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【ランドローバーの歴史と名車】SUVピュアブランドは何が凄いのか?
目次
ランドローバー 次世代に向け、電動化技術を加速
ランドローバーを包括するジャガーランドローバーが、BMWと電動パワートレインの開発において技術提携を発表したのは2019年。以来、その戦略は着々と進行し、ランドローバーからはレンジローバー、レンジローバースポーツのPHEV仕様2020年モデルも受注を開始しました。SUVピュアブランドは電動化とどう取り組み、今後どう発展させるのか、注目です。
ランドローバーの社名とロゴにはどんな由来がある?
ランドローバーは、元々イギリス・ローバー社展開の四輪駆動車専門ブランドを始まりとし、独立。現在はジャガーランドローバーを形成し、インドのタタ・モーターズ傘下となっています。ランドローバーの社名は、大地を意味する「ランド」と、流浪を意味する「ローバー」からなる造語です。
ランドローバーのロゴは創業当時より変わらず、楕円に社名が入ったシンプルなもの。デザインにあたっては、デザイナーがランチの際気に入ったピルチャード(いわし)の缶詰にヒントを得た、という説もあります。
ランドローバーのここが凄い!メーカーの特色
ランドローバーは1948年、戦後の荒廃した地でも走破できる4WDを開発したことを始まりとし、それ以降一貫してSUVモデルのみを作り続けるメーカー。モデルのバリエーションはあまり広げず、1つのモデルを長い期間をかけ熟成させていくのが特徴です。また、オフロード性能だけでなく、快適性を加えたプレミアムSUVの先駆けメーカーとして世界的に知られ、高い視点の「コマンド・ドライビングポジション」は、同社モデルの特徴です。
ランドローバーの歴史。荒地から世界のあらゆる場所へ
荒地の走破から始まったランドローバーの歴史には、何があったのか紐解きます。
【1948年】ブランド「ランドローバー」のスタート
1948年、アムステルダム・モーターショーにてイギリスのローバー社が、4輪駆動モデル「ランドローバー シリーズ Ⅰ」をワールドプレミア。記念すべきブランドが発足しました。
【1970年】ラグジュアリーSUVの元祖が誕生
1970年、当時4輪駆動と言えばオフロードに限られていた分野に、レンジローバーが誕生。同モデルは、クラフトマンシップの快適性を備え、市場にあらたな革命をもたらします。
【1983年】モデル名はホイールベース長。90/110/127の誕生
1983年、ランドローバーのシリーズはⅢへと進化。その際モデル名はホイールベース長となる90/110に改名し127も追加。同モデルはのちにディスカバリーの誕生を受け、名称の混乱を避けるためディフェンダーへと改名し、進化します。
【2008年】BMW・フォードを経て、ジャガーランドローバーへ
ランドローバーは1988年にはBAe社、1994年にはBMW、2000年にはフォード傘下と、紆余曲折があったものの、2008年にはインド・タタモーターズのもと、ジャガーランドローバーとしてあらたな道を切り開いています。
ランドローバーの歴史を彩った名車
シリーズ Ⅰ
ブランド誕生の発端となったシリーズ Ⅰは、堅牢なラダーフレームにリジットアクスル、ボディはアルミパネルで架装したこれぞ四駆と言えるモデル。抜群の耐久性は英国・陸軍特殊部隊にも採用され「ピンクパンサー」として活躍しました。
ディフェンダー
シリーズ Ⅰの系譜で90/110/127へと進化したモデルは、1990年ディフェンダーとなり、2016年までその基本構造を変えることなく、走破性の高さを誇りました。ディフェンダーに次世代型が登場したのは2019年。予約は即完売となるほど愛される名車です。
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本日の在庫数 316台 平均価格 1,025万円 支払総額 485~1,787万円
レンジローバー
現在もフラッグシップに君臨するレンジローバーは1970年のデビュー。プレミアムSUVという言葉さえない時代に、その分野を開拓したエポックモデル。初代はクラムシェルボンネットに美しいウェストラインを持ち、オフロード初のフルタイム4WDを装備しました。
- 最新「レンジローバー」中古車情報
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本日の在庫数 27台 平均価格 370万円 支払総額 180~986万円
ディスカバリー
レンジローバー、ディフェンダーと共にランドローバーの中核を担うディスカバリーは1989年に誕生。多用途性にウェイトを置き、世界一過酷とされるラリーレイド「キャメルトロフィー」のオフィシャルカー採用は当時は日本でもかなり有名となりました。
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本日の在庫数 69台 平均価格 302万円 支払総額 130~1,228万円
レンジローバースポーツ
コンセプト「レンジストーマ―」を体現するモデルとしてデビューした「レンジローバースポーツ」。それまでのランドローバーにない躍動感あるフォルムと性能は、話題を呼びました。現在さらに変貌を遂げた2代目で、日本でも2020年モデルの受注が開始されました。
- 最新「レンジローバースポーツ」中古車情報
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本日の在庫数 196台 平均価格 904万円 支払総額 90~3,366万円
レンジローバーイヴォーク
ランドローバー初のFF車をバリエーションに加えたレンジローバーイヴォークは、ラグジュアリー感溢れるコンパクトSUV。低重心でクーペを思わせる洗練されたスタイリングは大ヒットを記録。現在は2代目で、初のマイルドハイブリッド技術も採用されました。
- 最新「レンジローバーイヴォーク」中古車情報
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本日の在庫数 348台 平均価格 455万円 支払総額 148~953万円
レンジローバーヴェラール
レンジローバーヴェラールは、レンジローバー誕生の元になったプロトタイプ「ヴェラール」へのリスペクトを込め、命名されたミドルクラスSUV。優雅さと機能性の高さを併せ持ち、最も美しい車「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」にも輝く名車です。
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本日の在庫数 115台 平均価格 803万円 支払総額 436~1,321万円
- 執筆者プロフィール
- 石黒 真理