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日産キューブ後継車の新型コンパクトトールワゴン最新情報!スペックや燃費・価格・発売日を徹底予想!
目次
- 2018年日産キューブ後継車・新型コンパクトトールワゴン登場か
- 【最新情報】新型コンパクトトールワゴンの前にキューブが最後の一部改良か
- 日産キューブが長期売上不振で7人乗りへシフト?
- 日産キューブ後継車・新型コンパクトトールワゴンのパワートレインは?
- 日産キューブ後継車・新型コンパクトトールワゴンにプロパイロット装備か
- 日産キューブ後継車・新型コンパクトトールワゴンのスペックは?
- 日産キューブ後継車・新型コンパクトトールワゴンの燃費は?
- 日産キューブ後継車・新型コンパクトトールワゴンの価格は?
- 日産キューブの中古車価格についてはこちら
- 日産キューブ後継車・新型コンパクトトールワゴンの発売日は?
- ロングセラー日産キューブの後継モデルに大注目!
2018年日産キューブ後継車・新型コンパクトトールワゴン登場か
日産キューブが2018年に販売が終了となり、後継モデルの新型コンパクトトールワゴンが発売される可能性があります。
1998年に発売されたキューブは来年でデビューから20年が経ちますが、日産の車両ラインアップの見直しや新型デザインの適応などで、キューブも世代交代となる可能性が浮上してきました。
キューブがフルモデルチェンジという見方もありますが、今回は新型後継モデル登場の可能性について徹底予想していきます。
【最新情報】新型コンパクトトールワゴンの前にキューブが最後の一部改良か
キューブが生産終了となり、新型コンパクトトールワゴンにシフトする前に、最後の一部改良が行われるとの情報が入ってきました。
一部改良ではフロントバンパーなどのデザインが若干変更されるとの噂ですが、詳細は明らかになっていません。
一部改良の時期は2018年4月ごろとの予想です。
日産キューブが長期売上不振で7人乗りへシフト?
5人乗りトールワゴン
メーカー・車名 | 2016年11月~2017年4月 販売台数(台) |
---|---|
日産・キューブ | 5,053 |
トヨタ・タンク/ルーミー (2016年10月デビュー) | 68,488 |
スズキ・ソリオ | 28,310 |
トヨタ・シエンタ | 70,419 |
ホンダ フリード/プラス/ハイブリッド | 71,748 |
上の表は、2016年10月から2017年4月までの販売台数をキューブのライバル車と比較したものです。
この半年間で、トヨタ・タンク/ルーミー、スズキ・ソリオに比べ、キューブの販売台数はかなり少なく、売上不振が目立っています。
日産 新型キューブが7人乗りに?
7人乗りコンパクトトールワゴン
さらに、7人乗りであるトヨタ・シエンタ、ホンダ・フリードが5人乗りトールワゴンよりも人気があり、今までのユーザーがこちらへ買い替える傾向にあります。
日産は、この手の7人乗りコンパクトトールワゴンがないため、キューブをフルモデルチェンジするより、7人乗りコンパクトトールワゴンへシフトする可能性が高いでしょう。
Vmotion2.0と不釣り合いな外観設計
キューブを販売終了する理由がもう一つあります。
それは日産の新デザインコンセプト「Vmotion2.0」とキューブの根本設計が不釣り合いという点です。
Vmotion2.0ではバンパーからヘッドライト、そしてボンネットにかけてV字を基調に、直線的でエッジの効かせたデザインコンセプトです。
一方、キューブはその名の通り「立方体」の箱車らしい形状をしています。
これにグリルだけをVmotion2.0にしても良いでしょうが、車体全体の角が直角になっているキューブには、そぐわないでしょう。
過去に、2003年から2008年まで7人乗りのキューブキュービックが発売された経緯がありますが、以上の理由から復活はありえません。
そこで日産・キューブは、車名を変え、イメージを一新すると予想できます。
日産キューブ後継車・新型コンパクトトールワゴンのパワートレインは?
