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シボレー・インパラまとめ|中古車価格と燃費等維持費や67年式とレストアからカスタムまで
目次
4代目 シボレー・インパラ(1965年〜1970年)
1965年型 シボレー・インパラ 2ドアハードトップ
4代目インパラからベルエアのスポーツモデルの位置付けから、カプリスのスポーツモデルの位置付けに変わります。これは、シボレーの最上位セダン系がベルエアからカプリスに変わりました。
4代目も年毎に外装デザインに変更があります。
シボレー・インパラ4代目は1961年型から1969年型まで「SS」モデルがラインアップされます。その中でも1967年型インパラSSに高い人気が集まっています。
ボディタイプ・ラインアップ
エンジン・ラインアップ
- 直列6気筒 4.1L “ターボ・トリフト”
- V型8気筒 “ターボ・ファイア”(4.6L、5.0L、5.4L、5.8L)
- V型8気筒 “ターボ・ジェット”(6.5L、6.6L、6.7L、7.0L “ターボ・ジェットV”)
4代目 シボレー・インパラの中古車価格
日本国内では流通台数が希少なため相場価格がいくらなのかわかりづらいですが、アメリカの中古車市場では程度のよいノーマル車で300万円台から、カスタム車で400万円台から700万円台が多く見かける価格帯です。
日本国内の中古車ディーラーは、買い手からの要望でアメリカから中古車を輸入することが珍しくない車種なので、アメリカの中古車市場価格のプラス120%あたりが日本国内での中古車価格の目安です。
1966年型 シボレー・インパラ・2ドアハードトップ
1968年型 シボレー・インパラ 2ドアクーペ
1970年型 シボレー・インパラ 2ドアハードトップ
1967年型 シボレー・インパラSS・コンバーチブル
1967年型 シボレー・インパラSSの中古車価格
アメリカの中古車市場では、1ドル100円計算の為替レートで500万円台がもっとも多い価格帯となっているようです。日本に輸入されると600万台です。当然、カスタム車となるとそれ以上に金額は跳ね上がります。
日本国内では流通台数が希少で中古車ディーラーでは“応相談”の値段提示が多く相場の価格は不明確です。
5代目 シボレー・インパラ(1971年〜1976年型)
1971年型 シボレー・インパラ・2ドアハードトップ
ちょうど5代目の時期はオイルショックの時期で、マスキー法と呼ばれる厳しい排ガス規制が敷かれ、大排気量エンジン車は出力を下げるなどの措置を余儀なくされました。
また安全に関する法律により前後に大きなバンパーを装着するなど、アメ車が全体的に不遇だった時期です。このため、この時期の年式の車は中古車市場で価値が下がってしまっています。
1972年型 シボレー・インパラ 2ドアハードトップ
6代目 シボレー・インパラ(1977年〜1985年型)
1977年にインパラは6代目とフルモデルチェンジします。5代目と6代目がビンテージカー、クラッシックなアメ車の境界線と言えるでしょう。
ビンテージカー、クラッシックなアメ車は先代の5代目までのようすで6代目インパラを中古車市場で見かけることがほとんどない不人気なモデルです。6代目からコンバーチブルモデルがなくなります。
1979年型 シボレー・インパラのテールはデザインが小変更です。1979年型もテールのデザインが少し変わっています。
ボディタイプ・ラインアップ
- 2ドア:クーペ
- 4ドア:セダン、ステーションワゴン
エンジン・ラインアップ
- 直列6気筒 4.1L
- V型6気筒 3.8L
- V型8気筒 “スモールブロック” 4.4L、5.0L、5.7L
- V型8気筒 5.7L ディーゼル
トランスミッション・ラインアップ
- 3速AT
- 4速AT(1981〜1985年型のオプション)
※マニュアル車はありません。
インパラは一旦、1985年型で生産終了
シボレー・インパラは1985年型で生産終了です。背景としてフルサイズセダンの需要が減りSUVやミニバンの需要が高まったことがあります。
また需要が減ったフルサイズセダンのスポーツモデルはさらに需要がなくなっていきました。
6代目以降のシボレー・インパラの中古車価格
6代目を境に日本国内では極端に人気が落ち、流通台数もごくわずかです。このため、中古車の相場となる価格はわからない状態で、輸入中古アメ車専門店では時折見かけることがある程度です。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...