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【力こそ全て】歴代国産車の馬力ランキング2021年最新版!20年前の車種も

国内のハイパワーマシンが集結

日産 フェアレディZ(Z32)
280psの国産車第一号、日産 フェアレディZ(Z32)

1989〜2004年までの日本で行われていた自動車の280ps国内自主規制が無くなった後、国産車には高出力の車が作られました。

その中には280psをはるかに超えるハイパワーマシンが発売され、スポーツカーにとどまらず、大型のセダン車や、SUVも含まれるようになりました。そのため、意外な車がランクインする可能性があります。

本ランキングでは、同じ車種で複数グレードがランクインする場合、その中で最も数値が高いグレードのみを選定しています。今回惜しくも11位で選外となった、レクサス LX570は377psでした。

レクサス LX570

LX570は、レクサスの販売する高級クロスカントリー車で、悪路も得意とする大型4WDです。ライバルは、ポルシェ・カイエンや、ランボルギーニ・ウルスのような車達です。

それでは、10位からチェックしていきましょう。

【10位】トヨタ センチュリー(381ps)

きなり10位で予想外の方も多かったのではないでしょうか。

現行の3代目センチュリーは、以前までの国産唯一だったV型12気筒に別れを告げ、V型8気筒エンジン+モーターを採用したハイブリッドモデルになりました。エンジンがUWG60型になったことで最高出力が381psに。

車両総重量は2,645kgと、現行のアルファードなどのミニバンよりも重くなっており、余裕を持った加速、ゆとりのある走りを実現するために、このぐらいの出力が必要だったのでしょう。

天皇陛下専用車「センチュリー オープン」

センチュリーは、高級車のさらに上のショーファーカーとして専用に作られ、国産市販車としてはホンダのスポーツカー「NSX」の次に高い車です。ショーファーとは、英語の「Chauffeur(運転手)」を意味する言葉で、Chauffeur driven car(ショーファードリブンカー)とも呼ばれます。

【9位】日産 スカイラインGT-R NISMO400R(400ps)

スカイラインGT-R NISMO400R 1997年式

当時280psの自主規制があった中、日産がR33型スカイラインGT-Rをベースに、400psまでパワーアップさせた限定モデルとして発表したモデル。生産台数はわずか55台と、かなり希少な限定車です。

言うなれば、「日産が作った改造車」であり、RB26という市販のGT-Rのエンジンを2,800cc化し、専用メタルタービン、強化アクチュエーター、大型インタークーラー、メタルヘッドガスケット、専用ECUなどといったパーツに交換され、元のスカイラインGT-Rとは全くの別物になったモデルです。

R33型のスカイラインGT-Rは、R32型やR34型に比べて人気のないモデルと言われることが多くありますが、このモデルは例外といえるでしょう。弟分にS14型シルビアをベースにした、シルビアNISMO270Rという車もありました。

【8位】日産 スカイライン400R (405ps)

V37スカイラインをベースに、日産が限定販売した400R 。この名前を聞いて9位で紹介したGT-Rを連想する方も多かったのではないかと思います。

エンジンは、3000cc・V型6気筒エンジンをベースに、スポーツチューニングされた専用のターボ回転センサー、吸気温度を下げて安定させるために水冷式インタークーラーを採用するなど、ベースとなるエンジン性能をよりスポーツに振った仕上げになっています。

サスペンションや、ブレーキなどの足回りも専用にチューニングされ、ちょっとしたスポーツカーなら、相手にできてしまう性能を持ち合わせています。

【7位】レクサス LS500(422ps)

レクサスのフラッグシップセダン「LS」。フルモデルチェンジによってV型6気筒エンジンとなり、ダウンサイジングされたものの、ガソリンモデルのLS500は、ツインターボ化され422psまで出力が向上しています。

エンジン=パワーと注目されがちですが、この車の場合は最大トルク600N・mが、1,600rpmから4800rpmで出ていることに注目すべき車です。

ゆとりをもった走りというのは、エンジンを全開にした全力疾走ではありません。外から見ても、乗っていても、20%や30%の力でスーっと走るその印象が、ゆとりをもった走りにつながります。

低回転域での太いトルクは、発進や加速のゆとりにつながり、エンジンがダウンサイジングしたことを忘れてしまうでしょう。LS500のターボは、このために搭載されていると言えます。

【6位】レクサス IS F ダイナミックスポーツチューニング(430ps)

2013年9月、IS Fに設定された特別仕様車です。レクサスの「F」シリーズは、富士スピードウェイのFでサーキット由来の速さをアピールするシリーズです。

Dynamic Sport Tuningは、「F」シリーズの中でも、限定仕様で、5,000ccV型8気筒エンジンはターボ無し、バランスが緻密にとりなおされたと謳われるエンジンは、高回転まで軽く吹け上がります。和製のE92型BMW M3というべきモデルでしょう。

新車で1,000万を超えていたこの車は、今は中古で半額程度のバーゲンプライスになっています。今回紹介する車の中で比較的購入に踏み出しやすい車種といえますが、5,000ccのV8エンジンから生み出される高額な税金も忘れてはいけません。

【5位】レクサス LC500/RC F/GS F(477ps)

LC500

レクサス477ps軍団といいましょうか、この車達は、いずれも5,000ccV型8気筒エンジンを搭載しています。違いは燃料タンクがLCで82L、RC-F/GS-Fは66Lという点。また、10速ATであるLCに対し、RC-F/GS-Fは8速ATといった細かな違いがあります。

ミッションはエンジンの雰囲気に大きく影響します。細かく刻んでシフトチェンジをする制御は、BMW7シリーズやベンツSシリーズでも定番で、CVTが主流の日本車と比較して圧倒的に欧州車感を感じることができるでしょう。

