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【ホンダのステーションワゴン人気車種一覧比較】燃費や価格をご紹介!
目次
ホンダのステーションワゴンの現状は
販売台数はトヨタに次ぐ国内2位というメーカーでありながら、ステーションワゴンと呼べるのは2017年現在「シャトル」の1車種のみという少々残念な結果です。
しかも、ホンダのホームページを見ると「コンパクト」の中に分類されていて、ステーションワゴンとして販売する気はあまりないような気もしてきます。
ホンダとしてはステーションワゴンは完全に切り捨ててしまったのでしょうか。
しかし、シャトルはステーションワゴンでも専用車種として開発されていることからホンダが力を注いでいることがわかります。
また、ステーションワゴンの減少はホンダに限ったことではありません。特に国産メーカーではステーションワゴンの人気の低迷があって、積極的に複数車種を展開していない状況で、やはり大手の日産やトヨタでも同じ傾向となっています。
ここではそのホンダのステーションワゴンの代表シャトルと、過去に販売されていて、現在も中古で入手できそうな車種も合わせて紹介していきます。
ホンダ・シャトル
▶新車価格(ガソリン車):1,690,000~1,880,000円
▶新車価格(ハイブリッド車):1,990,000~2,550,000円
▶燃費(ガソリン車):21.8km/L
▶燃費(ハイブリッド):34.0 km/L
シビックシャトルから始まり、ホンダのステーションワゴンにはベースとなった車種+シャトルの名称が使われるパターンがあります。
このコンセプトを引き継いでいるのがこのシャトルです。
あえてそのシャトルだけの名称を冠したことからも、ホンダのこの車にかける意気込みが伝わってきます。
つまり、今までの他の車種からの派生としてではなく、ステーションワゴン専用の車種ということなのです。
「ひとクラス上の大人へ」というコンセプトのもとに開発された通り、内外装ともに前身となったのフィットシャトルよりも内外装とも質感を増しています。
その一方で、排気量を1.5Lとして5ナンバーサイズに収めつつも、クラス最大を誇る広くて使いやすい荷室など、ス テーションワゴンに求められる実用性や使いやすさなども追及されています。
ハイブリッドでは燃費も34.0 km/Lという高水準なところも見逃せないポイントです。
ホンダ・シャトルの現在の中古車価格はこちら
- 最新「シャトル」中古車情報
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本日の在庫数 893台 平均価格 132万円 支払総額 57~260万円
ホンダ・フィットシャトル
燃費(ガソリン):18.8km/L
燃費(ハイブリッド):26.2km/L
現在のシャトルの前身がこのフィットシャトルです。
その名前の通り、2代目フィットがベースになっています。
実質的にはエアウェイブの後継となり、2011年から2015年まで販売されていました。
フィットとかなり共通する部分は多く、ホイールベースなども同じのまま全長は50cmほど延長させています。
走行性能なども基本的にはフィットと同じぐらいと考えた方が良さそうで、維持費や取り回しの良さなどはフィット譲りですが、本格的なステーションワゴンを求める人にはちょっと物足りないかもしれません。
このモデルからはハイブリッドもあるので、燃費を気にする方はこちらを選んでも良いのではないでしょ うか。
ホンダ・フィットシャトルの中古車価格はこちら
- 最新「フィット」中古車情報
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本日の在庫数 4317台 平均価格 132万円 支払総額 12~300万円
ホンダ・エアウェイブ
燃費:18.0km/L
フィットシャトルの更に前身がこのエアウェイブで2005年から2010年まで販売されていました。初代のフィットのプラットフォームをベースにしているためにコンパクトにまとまっていて、解放感のある「スカイルーフ」が特徴的です。
シートアレンジも多彩で、使いやすい工夫がされています。
新車当時はあまり手頃感のある価格とは言えずあまり人気が出ませんでしたが、燃費も良く、中古車市場でもちょうど入手がしやすい価格帯となってきているので、しばらくの間付き合って行ける手頃な価格のステーションワゴンを探しているなら、ちょうど良いのではないでしょうか。
ホンダ・エアウェイブの現在の中古車価格はこちら
- 最新「エアウェイブ」中古車情報
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本日の在庫数 15台 平均価格 38万円 支払総額 25~60万円
ホンダ・アコードツアラー/アコードワゴン
ホンダ・アコードツアラー
ホンダ・アコードワゴン
燃費:13.2km/L
2008年から2013年まで販売されていた大型のステーションワゴンがアコードツアラーです。
その先代はアコードワゴンで、1991年の登場と比較的長い歴史を持ったモデルでした。
その名前の通り、セダンのアコードをベースとしたステーションワゴンです。
走行安定性や安全性を高めるための装備がふんだんに搭載されていて安心して乗ることができ、大型ワゴンにふさわしい上質感も備えています。
日本での販売は終了してしまいましたが、海外ではまだ健在です。1,850mmというかなり幅の広いボディサイズが日本ではあまり歓迎されなかったのかもしれません。
アコードツアラー/アコードワゴンの中古車価格はこちら
- 最新「アコードツアラー」中古車情報
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本日の在庫数 45台 平均価格 81万円 支払総額 40~220万円
- 最新「アコードワゴン」中古車情報
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本日の在庫数 19台 平均価格 96万円 支払総額 35~175万円
ホンダ・ストリーム
燃費:14.6km/L
ストリームという車種自体が今は無くなっていますが、その名前を聞いてミニバンを思い浮かべる方が多いと思います。
当初は3列シートのミニバンとして開発されたものですが、2代目からは2列シートの5人乗りのステーションワゴンの設定がありました。
販売期間は2006年から2014年までとエアウェイブ、フィットシャトルと同時期にも販売されていました。
5ナンバーサイズに収まっていまるので、少し上級のモデルを狙いたいけどアコードツアラーでは少々大きすぎるという時には選択肢に入るのではないでしょうか。
ホンダ・ストリームの現在の中古車価格はこちら
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本日の在庫数 161台 平均価格 47万円 支払総額 21~122万円
ホンダ・アヴァンシア
燃費:11.8km/L
2003年まで販売されていました。
ホンダとしてはステーションワゴンとは呼ばずに「4ドアクラブデッキ」として明確に区別していました。
ステーションワゴンに近いハッチバックとも言えるかもしれません。
北米仕様のアコードがベースとなっていて、同時期のアコードワゴンの上級版というような位置付けだったのですが、アコードワゴンとの明確な差を出せずに終わってしまいました。
現在でもアヴァンシアという車名がありますが、中国専用のクロスオーバーSUVとなっています。
ホンダ・アヴァンシアの現在の中古車情報はこちら
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本日の在庫数 1台 平均価格 70万円 支払総額 70~70万円
ホンダ・オルティア
燃費:13.8km/L
6代目のシビックをベースにして、1.8Lまたは20.Lのエンジンを搭載した中型のステーションワゴンです
先代はシャトルの名を初めて冠したシビックシャトルにあたります。
荷物の取り出しに便利なガラスハッチが特徴的です。
2002年で販売を終了し、この車種もアコードワゴンに統合される形で消滅しました。
ホンダのステーションワゴンの今後は?
ホンダのステーションワゴンの人気車種一覧を燃費や中古車価格で比較しましたがいかがでしたか?
ホンダの意欲作とも言えるシャトルがあるものの、ラインナップとしては少々寂しいところです。
対してミニバンはオデッセイ、ジェイド、ステップワゴン、フリードなどと充実していて、対照的な感じもします。
ステーションワゴンは今のところは中古まで考えると選択肢はまだ豊富にある状況ですが、さらなる新車種にも期待したいですね。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...