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【エモ車イベント】第1回 ネオヤングタイマーズ キャラバン が鎌倉七里ヶ浜で開催!
目次
第1回「NEO YOUNGTIMER’S CARAVAN」は3月31日に七里ヶ浜海岸で開催

日本最大級の中古車情報メディア「カーセンサー」が新たな企画で主催する初のイベント「NEO YONGTIMER’S CARAVAN(ネオヤングタイマーズ キャラバン)」が、3月31日に鎌倉七里ヶ浜海岸「パシフィック ドライブイン」にて開催。その様子をお届けします。
ネオヤングタイマーとは?
「ヤングタイマー(YOUNG TIMER)」とは、登録初年度から15~30年を経過したモデルの車のことを指すことばで、「ネオクラシック」とも呼ばれています。年が経っても価値が上がっていく、長い期間で愛される車で近年徐々に話題になり、注目が集まってきています。
その中でも、1980年代半ばから1990年代に生産販売された比較的新しいモデルで、現在の車のような装備はないものの、実用性には問題のない程度のミニマルな装備があり、気品がある車のことを、カーセンサーが「NEO YOUNG TIMER(ネオヤングタイマー)」と名付けてフューチャーしています。
「ネオヤングタイマー」は1950年代〜1960年代のクラシックカーまでには至りませんが、エモーショナルでどこか懐かしいレトロな車です。

「NEO YOUNGTIMER’S CARAVAN」イベントの目的
「NEO YOUNGTIMER’S CARAVAN」のイベント主催者(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)に目的を伺ったところ、
「このイベントを企画したきっかけは、クルマを探しているカスタマーへの調査で時々あがる『理由はないが、なんとなく中古車は選ばない』という声があったことでした。ひとえに中古車と言っても、例えば、ほぼ新車と状態が等しい新古車(登録済未使用車)から、発売から数十年以上経過しているクラシックカーのように、かなりのグラデーションがあります。
『このグラデーションの中から、素敵なジャンルを知っていただきたい』
そんな思いから、より多くの人へ「ネオヤングタイマー」を広めるために今回のイベントを企画をしました。」
とのこと。また、株式会社リクルートマーケティングパートナーズが運営する中古車情報メディア「カーセンサー」編集長の西村泰宏氏は、
「『ネオヤングタイマー』を見て、懐かしんでもらえる40代を中心とした世代のみならず、20代の若い世代へも良さを伝えたい。ネオヤングタイマーの車は、最新の車のような装備はないものの、エアコンやパワーウィンドウ、パワーステアリングといった最小限の快適装備は採用されており、普段使いでも問題ない。」
と語りました。
「NEO YOUNGTIMER’S CARAVAN」イベントの概要

イベントでは、ネオヤングタイマーの代表的な車が展示され、さらにその世代の人気タレントやアーティストによるトークショーやアーティストによるライブを開催。
海沿いのカフェ「パシフィック・ドライブイン」のハワイアン料理やドリンクを楽しみながら、くつろげる空間で“エモーショナル”なひとときを過ごせるイベントでした。
幕開けはMEGUMIさんとスチャダラパーBoseさんのトークショー


「NEO YOUNGTIMER’S CARAVAN」の主な催しのひとつ、タレントのMEGUMIさんと、スチャダラパーのMC、Boseさんの二人を軸にしたトークショー。このトークショーでは、二人の愛車遍歴や車に関わる思い出話を懐かしの車の写真パネルとともに展開、さらに「車とライフスタイル」をテーマにそれぞれの日常生活と車との関わりが語られました。
MEGUMIさんも、Boseさんも大の車好きで話がはずみ、司会者がトークを短く切り上げてまとめてしまうほど。
MEGUMIさんの今の愛車は、ジープのグランドチェロキーで大きいタイヤを履かせて、チェコレート色に塗装を塗り替えて乗っているという。かつて愛車だったメルセデス・ベンツ SL500を「明治のチョコレート」と同じ色に塗ったところ、大のお気に入りカラーとなり、それ以降の愛車はすべてチョコレート色に塗り替えているそう。
また、MEGUMIさんは、愛車内でバナナを食べてから仕事に向かうとのことで、Boseさんが「チョコレート色にバナナは合う!チョコバナナ!」とそのカーライフスタイルを絶賛していました。
Boseさんは、コンパクトな車が好きとのこと。いつも車内では音楽を楽しんでおり、車がアーティスト活動にはなくてはならない存在にもなっているという。
愛車トークに花が咲き、多くの来場者が耳を傾けていました。
「NEO YOUNGTIMER’S CARAVAN」の展示車両
トヨタ ランドクルーザー 60系



