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【アウディ】新型車デビュー・モデルチェンジ予想&スクープ|2022年4月最新情報
今後デビューが予想されるアウディの新型車、モデルチェンジ最新情報、スクープ情報を一挙にお伝えします。
目次
- 【A8】3年半ぶりの大幅改良、7月から発売
- 【アーバンスフィア】ミニバンタイプのコンセプトカー発表
- 【A6アバント e-tron】e-tron初となるアバントモデルのコンセプトカーが発表
- 【A6】初の大幅改良モデルを捉えた
- 【Q9】新たなる最上位クーペSUVを捉えた!PHEVで600馬力超?
- 【e-tronスポーツバック】初の改良新型をスクープ
- 【A4 アバント】
- 【Q6 e-tron】最新の電動クロスオーバーSUVをスクープ
- 【グランドスフィア】A8後継?ティザー画像が公開
- 【新型EVクロスオーバー】名称不明の中国専売車をスクープ
- 【RS3】プロトタイプ発表済、カブリオレにも期待
- 【スカイスフィア】次世代ロードスターコンセプトが世界初公開
- 【Q5/SQ5】新型のスポーツバックモデルが日本発売開始
- 【A8 ホルヒ】打倒マイバッハ?ブランド最後のW12搭載モデル
- 【e-tron GT】日本初公開、高性能版の「RS」も用意
- 【TT】4ドアモデルになって復活か
【A8】3年半ぶりの大幅改良、7月から発売
アウディのフラッグシップセダン「A8」が3年半ぶりとなる大幅改良を実施し、2022年7月から販売を開始することが発表されました。
フロントのデザインをはじめ、48Vマイルドハイブリッドシステムの搭載、S lineエクステリア/インテリア オプションパッケージをA8初設定といった変更が施されています。
【アーバンスフィア】ミニバンタイプのコンセプトカー発表
2022年4月19日、レベル4の自動運転技術を備えるミニバンタイプのコンセプトカー「アーバンスフィア」が発表されました。
アーバンスフィアは2021年8月発表の「スカイスギアコンセプト ロードスター」、同年9月発表の「グランドスフィア」に次ぐコンセプトカーシリーズ3車種目。
内装はかなり先進的で、自動運転時にはステアリングやペダル類を格納することで居住性を高めることができます。
市販モデルについては今のところ言及されておらず、今後に期待です。
【A6アバント e-tron】e-tron初となるアバントモデルのコンセプトカーが発表
2022年3月17日、A6アバント e-tron コンセプトが2022年の年次記者会見で世界初公開されました。
コンセプトカーとはいえ、電動モデル「e-tron」のアバントモデルは今回が初。おそらく市販化もされることが期待されます。
【A6】初の大幅改良モデルを捉えた
5代目としては初となる改良モデルの開発車両が目撃されました。
改良型A6のデビューは今年後半で、セダンとアバントが同時に公開、その後オールロード、S6、RS6が続くと予想されます。
【Q9】新たなる最上位クーペSUVを捉えた!PHEVで600馬力超?
