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トヨタが止まらない!ランクル級BEV「bZラージSUV」販売名称は【bZ5X】?25年デビューに期待
「bZラージSUV」はシリーズ内の最上位モデルか
トヨタは今年5月に今後グローバルで展開している電気自動車シリーズ「bZ(ビーズィー)」の第1弾、「bZ4X」を国内で発売しました。現在中国では、bZ4Xの次に登場すると見られるセダンモデル「bZ SDN」の開発車両も目撃されています。
bZシリーズの車種は今計画されているものだけで7種類あり、そのうち5車種のコンセプトカーが昨年12月に公開されました。
今回はその中でもフラッグシップSUVになると見られるコンセプトカー「bZ LARGE SUV(bZラージSUV)」の市販型について、現在判明していることから詳細を予想します。
昨年12月に公開された全5車種のbZシリーズ情報はこちら
車名はbZ5Xの可能性が高い
bZラージSUVはその名の通り、現在発表されている車種の中では最もボディサイズの大きい大型SUVです。
ミドルクラスSUV「bZ4X」のボディサイズが「ハリアー」や「RAV4」と同じということを踏まえると、bZラージSUVはそれよりもさらに大きい「ランドクルーザー」に近いサイズ感になると予想されます。
bZ4Xの車名はシリーズ名を表す「bZ」、ボディサイズを表す「4」、クロスオーバー(SUV)を表す「X」の組み合わせで構成されています。
トヨタは2020年に、ヨーロッパの特許庁にてbZ1~bZ5、bZ1X~bZ5Xの商標を出願しています。これを車名の候補として考えると、bZラージSUV市販型の車名は「bZ5X」になる可能性が高いでしょう。
外観に大きな変更はなさそう
気になる外観ですが、bZ4XやbZ SDNの開発車両を見ると、コンセプトカーの段階からほぼ変わっていません。そのため、bZラージSUVの市販型もコンセプトカーから大幅な変更が加えられるとは考えにくいです。
現時点でbZラージSUVに見られる特徴として、角張ったスクウェアなシルエットや電動格納式のドアハンドル、ややスポーティなツートンルーフ&ボンネットなど。
内装については現時点だと不明。現地で撮影しても内側を捉えることはできませんでした。
2025年までに登場予定
トヨタは昨年4月に開催された上海モーターショーにて、2025年までにEV15車種を導入する計画を発表しており、そのうちの7車種がbZシリーズであると伝えています。
半導体不足などの諸影響を受けてスケジュールが先送りにならなければ、bZラージSUVも2025年以内に登場するはずです。第1弾のbZ4Xが今年デビューしたので、ここから3年以内に残り6車種のbZモデルが投入されることに。単純計算で1年に2車種がデビューすることになります。
2024~2025年あたりのデビューが妥当?
bZシリーズは様々な自動車メーカーと協業することが伝えられており、発表時には「BYD(中国)」「スバル」「ダイハツ」「スズキ」の4メーカーがパートナー各社として公表されています。
このうちスバルはbZ4X、BYDはbZ SDNで協業することが明らかになっています。
bZ SDNは開発車両が目撃されていることもあり、おそらく第2~3弾として登場するはず。となると、次は協業先が明確であるコンパクトクラス「bZスモールクロスオーバー」や「bZコンパクトSUV」がデビューするでしょう。
そうなると、bZラージSUVのデビューはbZシリーズの中でも後半になるのではないかと予想されます。
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