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世界で愛称が異なるジムニー!サムライ・カタナ・カリビアン…なんと軍隊仕様も
スズキ ジムニーとは
ジムニーは、軽自動車において唯一無二の本格クロスカントリーSUVです。かつては、パジェロミニなど、クロスカントリーを強く意識するライバルもいましたが、現在ではジムニーの一強といっていいでしょう。
しかしジムニーは軽自動車には珍しく、エンジン・ミッションにおいて縦置きレイアウトを用いた4WDを採用しており、整備性や走破性を重視した作りになっています。これが世界各国でジムニーが愛される人気の1つとなっています。
こんなにも!世界各国で異なる呼び名
スズキジムニーが発売されたのは1970年(昭和45年)からと古く、初代ジムニーから海外への販売が実施されていました。海外モデルはそれぞれの国の特徴に合わせて仕様が異なることや、現地法人による生産・販売などによってそれぞれジムニーの名称が異なっています。
サムライ(侍)
1985年に北米にて輸出されたジムニーの車両を10cm広げた車両(ベースモデルはSJ413)として登場した車両に「サムライ」のネームプレートが設定されています。
カタナ(刀)
1,300ccモデル(ジムニーシエラ)がベース車両となるインドネシア現地で生産されているモデルに「カタナ」のネームプレートが設定されています。
カリビアン(カリブ海)
「カタナ」と同様、タイ現地で生産されているモデルには「カリビアン」のネームプレートが設定され、現地でも非常に人気があるようです。
ジプシー(移動型民族)
マルチ・スズキ・インディア(スズキのインドにおける乗用車生産販売子会社)が生産しているジムニーにはベース車両を延長した「ジプシー」が存在します。
軍隊仕様(インド軍仕様)
先ほど紹介したマルチ・スズキ・インディアが生産する「ジプシー」はインド軍仕様としても生産がされています。
待望の5ドア(もしくはロング版)も準備中?
2021年10月26日、インスタグラムにてジムニーロングと思われる開発車両が投稿されました。最後にジムニーロングの開発車両が目撃されたのは2021年3月と、開発は着々と進んでいるものと思われます。
ジープラングラーのようにロング版を手に入れることで様々なユーザーにジムニーが愛されるようになるのか、今後のジムニーにおける最新情報に目が離せません。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...