンジン、駆動方式のオススメは?
新型ハリアーは、2.0Lガソリンと2.5Lハイブリッド、さらにハイブリッドは前輪駆動と後輪をモーターで駆動する「E-Four」の四輪駆動モデルがラインナップする。
MOBY編集部のスタッフは、その主要パワートレイン3モデルにサーキットで試乗しているので、その経験からオーナーのカーライフに合ったベストなグレードを提案する。
サーキット試乗では、2.0Lガソリン車の2WDの、ハイブリッド(FF)、ハイブリッド(E-Four)の3モデルでテストしている。
街乗りメインで速い走りを求めないなら、2.0Lガソリンで十分
直列4気筒2.0Lガソリンは「TNGA」に基づいたトヨタの新世代の「ダイナミックフォースエンジン」。最高出力は171PS、最大トルクは207N・mと十分なパワー。重たいSUV(1,530〜1,660kg:ガソリン車)でも低回転からパワーがフラットに出ていることと、1速にギアを持つCVTと相性も良く加速はじゅうぶん。
無論、ハイブリッドの電気モーターの力がなくなるが、街中での走行が中心、ロングドライブは月に数回程度といったユーザーなら、これで十分だろう。
追い越し車線をよく使って走るなら、2.5Lハイブリッド/FF
2.0Lガソリンではちょっと物足りないなと思う人は、追い越し車線をよく走る人だろう。
2.5Lハイブリッドのエンジンの最高出力は178PS、最大トルクは221N・m。前輪に120PS、202N・mのモーターがプラスされる。単純計算で298PS、423N・mのスペック、これはR32スカイラインGT-Rのスペックを凌ぐものとなる。
モーターは回転数が低いほどトルクが太く回転が上がるにつれて細くなる特性があるため、停止状態からの加速、中速域からの加速は得意。ハイブリッドだとエンジンとモーター、それぞれのパワーのおいしいところがマリアージュする3,000回転から4,000回転台が胸のすく走りを魅せる。
サーキット走行では、コーナリングの立ち上がりは鋭く気持ちがよかったようだ。
スポーツカー並みの走りが欲しいなら、「E-Four」ハイブリッド
前述の2.5Lハイブリッドにプラスして最高出力54PS、最大トルク121N・mのモーターが後輪を駆動する「E-Four」。単純計算で余裕の350PS超えだ。
前後のトルク配分は電子制御、停止状態からの加速はスポーツカー並み。さらに、コーナリングではハーフスロットルで曲がりコーナーの終わりでがつんとアクセルを踏めば、矢のように走っていく。
さらに、ボディ剛性の高さからくるフラットな車両姿勢も、パワーのあるエンジンとモーターに余裕の走りをプラスさせる。
燃費はどのくらい?
WLTCモード燃費 | 2.0Lガソリン/FF | 2.5Lハイブリッド/FF | E-Fourハイブリッド |
平均 | 15.4km/L | 22.3km/L | 21.6km/L |
市街地モード | 11.3km/L | 19.5km/L | 18.9km/L |
郊外モード | 15.7km/L | 25.1km/L | 24.2km/L |
高速道路モード | 18.0km/L | 22.1km/L | 21.4km/L |
紹介したパワートレインのWLTCモード燃費を記載した。2.0Lガソリンを市街地メインで乗る場合、実燃費は10km/Lほどと見てよいだろう。高速道路モードでのガソリンとハイブリッドの燃費の差は大きくない。
外装色は全グレード共通7色から選べる
新型ハリアーはどのグレードを選択しても、全てのボディカラーを選ぶことができる。
左上から
- プレシャスブラックパール
- センシュアルレッドマイカ
- ブラック
- ダークブルーマイカ
右上から
- ストレートグレーメタリック
- ホワイトパールクリスタルサンシャイン
- スティールブロンドメタリック
新型トヨタ ハリアーのおすすめグレードやオプションをおさらい
おすすめは「G」+リアクロストラフィックオートブレーキ
車内のオーディオとスマホを連携させて、カーナビや音楽を利用するのであれば「G」のディスプレイオーディオ仕様がオススメ。さらにMOBY編集部は、リアの予防安全を高めたリアクロストラフィックオートブレーキのオプションをオススメする。
おすすめオプションを含む参考価格
グレード名 | 車体本体価格 | オプション価格 | 参考合計額 |
G ハイブリッド | 4,000,000円 | 68,200円 | 4,068,200円~ |
G レザーパッケージ ハイブリッド | 4,300,000円 | 68,200円 | 4,368,200円~ |
G ガソリン | 3,410,000円 | 68,200円 | 3,478,200円~ |
G レザーパッケージ | 3,710,000円 | 68,200円 | 3,778,200円~ |
「S」おすすめのオプション:デジタルインナーミラーとリアクロストラフィックオートブレーキ
エントリーグレードの「S」であっても「G」「Z」とほぼ同等の装備であるため、不安要素はないといっていい。編集部からは、リアの予防安全を高めたリアクロストラフィックオートブレーキと、クリアな後方視界を可能にするデジタルインナーミラーのオプションをオススメする。
おすすめオプションを含む参考価格
グレード名 | 車体本体価格 | オプション価格 | 参考合計額 |
S ハイブリッド | 3,580,000円 | 68,200円 88,000円 | 3,736,200円~ |
S ガソリン | 2,990,000円 | 68,200円 88,000円 | 3,146,200円~ |
「Z」おすすめのオプション:調光パノラマルーフ
ハイグレードの「Z」のみで選択できる調光パノラマルーフは、今回の新型ハリアーが初採用となる次世代のサンルーフだ。サンシェードを開けたままでも調光や透過が切り替えできるため、暑さや眩しさに合わせて適度な光を車内に取り込むことができる。
おすすめオプションを含む参考価格
グレード名 | 車体本体価格 | オプション価格 | 参考合計額 |
Z ハイブリッド | 4,520,000円 | 198,000円 | 4,718,000円~ |
Z レザーパッケージ ハイブリッド | 4,820,000円 | 198,000円 | 5,018,000円~ |
Z ガソリン | 3,930,000円 | 198,000円 | 4,128,000円~ |
Z レザーパッケージ | 4,230,000円 | 198,000円 | 4,428,000円~ |
注目の新型車情報はこちら!
- 最新「ハリアー」中古車情報
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本日の在庫数 3199台 平均価格 295万円 支払総額 55~649万円
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...