タイヤハウスとは？防音・静音効果や掃除の仕方も紹介

タイヤハウス(ホイールハウス)とは？

車は4本のタイヤでバランスを保ち、走行しています。
そのため箱型の乗用車では、車の四隅にタイヤを収めるための空間を確保しなければいけません。
その空間をタイヤハウスと呼びます。
タイヤの形状に合わせたアーチ状をしており、上下動するタイヤとサスペンションを見越して広く取られた、タイヤの収まるべき場所。
ホイールハウスとも呼ばれます。

ホイールバランスについて詳しく知りたい方はこちら

タイヤハウス(ホイールハウス)の役割

乗用車でのオープンホイールは法律で認められないため、タイヤハウスは箱型の車のスペースを侵食する形で設計されます。
SUVのような、大きなタイヤを備えた車ほど、またサスペンションストロークが大きな車ほどタイヤハウスが大きくなり、エンジンルームや室内空間を圧迫することになります。
最近では、あまり見られなくなりましたが、タイヤハウスと室内空間の兼ね合いのため、運転席のABCペダルがタイヤハウスに押しのけられて、適切な位置よりずらして取り付けられるといった車もありました。

タイヤハウス（ホイールハウス）の掃除手順

タイヤハウスは洗車の際に見落としがちな箇所で、頑固な汚れが多い箇所でもあります。

では、タイヤハウスの頑固な汚れを落とすには、どんな手順で掃除をすればよいのでしょうか。注意点も含めて見ていきましょう。

1. タイヤハウス内を水でよく洗い流す
2. ブラシやスポンジで汚れを落とす
3. しっかり水で洗い流す

1.タイヤハウス内を水でよく洗い流す

まずは水栓シャワーや高圧洗浄機などを使って、タイヤハウス内を水でよく洗い流します。

このとき、水栓シャワーや高圧洗浄機のヘッド部分が車のボディにぶつかったりして傷がつかないよう注意しましょう。

2.カーシャンプーを使ってブラシやスポンジで汚れを落とす

タイヤハウス内を隅々まで洗うため、毛足の長いブラシがおすすめです。

カーシャンプーを吹きかけ、ブラシやスポンジで車のボディを傷つけないようにやさしく汚れを落としていきます。

3.しっかり水で洗い流す

カーシャンプーの泡を残さないよう、念入りに水で洗い流します。

ここでも、水栓シャワーや高圧洗浄機のヘッド部分で車のボディを傷つけないよう注意しましょう。

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