ランドクルーザー、ハイエースを中心とした中古車ディーラーで、ネオヤングタイマーの車のカスタムも得意とするショップ「FLEX」が手を加えた、ランドクルーザー60系。大径タイヤ・ホイールに換装、車高を上げカラフルなショックアブソーバーに変え、今や採用車がほとんどなくなったリーフスプリングはシルバーに塗装されています。
こういった自分好みのカスタムの自由度の高さもネオヤングタイマーの車の魅力のひとつです。
トヨタ ランドクルーザー 60系とは?
トヨタの「ランドクルーザー」は、初代モデルの誕生が1951年にまで遡る歴史のあるクロスカントリー4WD車で、60系は1980年のデビューから1990年まで生産された。根強い人気があり「ロクマル」の愛称でも呼ばれ、悪路での高い走破性能と耐久性で、過酷な環境下においても信頼して走ることができる自動車として、今でも世界中で活躍しているトヨタが誇る1モデル。
トヨタ ランドクルーザープラド 70系(1999年式)



このランドクルーザープラドも、前述の60系と同じ「FLEX」が塗装やホイール、ヘッドライトを角型から丸型に変えるなどフロント周りを改造、レトロでエモーショナルな雰囲気が印象的です。
ハンドルはナルディ製に換装。エアバッグはありません。
ネオヤングタイマーの車のほとんどにエアバッグはありません。今となっては逆にないことが安全運転の意識を高めるのかも知れません。
ランドクルーザー プラドとは?
歴史あるランドクルーザーの車種のうち、ボディサイズが比較的小さい70系は「ナナマル」の愛称で親しまれ、1980年のフルモデルチェンジ時に、その派生車種として誕生したのが「プラド」。
展示車両は、1990年にデビューし1996年まで生産販売された初代モデル。
フィアット パンダ



イタリアのコンパクトカー「フィアット パンダ」は、1000ccを切る小さいエンジンながら、余計なものが一切ついてないシンプルで軽いボディを小気味よく走らせ、その愛らしい独特なスタイルから当時は高い人気がありました。
内装は、これ以上省略するものがあるのかという主張が聞こえてくるほど何もついていません。ボタン類も至ってシンプル。使いやすさは抜群、AT車で運転も楽チンです。
フィアット パンダとは?
フィアット パンダは1980年にデビュー、1999年にモデルチェンジするまでの約19年という長い期間、基本設計が変えられずに生産販売されたコンパクトカー。ボディ外装のデザインは車の歴史に名を刻むモデルを無数に生み出した、ジウジアーロによるもので、ミニマリストということばが流行する数十年前から、これを体現化した車。
ジープ チェロキー(2代目)



当時、無骨でハードなイメージしかなかったジープの印象は、チェロキーの登場で変えられたといって過言ではないでしょう。街乗りで使いやすい設計とデザインながら、ジープ本来の持つワイルドさがほどよく融合。この車も高い人気を誇りました。
内装もシンプルですが、快適装備の充実は他国の車に比べて早かったこともあり、現在でも十分に使えます。
ジープ チェロキーとは?
昭和の時代、ジープは悪路を走ることを目的とした4WD車の代名詞となっていたほど。ジープは、もともとはアメリカの自動車メーカーで、現在はフィアット傘下に収まったSUVのみをラインナップするブランド。チェロキーは1974年に初代モデルがデビュー、展示車両は1990年から1996年の間に生産された2代目モデルの中期型。
ジープ チェロキー(3代目)



3代目にフルモデルチェンジされたジープは完全にシティ派のデザインとなってしまいますが、その走行性能は「ジープ」の名を汚しませんでした。このレネゲードのデザインはいかにも1990年あたり、といったところでしょう。
チェロキー同様に、快適装備は充実、現在のSUVから乗り換えても苦労は少ないでしょう。
展示車両のグレード名は「レネゲード」、このネーミングは現行のジープのSUVラインナップのひとつに受け継がれています。
ローバー ミニ



