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365GTB/4

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【フェラーリ 365GTB/4 デイトナ】スポーツカーの王道はイタリアの至宝

ピニンファリーナがデザインしたフェラーリ 365GTB/4 デイトナ

フェラーリ 365GTB/4 オートモビルカウンシル2019
オートモビルカウンシル2019に出展されたフェラーリ 365GTB/4はスポーツカーの王道 ロングノーズ・ショートデッキの伝統的スタイル

フェラーリ 365GTB/4は、1968年パリモーターショーでワールドプレミアが実施されたモデル。ピニンファリーナに在籍したレオナルド・フィオラヴァンティがデザインした美しいGTカーです。

スタイリングは、ロングノーズ・ショートデッキのスポーツカーの王道的フォルムを持ち、発売当初は4灯式ヘッドライト、1970年にはリトラクタブルヘッドライトへと変更されました。

フェラーリ 365GTB/4 オートモビルカウンシル2019
流麗なサイドビューが美しい。

車名365GTB/4は、365が単気筒あたりの容量を、GTがグランツーリスモを、Bがクーペであるベルリネッタを、4がDOHCである4カムシャフトを指し、デイトナ24時間レースでのヒストリーや強さから通称「デイトナ」と称されます。

フェラーリ 365GTB/4 オートモビルカウンシル2019

フェラーリ 365GTB/4は、1973年に販売終了となるまで1,406台が生産されました。

レース常勝の逸話とライバルのランボルギーニ ミウラ

フェラーリ 365GTB/4 オートモビルカウンシル2019
同時期に販売されたランボルギーニ ミウラとはライバルだった。

フェラーリ 365GTB/4は、90年代に550マラネロ登場となるまで一旦途絶えたFRレイアウト。エンジンは4.4L V型12気筒DOHCとし、最高出力352PS/7,500rpm、最高速度は280km/hとなっていて、0-60mph加速は5.4秒を誇ります。

1972年から1974年のル・マン24時間レースのGTクラスでは3年連続優勝の快挙を達成しました。

フェラーリ 365GTB/4 オートモビルカウンシル2019
低く抑えられた車高。
フェラーリ 365GTB/4 オートモビルカウンシル2019
レースで強かったのもうなずけるフォルム。

同時期に発表されたランボルギーニ ミウラとは性能的にも近いことから、ライバル関係にありました。ちなみに、ミウラP400Sの最高出力は370PS/7,700rpm、最高速度は278km/hとなっています。

ランボルギーニ ミウラ

フェラーリ 365GTB/4デイトナの相場価格はオークション級

フェラーリ 365GTB/4 オートモビルカウンシル2019
90年代復活まで長らく途絶えることとなるFRレイアウトが採用された
フェラーリ 365GTB/4 オートモビルカウンシル2019
出展された個体は後期型。特徴的なリトラクタブルヘッドライト

フェラーリ 365GTB/4は、歴戦での強さやヒストリーは数々のフェラーリが輩出した名車のなかでも評価は高く、稀少車であるため個体が出た場合はオークションというレベルです。

2017年に開催されたオークションでは、岐阜県の納屋で見つかったアルミ製モデルが、日本円にして約2億3,000万円で落札され話題となりました。

フェラーリ 365GTB/4 オートモビルカウンシル2019
365GTB4デイトナの歴史が書かれた資料。オークション級なのが頷ける。

※取材画像は、オートモビルカウンシル2019に出展された個体です。

【おまけ】フェラーリの歴史とピニンファリーナ

ピニンファリーナがデザインしたフェラーリの1つ「F40」
©VanderWolf Images/stock.adobe.com

高級スポーツカーメーカーとして世界的に著名なフェラーリは、イタリア・マラネッロに1947年に設立。

創業者はレーシングドライバーであったエンツォ・フェラーリで、創業第1号のレーシングモデル125Sは開催されたローマグランプリで、参戦するなり優勝を果たしました。

1950年代初頭までは、世界の富裕層や伯爵・王侯貴族を中心にレースカー・高級GTカーをワンオフあるいは少数受注生産しますが、1950年代後半からはいよいよ市販車製造を開始することとなります。

ピニンファリーナは1930年、バッティスタ・ピニンファリーナが設立。現在はバッティスタの孫であるパオロ・ピニンファリーナが引き継いでいます。

創業当初から現在まで生産モデルの広告はいっさい行わないにもかかわらず、ピニンファリーナのスポーツカー製造における名声と実力はなんら衰えることはありません。

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