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「時代の先頭を走る」そんな車名もあった!名前がかっこいいホンダの車たち【推し車】

古くはT360やS500など属性+排気量、その後は音楽に関する車名も多いなどオシャレな雰囲気漂うホンダの車名。しかしメーカーそのものにスポーツイメージが根強いため、どんな車名をつけてもカッコよく感じる傾向があるかもしれません。

そんなホンダ車の車名から、2輪車と共用しているものは除いた「かっこいい」名前を3台、厳選して紹介します。

【プレリュード】さあ、始めよう

2代目プレリュードXX

シビック、アコードの初代モデルで成功を収め、一時は撤退すら覚悟した四輪車市場へ踏み留まったホンダがいよいよ大衆車から一歩踏み出した初のスペシャリティクーペ

その後のホンダが、コンチェルトやジャズなど音楽関連の車名を多用していく第一号にふさわしく「プレリュード」(前奏曲)の名が与えられ、本格的なラインナップ拡充を図る、文字通りの前奏曲となりました。

2代目から3代目にかけ、日産のS13シルビアに王座を奪われるまでデートカーの定番車種としても人気を誇り、2001年に5代目が廃止されるまで販売はされましたが、バブル崩壊で前奏曲の時代は終わり、ホンダ車はより軽やかなステップでRVブームに乗っていきます。

最新「プレリュード」中古車情報
本日の在庫数 20台
平均価格 213万円
支払総額 60~425万円

【S2000】まぎれもなく「エス」の末裔

S2000(前期型AP1)

パワフルでツキがよくアクセルで自在に操れ、加速に移れば軽快に吹き上がるDOHCエンジンの小気味よいFRスポーツ、S500/600/800は、1960年代ホンダスポーツの名車「エス」シリーズとして有名です。

ただし、F1も含めホンダのスポーツイメージを強固にしすぎた面もあり、後のFFスポーツやNSXはともかく、ミニバンSUVが売れた時代のホンダは「RV屋に成り下がった」と、嘆かれる事も多かったのは事実。

そんな中、本田技研創立50周年企画で1999年に発売、S800生産終了以来29年ぶりとなるFRスポーツだった「S2000」は、姿形は変われど、まさにその名にふさわしい「エスの再来」でした。

最新「S2000」中古車情報
本日の在庫数 209台
平均価格 456万円
支払総額 185~1,531万円

【レジェンド】そして、伝説へ──

初代レジェンド(後期セダン・V6Tiエクスクルーシブ)

スポーティな大衆車やスペシャリティクーペで名を上げたホンダが、海外向け高級車ブランド、「アキュラ」を立ち上げるのに先立ち、フラッグシップモデルを1985年に日本で発売します。

英語で「伝説」を意味する「レジェンド」と名付けられた車の、伝説の始まりでした。

当時提携していたイギリスのローバーから学んだ高級車づくりで、ヨーロッパの香り漂う初代レジェンドはホンダらしい高級車として人気となりますが、2代目以降は代を重ねるごとに低迷。

現行型は、限定的ながら世界初のレベル3自動運転を実用化するなど技術の粋を凝らした車ですが、既に2021年末での生産終了が発表されており、伝説の幕を閉じようとしています。

最新「レジェンド」中古車情報
本日の在庫数 123台
平均価格 268万円
支払総額 39~860万円

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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