ネオヤングタイマーを新車で買えた当時にも、その一世代前のネオクラシックなデザインと基本設計のまま生産が続けられていたローバー・ミニ。古い設計といえどもAT車の設定もあり、当時は高い人気と多くの愛好者を生み出しました。
快適装備はエアコンのみ、パワーウィンドウすらありません。窓は手で回して開けるという所作もまたエモーショナルで懐かしいのではないでしょうか。
ローバー ミニとは?
現在のBMWグループの1ブランドとなる前は、イギリスの自動車メーカー「BMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)」が生産販売。 初代モデルは、デビューは1959年に遡り、現在の「BMW MINI」の形になる直前まで基本設計が変わらず生産され続けた息の長い車。初代モデルのうち1980年代に生産されたモデルを「ローバー・ミニ」と呼ばれている。
夕方からは「Awesome City Club」のライブを開催


江の島の方向に太陽が傾いて行く中、「Awesome City Club(オーサムシティークラブ)」のライブが開催されました。今回は特別にアコースティックバージョンでのフリーライブ。
Awesome City Clubのサウンドは「ネオヤングタイマー」のイメージにぴったり。多くの人がその音を愉しんでいました。
Awesome City Club(オーサムシティークラブ)とは?
Awesome City Club(オーサムシティークラブ)は2013年春結成、略称は「ACC」。男女ツインヴォーカルの5人組メンバーで、それぞれの多種多様な音楽的ルーツをミックスしたシティポップ。2015年4月にファーストアルバム「Awesome City Tracks」をリリース、iTunesロックチャートで1位を獲得するなど話題を呼んだ。クリエイターやファッションブランドなどとのコラボレーションを積極的に行うなど、注目を集める存在となっている。
「ネオヤングタイマーズ キャラバン」来場者の声

20代半ばのカップル(都内在住)
「NEO YOUNGTIMER’S CARAVAN」のイベントがあることを知らず、パシフィック・ドライブインで昼食を取ろうとして立ち寄ったそう。彼氏さんは、お父さんのBMW 3シリーズセダンを借りて彼女とデート、自分もそろそろ車を買おうかと考えていたとのこと。
「自動運転などの安全装備もいいけど、車としての楽しみは昔の車にはあったと父や車好きの職場の上司が言っていた。1990年あたりの車も魅力的」と、展示車のすべてをじっくり見てきたと語ってくれました。
30代前半のカップル(神奈川県在住)
Twitterで大人気の「けたくま」こと、けたたましく動くクマのGIF画像のスタンプ欲しさに、カーセンサーのLINE公式アカウントを追加した彼女さんはWEBサイトでイベントを知り来場。
彼氏さんは、MEGUMIさんのファンだったとか。お二人はよくドライブに行くそうで、「エモい車を普段から乗ってみるのもアリかもと感じた」そうです。
40代男性(鎌倉市在住)
家族で買い物にでかける途中で立ち寄り、家族が食事をゆっくり楽しんでいる間、自分はさっさとランチを済ませて車を見て回ったそう。
「いやぁ、なつかしい。あの頃の車はモデルチェンジするたびに大きな進化があって楽しかった。なんにも付いてない車は今となっては新鮮」と感慨深げ。愛車はトヨタ ハリアーとのこと。
第2回「NEO YOUNGTIMER’S CARAVAN」の開催に期待
アンケートに答えてもらえるパシフィック・ドライブイン名物のレモネード

旧車イベントで展示される車は、ドアが開かないようにされていることがほとんどですが、「NEO YOUNGTIMER’S CARAVAN」の展示車両は、ドアを開けて座ることができました。20年以上前の車を懐かしむ人、ドアの薄さや必要最低限な内装に驚く若者など、思い思いに車を楽しむ人がいるという、印象的なイベントでした。
カーセンサー編集長の西村泰宏氏は、「このイベントを通じて、これまでの車の買い方や選び方とは違った、ネオヤングタイマーという新しい角度での提案ができれば」と意欲的に語っていたこともあり、次回も期待です。
次回のイベントには、ホンダ プレリュードや当時のBMW 3シリーズといったバブル期に大流行した車も揃えて展示して欲しいと思った筆者でありました。
取材・撮影・文:宇野 智(MOBY編集部)
「ネオヤングタイマー」の世代の芸能人の車記事
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...