日産・ジュークと同じ1.5Lエンジンか
日産・ジューク
新型コンパクトトールワゴンには、ジュークと同じ1.5Lガソリンエンジン(型式:HR15DE)が使用されるという噂があります。
現行型キューブも同じエンジンを使っていますが、ジュークのほうがハイパワー仕様のものになっており、7人まで乗車できることを考えれば、パワーに余裕があったほうが良いでしょう。
そして、シエンタ、フリードも1.5Lエンジンを搭載しているため、HR15DEエンジンの搭載が最有力です。
●3車種ガソリン車パワートレイン比較
原動機型式:HR15DE (ジュークのエンジン) |
原動機型式:2NR-FKE (シエンタのエンジン) |
原動機型式:L15B (フリードのエンジン) |
|
---|---|---|---|
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC |
排気量 | 1.5L | 1.5L | 1.5L |
最高出力 | 84[114]/ 6,000 | 80[109]/ 6,000 | 96[131]/ 6,600 |
最大トルク | 150[15.3]/ 4,000 | 139[13.9]/ 4,400 | 155[15.8]/ 4,600 |
トランスミッション | CVT | Super CVT-i(自動無段変速機) | CVT(自動無段変速機) |
駆動方式 | FF | FF、4WD | FF、4WD |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー | レギュラー |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
ジューク、シエンタ、フリードでのエンジンを比べれば、ジュークは2番目の最高出力、最大トルクです。
しかし、最大トルクに注目すれば、フリードとほぼ同じの150N・mであるため、トルク感は十分で、7人乗車でも停車時から発進で力強く車を前進させてくれることは間違いありません。
e-POWERユニットを搭載は最有力
e-POWERの一体型パワートレイン
シエンタやフリードにもハイブリッドモデルが存在します。
一方で日産・新型コンパクトトールワゴンには、e-POWERを搭載します。
日産・ノートと同じエンジン、モーター、バッテリーを使用し、3車種では最も低燃費であることは間違いないでしょう。
●3車種e-POWER、ハイブリッドのパワートレイン比較
原動機型式:HR12DE (ノートe-POWERのエンジン) |
原動機型式:1NZ-FXE (シエンタハイブリッドのエンジン) |
原動機型式:LEB (フリードハイブリッドのエンジン) |
||
---|---|---|---|---|
エンジン | 種類 | 直列3気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC |
排気量 | 1.2L | 1.5L | 1.5L | |
最高出力 | 58[79]/ 5,400 | 54[74]/ 4,800 | 81[110]/ 6,000 | |
最大トルク | 103[10.5]/ 3,600~5,200 | 111[11.3]/ 3,600~4,400 | 134[13.7]/ 5,000 | |
モーター | 最高出力 | 80[109]/ 3,008~10,000 | 45[61]/ – | 22[29.5]/ 1,313~2,000 |
最大トルク | 254[25.9]/ 0~3,008 | 169[17.2]/ – | 160[16.3]/ 0~1,313 | |
トランスミッション | CVT | CVT | 7速AT | |
駆動方式 | FF | FF | FF、4WD | |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー | レギュラー | |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
e-POWERはモーターのみの駆動であるため、トータルパワーではノートe-POWERが一番小さいかもしれませんが、モーターの特性からすれば、加速感やトルク感はこれまでの7人乗りコンパクトトールワゴンになかった新感覚が味わえるはずです。
日産キューブ後継車・新型コンパクトトールワゴンにプロパイロット装備か
新型コンパクトトールワゴンには、セレナに装備されている「プロパイロット」が装備されることが予想できます。
これは、高速道路での単調な“渋滞走行”と長時間の“巡航走行”で、ドライバーに代わってアクセル、ブレーキ、ステアリングを自動で制御してくれます。
前方の車と車間距離を適当距離に保ち、車線の脱輪しないようにモニターで白線を感知し、ドライバーの運転時の負担を軽減する役割をはたしています。
プロパイロットについての記事はこちら
日産キューブ後継車・新型コンパクトトールワゴンのスペックは?
新型コンパクトトールワゴンの予想スペックをご紹介します。
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4,230~4,270 | 1,695 | 1,690~1,740 |
ホイールベース | 車両重量 | 乗車定員 |
2,730~2,750 | 1,350~1,480 | 7 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
ガソリン車 | e-POWER車 | ||
---|---|---|---|
エンジン | 種類 | 直列4気筒DOHC | 直列3気筒DOHC |
排気量 | 1.5L | 1.2L | |
最高出力 | 84[114]/ 6,000 | 58[79]/ 5,400 | |
最大トルク | 150[15.3]/ 4,000 | 103[10.5]/ 3,600~5,200 | |
モーター | 最高出力 | – | 80[109]/ 3,008~10,000 |
最大トルク | – | 254[25.9]/ 0~3,008 | |
トランスミッション | CVT | CVT | |
駆動方式 | FF、4WD | FF | |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー | |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
新型コンパクトトールワゴンのプラットフォームは、Bプラットフォームが採用される可能性が高いでしょう。
Bプラットフォームは現行型キューブのほかにウイングロード、ジューク、NV200バンに使用されているもので、新型コンパクトトールワゴンの車体寸法は、シエンタ、フリードとほぼ同じ5ナンバー枠になり、パワートレインは、ジューク1.5とノートe-POWERと同じになると考えられます。
プラットフォームについての記事はこちら
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...