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【三菱自動車ミニバン一覧比較】人気4車種を中古で買うならおすすめは?2021年最新情報

三菱自動車のミニバンをランキングで一覧比較!中古で買うならどれがおすすめ?

三菱 デリカ D:5

デリカシリーズをはじめとする三菱自動車のミニバンは、パワフルなエンジンに高い積載能力を持ち、普段使いからアウトドアレジャーまでの幅広い場面で活躍します。

本記事では、三菱自動車のミニバンを販売が終了しているモデルも含めて三菱のミニバンを中古で買うなら、どのモデルがおすすめかご紹介します。

デリカD:5

デリカD:5
2007年1月モデルチェンジ
価格:391万円~

現行のデリカにはD:5という名前がついています。過去のデリカと比較して、若干舗装路よりのイメージになりました。

概要

三菱自動車の中では唯一の、正統派ミニバンと言っていいでしょう。過去には、RVRやシャリオといったレジャーユース、ファミリーユースを強く意識した車がありましたが、残念ながら絶版モデルとなりました。

デリカは三菱自動車の中でも、歴史が長い車種のひとつです。その歴史は1968年から数え、50年を超えました。9人乗り仕様や、回転対座レイアウト(電車のボックスシートのようなレイアウト)にもできたモデルもあり、三菱らしい無骨なレジャー特化した車両でした。

イメージは現行のD:5で大きく変わったものの、その積載量や走破性に対するアプローチは、他社のミニバンと一線を隔しています。

評価

デリカは、近代的な進化も遂げており、e-Assistをはじめとする安全装備が標準で多く用意されています。

一般的な進化をしながらも、デリカは、ミニバンの中でも唯一無二の存在で、ライバルらしいライバルはいません。

というのも、街乗り仕様にステータスを全振りしたミニバンが多いなか、唯一悪路での走行性能を意識した造りになっているからです。外径の大きなタイヤや、多段式のATミッション、4WDロック機能など、その機能は圧倒的な差になります。

燃費はWLTCモードで12.6km/Lとものすごくよい燃費とはいえませんが、ウインタースポーツやマリンスポーツをアクティブにする人には、オススメの性能をもった車に仕上がっています。

最新「デリカD:5」中古車情報
本日の在庫数 2266台
平均価格 310万円
支払総額 35~695万円

ランエボエンジンのミニバンRVR

三菱 RVR 2001年モデル
三菱 RVR 2001年モデル

現在は、SUVとしてラインナップされるRVRですが、過去にあった過激なモデルとして、ランサーエボリューションと同じ4G63ターボが搭載された、レジャーにも行ける快速モデルがありました。「ハイパースポーツギアR」とうい仰々しいグレード名が、いかにも三菱らしいところです。

概要

ランエボエンジンのRVRが生産されたのは、初代から2代目に生産された1991年から2003年のモデルです。ランサーエボリューションの初代から、エボリューション8と同じ時期に販売されていたモデルともいえます。

200馬力を軽く超える2000ccターボエンジンと、5MTが組み合わさり、4WDの走破性など、三菱のスポーツ4WDのテンプレートというべきパッケージをしていました。

正直に、当時のモデルなので燃費がいいモデルではありませんが、今のミニバンと比較しても圧倒的な走破性があり、現役であればかなり趣深いモデルのひとつです。

評価

スポーツカーとして評価すれば、オフロード向きの柔らかいサスペンションや、大きく確保された最低地上高など、街中で活かせる仕様ではありませんでした。

他社の同じようなモデルでは当時、トヨタ・イプサムや、日産リバティなどがありましたが、走行性能はRVRが圧倒的だった点が、この車のセールスポイントだったといえるでしょう。

最新「RVR」中古車情報
本日の在庫数 115台
平均価格 194万円
支払総額 42~405万円

シャリオ

三菱 シャリオ

シャリオは現在絶版となり長いモデルとなりました。その歴史は1983年から始まり、2003年のシャリオ グランディスで終わりを迎えました。

先のRVRは、このシャリオからの派生車種で姉妹車の関係があり、リゾートランナーGTは、シャリオエボリューションなどとも呼ばれていました。

概要

初代は、日産・プレーリー、クライスラー・ボイジャーと並び、珍しい形の車として認識されていました。そのことが「ミニバンの嚆矢(こうし:始まりの意)」とも言われているようです。

当時のちょっと変わった装備として、4速スーパーシフトというモデルがあり、4速ギア+Hi/Low(副変速機2速)の計8速ギアがありました。その後のモデルチェンジでスポーティーなRVRと、ちょっと豪華なシャリオといった具合に姉妹関係が築かれます。

そして3代目の最終モデルとなり、3ナンバー化や、ギャランのV型6気筒を搭載するなど、グランディスの名のとおり、豪華な仕様となりました。

評価

これも、正直に燃費のいい車ではありません。しかしながら、フカフカの柔らかいシートが好きという人は、ソファー感覚で座れるシートになっていました。新車価格が300万円ほどだったので、最近の300万円台の車と比較すれば、その硬めのシートとは一線を隔す仕上がりになっています。