そういった車と比較して、遜色ない性能をもつ車ですので、新車販売価格は軒並み1,000万を超えていました。これらは、比較的値落ち率も低い車種で、中古車市場も高止まりしています。とはいえ中には500万前後と半額近いものもあり、6位のIS-F同様のモデルです。

【4位】レクサス RC-F パフォーマンス(481ps)

5位で紹介したRC-Fのマイナーチェンジ版といった印象ですが、そのモデルよりパワーアップしたモデル。5,000ccV型8気筒のターボ無しエンジン故に、ターボをいじって簡単に10psアップとはいかないエンジンで、4psアップさせるのにエンジンや補器類の細かく地味な効率化のたまものといえるでしょう。

また、軽量化が徹底的に行われ、カーボンボンネットや、カーボンルーフは印象的で、最終減速比もローギヤ化され、グランドツアラーを意識した変更が行われています。

変更内容はよりスポーツに向きながらも快適性も損なわないのは、ホモロゲーションを目指した本気すぎるモデルのポルシェのGT3との違いといえるでしょう。

【3位】ホンダ NSX スポーツハイブリッド SH-AWD(507ps)

間違いなく日本で1番スポーツ走行を意識したハイブリッド車。同じカテゴリには、マクラーレンP1などがあります。国内では、ハイブリッドスーパースポーツのライバルがいないため、オンリーワンといえます。

今回ランクインしたのは2016年8月に発売されたモデル。ベースになる3500ccV型6気筒ツインターボエンジンは、ターボ車としては高圧縮の10.0という数値で、ターボラグが小さくレスポンスの良いエンジンとなっています。

また、モーターのサポートが入ることによって、ブーストが落ち込んだ部分を補うので、3,500cc以上に大きなエンジンに乗っている感覚になるでしょう。

それに組み合わされる電子制御の4WDは、フロント2個の左右モーターと、エンジンの駆動モーターの3つで制御され、オン・ザ・レールで狙った走行ラインに乗れることをアピールした車です。

といっても中古での価格は2,000万前後と高額で、贅沢な1台であることは今も昔も変わらないようです。

【2位】レクサス LFA(560ps)

2位はなんと10年以上前の2010年12月に発売されたレクサスの希少モデル。生産台数は世界でたったの500台です。

LFAのパワートレインには専用の4,800cc V型10気筒の自然吸気エンジンが搭載されており、まるでF1のような心地いい排気音を奏でます。このエンジンは採算度外視といわれるほど高精度に作られており、このサウンドを楽しめたのは日本に割り当てられた200台のオーナーのみ。

LFAはレクサス「F」シリーズの頂点として、生産終了後もメーカー公式サイトに特設ページが作られるほど。

国内での販売価格は3,750万円という価格で、センチュリーなどよりも高い値段で販売されました。それは、子供の頃に理想を描いたスポーツカーを、大人が本気で作ったらこうなったという1台です。

そんな車なので、普通に中古車を探しても出てきませんし、見つけたとしても5,000万円以上の価格だろうと言われています。

【1位】日産 GT-R NISMO 2020(600ps)

日産GT-Rはマイナーチェンジが多く、馬力ランキングを作るときに、たくさんのモデルが間に挟まります。これまで販売された国産車の中で1番ハイパワーな1台なのが2019年10月に発売したR35型です。

標準ボディーよりワイドに作られたフロントフェンダーは、9.5j-20incの純正に対し、10j-20incの0.5インチワイドになったホイールを収めるため。重量が増したホイールに対応するべく、高剛性のハブボルトに変更されています。

3800ccV型6気筒ツインターボエンジンは、年々熟成されています。そのため、下取り価格が高いうちに、新しいモデルへ乗り換えという需要が高い1台ともいえます。

2007年や2008年の初期モデルは500万円前後で中古車市場にもあり、最新にこだわらなければ、GT-Rに乗ることができます。

そのハイパワーの一端を体験するのに、1psあたり1万円と思えば割安なのではないのでしょうか。

逆に世界一馬力の少ない車は?

ここまできて、逆に馬力が少ない車は?と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。

「ベンツ パテント・モトール ヴァーゲン」は世界初のガソリン車でもある

歴史上最も馬力が少ない自動車は、1885年発表の「ベンツ パテント・モトール ヴァーゲン」と言われています。モトール ヴァーゲンはドイツ語で、英語にすると「Motor Car」、日本語なら「自動車」に近い意味となります。

この車はおよそ2馬力前後といわれ、配達や出前などでよく使われている「ホンダ スーパーカブ」より低い馬力でした。

といっても、前1輪、後ろ2輪の自転車のようなタイヤが付いた車で、簡単なフレームに板張りの床、クッション付きの椅子と、単気筒エンジンなどの部品で構成されている自動車は、ハンドルもレバーで、ほとんどバイクといっても過言ではないでしょう。

メルセデスベンツによると「カール・ベンツが、ドイツでは蒸気機関に換わる、新しい乗り物としてさせた」とのこと。あわせて、「同じころに200kmほど離れた場所で、ゴットリープ・ダイムラーが自動車を作っていた」ともしています。

蒸気機関からガソリン車へ進化した技術は、飛行機の運動性の向上、トラックなど重たいものを動かすためのハイパワー化されていきます。そのうちに、高い高度を飛ぶために作られたターボが、自動車にも搭載されハイパワー化されていきます。

これから求められるガソリン車問題ですが、時代が、世界が、ガソリンエンジンから電動化にシフトしようとしています。この馬力競争は、電動車でいうとモーターの最高出力といった話になって最高kWの話に換わっていくのでしょうか。

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MOBY編集部

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