新たなフラッグシップSUVになると予想される新型モデル「Q9」の開発車両が、スウェーデンに位置するフォルクスワーゲングループ所有のテスト施設で撮影されました。
開発車両は徐々に市販モデルの外観へと近づいており、LEDデイタイムランニングライトの一部や巨大なメッシュグリルを確認することができます。
また後部ではテールライトの内部照明デザインを、一部ではあるものの初めて確認できました。
プラットフォームはフォルクスワーゲンの「アトラス」と同じ「MQB」の最新版を採用するとおもわれ、ホイールアーチやリアフェンダー、サイドリアウィンドウといった特徴が酷似しています。
ボディサイズは、全長5,200mmに達することもありえます。当初、開発車両が目撃された際に「とにかく大きい」と言われていたことからも、アウディ最大クラスになるのは間違いありません。
パワートレインは、最高出力235PSを発揮する2.0L直列4気筒ターボチャージャーエンジン、最高出力276PSを発揮する3.6L V型6気筒エンジン、V型8気筒エンジンやプラグインハイブリッドなどが採用される可能性があります。
ワールドプレミアは、早くとも2022年以降となりますが、ボディサイズ的に国内販売はされない可能性もあります。
【e-tronスポーツバック】初の改良新型をスクープ
e-tron スポーツバックの改良新型と思われる開発車両の公道テストをスクープ。
同車は2018年に世界初公開され、2020年9月から国内販売を開始しています。日本では発売から間もないですが、本国では初の改良新型を開発中のようです。
現行モデルからは、グリルパターンや前後バンパー、LEDライトのグラフィックなどが変更されると見られます。さらに、グリルを縮小、シングルフレームグリルを新設計、サイドエアベントを含むバンパーを刷新すると見られる。
そのほか、新しいホイールデザインや追加のカラーオプションも用意されているという情報もあります。
注目は新開発のバッテリーパックで、航続距離が現行から約200km向上して600kmになることが期待されます。ワールドプレミアは2022年後半と予想されています。
【A4 アバント】
アウディの主力モデル「A4」のワゴン版である「A4 アバント」の開発車両が目撃されました。
車両のデザインをみると、近年のトレンドとなっているグリルの大型化は見られず、むしろ縮小しています。バンパーの両サイドには細めのエアカーテンを配置し、フォグランプはメインクラスターに統合されている可能性があります。
テールゲートにみられる小さな長方形の切り抜きは、リバースライトが配置されている場所を示していて、LEDテールライトにはダミーのプレースホルダーが確認できます。
ボディサイズは現行よりも拡大するとみられ、プラットフォームは「MLB」の最新版を採用すると予想されます。
内部の様子が不明ですが、ダッシュボードからインフォテインメントディスプレイが突き出ていないことは確認できます。
パワートレインは、マイルドハイブリットとプラグインハイブリッドのバリエーションを備え、FFとクワトロ(AWD)の2種類が設定されるでしょう。内燃機関に関しては、2.0L直列4気筒ターボチャージャーTFSIの第5世代バージョン、及び2.0TDIディーゼルが設定されると思われます。
セダン版の開発車両はまだ発見されていませんが、おそらくアバントよりに発売すると見られ、2023年内と予想されます。
【Q6 e-tron】最新の電動クロスオーバーSUVをスクープ
現在開発中の電動SUV「Q6 e-tron」の開発車両がスウェーデン北部の山中にてスクープされました。
デザイン面では、新設計のシングルフレームグリルを装着し、市販型と同じヘッドライトとテールライトが初めて確認されたのですが、中でも注目なのはフロントバンパーの高い位置に配置された上下二分割のスプリットヘッドライト。
このライトはBMWの「X7」は「7シリーズ」などでも採用される予定で、今後ブームが到来する可能性もあります。
大型のカバー付きシングルフレームグリルとスポーティなバンパーのエアインテークを偽装、後部では傾斜したリアウィンドウがスポーティさを演出しています。
ボディサイズは「Q5」に近いサイズに収めつつ、「PPE」アーキテクチャが提供するスマートなパッケージングのおかげで、車内は1クラス上の「Q7」と同等のレベルになると予想されます。
パワートレインは不明ですが、シングルモーターとデュアルモーターの2種類が設定されると予想され、最高出力600ps、最大トルク830Nmを叩き出す最強モデル「Q6 e-tron RS」の存在も噂されています。
Q6 e-tronのワールドプレミアは、開発車両の状態からみて今後数週間から数ヶ月以内と予想されます。
【グランドスフィア】A8後継?ティザー画像が公開