最新「シャリオ」中古車情報
本日の在庫数 1台
平均価格 77万円
支払総額 77~77万円

D:5ではない旧デリカ

デリカ スペーシアギア

三菱のミニバンを語るうえで、デリカは外せない存在ですが、D:5以上に語らなければならないのが、2代目(1979-1986)のスターワゴンと、3代目(1986-1999)のスペースギアです。これほど、本格的に悪路に行けるミニバンは見たことがありません。

「デリカといえば!コレっ!」という人も多い人気モデルです。

概要

大型のトラックも製造する三菱自動車ですが、その頑強な構造を乗用車にも採用し、リフトアップされた高い車高、ブロックの大きなゴツゴツしたタイヤ、大型のバンパーガードなど、今の車と比較すれば、純正スペックが既に改造車といえるような仕上がりです。

ハイルーフモデル等、室内空間が大きく確保されたモデルもアリ、当時から車中泊を意識した仕上がりにもなっています。

評価

多少の悪路も苦にしないこのモデルは、今でも一線級の走破能力を持った車両です。燃費が悪いのは、時代の古さの表れですが、趣味の車としては最高の車です。

雪、泥、砂利など、悪路を苦にしないので、キャンプ、釣り、スノボなどの、力強い相棒になってくれる車といえます。

これが、「デリカといえば!コレっ!」という唯一無二の理由でしょう。

最新「デリカスペースギア」中古車情報
本日の在庫数 85台
平均価格 140万円
支払総額 55~253万円

上記4車種スペックまとめ

年代も、コンセプトも違うこれらの4台を一気に並べて性能比較していきます。

安全装備は、D:5にe-Assistが標準装備され、車線逸脱や、衝突軽減ブレーキなど、近代的なひとしきりの機能を搭載しています。

その他の紹介した車両は、それ以前のモデルで、ABSや、モデルによっては、クルーズコントロールがあるものの、他は全くありません。

仕様デリカD:5旧デリカ(スペースギア)RVRシャリオ グランディス
年式2007年以降199919912003
乗員人数7から87から1047から8
種類4N144G644G63ターボ6G72
燃料軽油レギュラーハイオクレギュラー
最大出力(ps)145145230215
最大トルク(N・m380206289299
燃料タンク(L)64665558
燃費(WLTC12.6
グレード※ロングGハイルーフ仕様※スーパースポーツギア※ロイヤルエクシード

WLTCモードは近年始まった計測方式で、旧デリカ、RVR、シャリオの時代には別の方式で計測していたため、記載はありません。実際に乗っていた人の話によれば7km/L前後のことが多く、悪い時は5km/Lくらいまで落ち込むといいます。こう考えると、12.6km/Lの数字がいかに進歩したかが分かります。

ただ、スペースギアの10人乗りは圧倒的で、旧普通免許での枠いっぱいの人数を、1台で移動することができます。

RVRは、スペック的にはもうラリーカーです。走りに遊びに楽しめる1台といえるでしょう。

最後のシャリオも、ミニバンとしては大型のエンジンを搭載していて。荷物を積んでも余裕の高速走行が可能です。その余裕が日常ではゆったりした走りの空間を実現します。

それぞれに特徴が溢れる結果となりましたが、三菱のミニバンはいかがでしょうか。

三菱のミニバン選びのポイント

以下の表は、各車種を検討しているユーザーがどのような要素を重視しているのかをまとめたものです。IGNITIONがユーザーの閲覧コンテンツの傾向などを分析・集計したデータに基づいています。

車種コンテンツ①コンテンツ②コンテンツ③
デリカD:5走行性能
(62.0%)
インテリア
(13.4%)
燃費
(11.7%)
RVR燃費
(35.6%)
走行性能
(27.3%)
インテリア
(15.8%)
シャリオ燃費
(47.3%)
インテリア
(24.7%)
走行性能
(10.8%)
デリカスターワゴン燃費
(34.5%)
走行性能
(32.7%)
室内空間
(10.9%)
デリカスペースギア室内空間
(86.2%)
インテリア
(6.5%)
エクステリア
(3.2%)

データのない車種は外しています。上記データも絶対というわけではありませんが、参考にしてみてください。

三菱のミニバンの重視する要素は3つ?

上記のデータを見ると、ほとんどの車種に「走行性能」「インテリア」「燃費」をユーザーが重視している結果になりました。

デリカD:5は走行性能を重視!

デリカD:5は上述したとおり、唯一悪路での走行性能を意識した造りになっていることが評価されている結果のようです。

使い潰すなら三菱の中古ミニバンがおすすめ!

今回のランキングでは、デリカD:5以外は国内販売が終了しているモデルでしたが、そのどれもが中古市場で入手しやすく、価格も安い実用的なモデルですので、新車じゃなくても構わないという人にはおすすめです。

また、型落ちの中古モデルであるということは、リセールを気にせず使い潰すつもりで使用しても、問題がないということでもあるので、アウトドアでミニバンをガンガン乗り回したいという人には、やっぱり中古のミニバンがおすすめですね。

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MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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