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日産『キックス』のフルモデルチェンジが来る?新型と思われるテストカーが撮影された
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日本では2020年も世界では2016年にデビューした日産『キックス』
日産のSUVラインアップにおいてエントリーモデルとなっている『キックス』は、2020年6月24日に現行モデルが発売されました。なお、現在は半導体不足や物流の停滞といった理由から注文が一時停止となっています。
2008年から2012年に販売されていた初代三菱からOEM供給を受けていた軽自動車でしたが、2代目では日産が自社で製造するオリジナルのモデルとなり、2016年8月にブラジルから販売を開始。その後各国にも導入され、日本では約4年遅れでデビュー。
日本では導入からまだ約3年ほどと、モデルサイクルでいえば折り返し地点にさしかかった時期になりますが、グローバルにおいては約7年が経過しました。
モデルチェンジは新型として登場後、5年から7年までの間に行われることが一般的であるため、キックスは日本では導入からまだ日が浅いものの、近い将来に新型がデビューする可能性は高いと考えられます。
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アメリカで新型キックスらしきテストカーが撮影された
新型キックスと思われるSUVタイプのテストカーが、アメリカ・ミシガン州のデトロイトで撮影されました。
車体左前方から左後方にかけて撮影されたテストカーは、ボディサイズはそれほど大きくなく、後席のドアも開口部は少ないように見えるほか、リアオーバーハングも切り詰められているようです。
黒いカモフラージュによって各部のデザインを隠されていますが、ポジションライトの点灯パターンやフロントグリルの形状、ホイールのデザインなどの一部が垣間見えます。
ホイールのデザインは特徴的な3つの穴があるディッシュタイプで、表面には日産が『サクラ』に水引のモチーフとして採用したような、複数の細かい溝が中心から外側に向かって刻まれていることが写真から確認可能です。
また、ポジションライトとそれとあわさるヘッドライトは、ポジションライトの点灯パターンから横長の意匠であることがわかるほか、フロントグリルはカモフラージュの陰影から逆台形となっていることがわかり、日産のVモーションを思わせるデザインが隠されているようです。
これらの情報から、このテストカーが日産の新型コンパクトSUV、つまり新型キックスである可能性は高いと言えるでしょう。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
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