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トヨタが公開したbZシリーズ5車種を完全解説!25年までに全て発売予定
目次
トヨタ・レクサスが17車種もの新型BEVを公開
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トヨタは2021年12月14日、今後のBEV(バッテリー式EV)戦略に関する説明会にて、bZシリーズを始めとする合計17台の新型BEVを公開しました。
bZシリーズ5車種が一斉公開
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そのうち、bZシリーズは発表済の第1弾「bZ4X」を含む計5車種。今回公開された5車種は以下のとおりです。
- bZ SMALL CROSSOVER
- bZ COMPACT SUV
- bZ4X
- bZ LARGE SUV
- bZ SDN
車名はbZ4X以外、それぞれのボディタイプやクラスを表すものになっていますが、市販型では「bZ○」や「bZ○X」のように統一されたものになると予想されます。
車名の候補は9種類
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現にトヨタは2020年にbZシリーズの車名と見られる商標を登録しています。
現在確認されている商標はbZ単体、bZ1~bZ5、bZ1XからbZ5Xの12種類。命名される可能性があるものは9種類です。9種類全てが発売するかどうかは不明ですが、今回発表された5車種がこれらに当てはある可能性はかなり高いでしょう。
予想では車名の数字が大きいほどサイズが大きくなり、Xがつくものはクロスオーバーであると考えられます。
各メーカーと共同開発する予定
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トヨタはbZシリーズを、各分野に得意分野をもつ自動車メーカーと共同開発するとしており、bZ4Xのスバルに始まり、ダイハツやスズキ、中国のBYDのロゴマークなどが挙げられています。
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さらに前の2019年に公開された資料では、どのクラスでどのメーカーと共同開発するかについても記載されていました。
今回は、予想される車名や共同開発すると考えられるメーカーといった内容も踏まえながら、各車種を紹介していきます。
【コンパクト】bZ SMALL CROSSOVER
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bZ SMALL CROSSOVER(bZ スモールクロスオーバー)は、今回発表されたbZシリーズ車で最もコンパクトなSUVモデル。
電費性能(1kmの走行で消費する電力量)はコンパクトSUVクラストップの125kw/kmを実現しているとのこと。
他の車種のボディカラーがシルバーやブロンズといった無機質なカラーリングだったのに対し、この車種のみ鮮やかなレッドを採用しています。
車名は「bZ1X」で近く発売か
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豊田社長が「シリーズで最もコンパクトなSUV」としていることから、市販型の車名はbZ1Xになると思われます。ヨーロッパや日本を意識しているようなので、日本にも投入されるでしょう。
フロント周りのデザインもかなり市販型に近いと思われるため、bZ4Xの次に登場すると考えられるモデル。2022年内の発売が予想されます。
なお、共同開発するとすれば軽自動車やコンパクトクラスに強みを持つダイハツやスズキが有力です。
【ミディアムクロスオーバー】bZ COMPACT SUV
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ミディアムクラスのSUVとして紹介された車種。かなりスポーティなデザインが特徴です。
車名は「bZ3X」でC-HRの後継になると予想
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サイズ的に該当する車名としては「bZ3X」が有力。
また、サイドを始めとする全体的なデザインがC-HRに近い雰囲気であることから、日本では実質的な後継車種になることも考えられます。
マルチ・スズキと共同開発の可能性も
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また、bZコンパクトSUVは、スズキ子会社の「マルチ・スズキ」がインドで2020年に発表した「コンセプト・フュートゥロ・イー」と似た特徴を備えています。主にサイズやヘッドライト周りのデザイン、なだらかなルーフなどが近いといえるでしょう。
そのため、bZコンパクトSUVの市販型はスズキおよびマルチ・スズキと共同開発されるかもしれません。
【ミディアムSUV】bZ4X(すでに発表済)
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2021年10月に発表されたbZシリーズ第1弾。スバルと共同で開発されており、兄弟車として「スバル ソルテラ」も発売します。
トヨタの元町工場にて生産されており、来年の発売に向けて生産準備の段階にあるとのことです。
bZ4Xは今回登場したbZシリーズで唯一、内外装やスペックといった詳細が明らかになっています。
【ラージSUV】bZ LARGE SUV
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3列シートの用意もあるという最大サイズのSUV。
角張ったフロントはトヨタの最上級SUV「ランドクルーザー」を彷彿とさせますが、リアをみるとハリアーのような都会派な印象も受けます。
車名はbZ5Xが有力
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bZ ラージSUVはbZ4Xよりも大型のSUVであることから、車名は「bZ5X」が有力。
将来的にはbZシリーズのフラッグシップとして位置づけられると見られるモデルです。
【ミディアムセダン】bZ SDN
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bZ SDN(bZ セダン)は、今回登場したbZシリーズ車の中で唯一、クロスオーバーではないモデルです。
サイズはミディアムクラスで、車両左のリアホイール上部には給電口らしい部分が確認できます。
車名はXがつかない「bZ3」「bZ4」に?
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編集部の予想では「bZ○X」のXはクロスオーバーを意味する記号です。
そのため、セダンであるbZ SDNの市販型は車名にXがつかない可能性があります。
ミディアムクラスと紹介されているため、「bZ3」または「bZ4」になると考えられます。
全て2025年までに登場する見込み
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トヨタは2021年4月に開催された上海モーターショーにて、2025年までにEV15車種を導入する計画を発表しており、そのうちの7車種がbZシリーズであると伝えています。
つまり、2022年の発売が決定しているbZ4Xを除けば、残り6車種のbZシリーズ車が2025年以内に登場することに。
その6車種に今回発表された4車種が含まれている可能性は非常に高く、2025年までの発売は大いに期待できます。
ミニバンやワゴンも用意?
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トヨタが2019年に公開した、グローバル展開するEV群にはミニバンやワゴンといったものも含まれていたことから、今後新たに追加されるbZモデルにも同様のモデルが存在すると思われます。
ただ、もしかすると今回同時に発表された別シリーズ「ライフスタイルBEV」に含まれる車種を指したものである可能性も。
何はともあれトヨタが今後急激にBEVラインナップを拡充することは確実。世界規模で加熱しているEV市場で、トヨタがどういった立ち位置になるのか注目です。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...