2021年9月3日、アウディの最新コンセプトカー「グランドスフィア」が発表されました。同車はA7に似たファストバックスタイルの完全EVで、以前ティザー画像も公開されています。
当時ティザー画像が公開されたのはグランドスフィア含め3台。そのうちスポーツモデルの「スカイスフィア」は発表済、残るはSUVの「アーバンスフィア」のみとなりました。これら3台は今後12〜18か月以内にデビュー予定のEVモデルのベースになると言われています。
外観の特徴は、短いオーバーハング、フラットなボンネット、可能なかぎり前方に移動したフロントウィンドウなど、EVらしさを追求したにデザインを採用。
新開発のEV専用プレミアムプラットフォームエレクトリック(PPE)をベースに、フラットなバッテリーレイアウトを実現。これによって室内空間の快適性を向上させています。サイドは観音開きドアとすることで、高級サルーンのような雰囲気を演出するとともに、乗降性を高めています。
機能面ではレベル4の自動運転機能を備え、自動走行時にはステアリングとペダル類が格納され、ディスプレイも消灯。前後の座席が広々とした居住空間へと変化します。
【新型EVクロスオーバー】名称不明の中国専売車をスクープ
アウディが開発中の新型EVクロスオーバーSUVが目撃されました。
この車両は上海モーターショー2021で公開された電動SUV「コンセプト Shanghai(シャンハイ)」の市販型で、アウディと上海汽車「SAIC」の合併会社「SAICアウディ」から発売される中国専売モデルだと予想されています。
市販型では、フォルクスワーゲンの「MEBプラットフォーム」を採用し、全長はフォルクスワーゲン「ID.6」とほぼ同じ4,870mmになると思われます。
ノーズは高めで、グリル両側に配されたヘッドライトからは吸気口が伸びているようにみえるなど、全体的には上海で公開された車両と類似している箇所が多く見られます。
シンプルなLEDデイタイムランニングライトを備えるスポーティかつアグレッシブな角度のあるヘッドライト、閉じたフェイクグリルを備えている。またバンパー側面には小さな冷却ダクトと黒で仕上げられた下部グリルも見てとれる。
リアではLEDストリップライトを備えたテールライトが初めて露出しました。
撮影された内装をみると、白いステッチが施されたレザーシート、フローティングセンターコンソール、大型インフォテイメントスクリーンなど「Q4 E-Tron」と非常に似ているものの、こちらの方が若干廉価さが強い印象を受けます。
パワートレインは、フォルクスワーゲン ID.4といくつかのメカニックコンポーネントを共有する可能性が高く、最高出力306PS、最大トルク310N・mを発揮するデュアルモーターに全輪駆動を組み合わせ、航続距離は560kmになると予想される。エントリーモデルとしてシングルモーター、後輪駆動のレイアウトを備えるグレードの設定もありえます。
デビューは2021年終わりから2022年初頭とみられ、「E-Tron」のお手頃バージョンとして登場することが予想されます。
【RS3】プロトタイプ発表済、カブリオレにも期待
アウディは2021年6月10日、新型RS3セダンとRS3スポーツバックのプロトタイプを発表しました。
車体にはカモフラージュが施されており、「1-2-4-5-3」のデカールが貼られています。この数字は、アウディの5気筒エンジン始動時に各シリンダーが点火する順番を示しています。つまり、新型になっても伝統の5気筒エンジンが継続して搭載されることを伝えているようです。
パワートレインは直噴2.5リットル直列5気筒「TFSI」ガソリンエンジンを搭載し、7速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わされると予想。最高出力は400PSを発揮し、0-100km/h加速3.8秒、最高速度280km/hとなることが期待されます。
【スカイスフィア】次世代ロードスターコンセプトが世界初公開
2021年8月18日、自動運転が可能な2ドアコンセプト「スカイスフィア」が世界初公開されました。
完全自動運転を特徴としていますが、最たるポイントは車体のホイールベースが伸び縮みする特性で、最大25センチほど伸び縮みするとのことです。ホイールベースが拡大することで後述する自動運転時の安定性が増し、逆に収縮することでスポーツカーとしての優れた走行性能を発揮します。
自動運転モードではボンネットが前方に延び、ステアリングが格納されることによって、どちらの席も助手席のようになります。
あくまでコンセプトカーのため、スカイスフィアがそのまま市販化されるとは考えづらいですが、今後このモデルに基づいた新型車が登場することに期待が高まります。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 新型車スクープ&予想チーム