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マイナーチェンジとは?フェイスリフトとの意味の違いから注目車種も紹介!

車のニュースで「新型登場」などというワードを聞くと、購買意欲が掻き立てられますね。ニューモデルの装備や性能に目移りしてしまうことも珍しくありません。今回は、車のモデルチェンジの種類について詳しくまとめてみました。「フルモデルチェンジ」「マイナーチェンジ」「フェイスリフト」それぞれ、どういった違いがあるのでしょうか?

モデルチェンジとは?

ブリュッセル モーターショー 2016 アウディ

©iStockphoto.com/ Sjo

車は技術の進歩やその当時のトレンドなどによって、モデルチェンジを繰り返し、よりよい車へと改良されていきます。
モデルチェンジは細かく分けると「フルモデルチェンジ」「マイナーチェンジ」「フェイスリフト」の3つに分けられます。

フルモデルチェンジはFMCと略され、主に車の基盤となるプラットフォーム、エンジン、デザインと先代のコンセプトを引き継いで車体のほとんどのパーツが一新されます。

まれに車種名が同じでもコンセプトを大きく変え、ボディフォルムが全くことなる場合もあります。

フェイスリフトはマイナーチェンジの一種でもあり、車体デザインの一部を小変更することを言います。メインは車のデザインを大きく左右するライト類やグリルなどの外装に手が加えられることが多いです。

ではマイナーチェンジとは一体どのような変更を指すのでしょうか?

マイナーチェンジとは?

基本構造はそのまま

マイナーチェンジとは小規模な変更を指し、基本型式は変わらず世代はそのままとなります。
例えばその車が2世代目であれば、マイナーチェンジを実施しても2世代目であることは変わりません。

メディアによってはマイナーチェンジを「改良新型」や、単に「新型」と表記する場合もあります。

基本的に車のシャシーはそのままであり、強度を高め剛性を上げることはあっても変更になることはまずありません。

また、マイナーチェンジによく見られる事項として、「エンジン出力をアップ」「燃費を向上」などを謳う改良もよく見られますが、エンジン自体が別のものになることもまれです。
(グレードの追加などで新しいエンジンやパワートレインが追加になることはあります)

内装に関しては、車載ディスプレイのインチサイズがアップ、計器類のデザイン変更、シートデザインの変更などがマイナーチェンジに含まれる場合もあります。

車のフルモデルチェンジはおおよそ5年~7年ほどの間で実施されることが多いのですが、この数年の間でさえ、新しい技術、デザインのトレンドは変わってきます。

こういった新しい要素を取り入れ、常にブラッシュアップされた車をラインナップしていくのがマイナーチェンジの目的です。

マイナーチェンジ前のモデルと後のモデルを区別するため、「前期型」「後期型」と区別されることが多いです。

ビッグマイナーチェンジという場合も

ビッグマイナーチェンジしたトヨタ ヴィッツ

トヨタ 新型ヴィッツ 2017年モデル

「ビッグ」と「マイナー」は一見対義語のようですが、マイナーチェンジの度合いによっては「ビッグマイナーチェンジ」という場合があります。

マイナーチェンジは小変更の事だとご説明しましたが、変更箇所が多くなると、ビッグマイナーチェンジというワードを用いることもあります。例えば、フェイスリフトに加えて、エンジンチューンナップ、足回りの強化、内装のデザイン変更など、改良部分が多くなると、この言葉が使われる傾向があります。

中には、ボディパネルや駆動系に改良を加える場合でもフルモデルチェンジではなくビッグマイナーチェンジということがありますが、マイナーチェンジ枠と同様に、世代の変更はないのが一般的です。

最近マイナーチェンジした注目車種

トヨタ 86

トヨタ 86

2012年の発売から5年が経つトヨタ 86も2016年に改良モデルが発売されました。
お手頃価格で購入できるライトウェイトスポーツカーとして人気の高いモデルです。

マイナーチェンジの際はフェイスリフトによる空力性能アップの他、エンジン出力の向上、メーターデザインの変更、足回りの強化など。
改良箇所が非常に多かったため、ビッグマイナーチェンジという言葉が多く用いられました。

兄弟車となるスバル BRZもデザインの違いはありますが、同様の改良が施されました。

【新車価格】2,623,320円~

マイナーチェンジとフェイスリフトの違いは?

冒頭で簡単にご紹介しましたが、フェイスリフトはマイナーチェンジの一種です。新型車がデビューしてから数年後に行われることが多いです。
本来は美容整形という意味を持つように、目に見える外装部分のデザイン変更が主体となります。

この改良の中に足回りやシャシーの強化、エンジンの改良などが含まれていれば、フェイスリフトとは言わず、マイナーチェンジと大きな括りになるのが一般的です。

フェイスリフトの目的は、発売から数年経つモデルでも新鮮さや刺激を与え、フルモデルチェンジまで安定した人気を保つことにあります。

最近フェイスリフトした注目車種

日産 ノート e-POWER 2016年

日産ノート

ノートは2016年に発電用のバッテリーと駆動用のモーターを積む「ノート e-POWER」が発売され話題となりましたが、同時にフェイスリフトも行っていたのはご存知ですか?

フロントグリルには近年の日産のアイデンティティとなっている「Vモーショングリル」が従来のガソリンモデルにも採用されました。
大胆なメッキ部分がアクセントとなっており、ひと目で日産ファミリーの一員と分かるデザインになりましたね。

【新車価格】1,393,200円~

フルモデルチェンジとの違いは?

2015年にフルモデルチェンジしたマツダ ロードスター

マツダ ロードスター ND型

©iStockphoto.com/ Tramino

フルモデルチェンジの場合は、車の世代や型式が変わる場合を指します。今まで3代目だったモデルだとすれば、4代目へと世代交代をすることになります。
例えば、マツダ ロードスターは2015年にNC型からND型へフルモデルチェンジしています。

フルモデルチェンジでは車の骨格となるシャシーも変更もしくは改良され、それに合わせて車体のデザインも刷新されます。
このような骨格に関わるような大きな変更は、フルモデルチェンジの際に行われるのがほとんどです。

先代モデルから引き継ぐパーツがある場合もありますが、基本的にはシャシー、外装、内装、エンジンなど全てのパーツが新設計となります。

最近フルモデルチェンジした注目車種

スバル XV

3代目スバルXV

スバル インプレッサスポーツをベースとしたSUV「XV」は2017年にフルモデルチェンジを果たしました。
デザインはより一層磨きがかけられ、輸入車SUVにも劣らないスタイリッシュなフォルムを手にしています。

新型XVは近年多くみられるオンロード型のコンパクトSUVとは違い、悪路へのアクセスも重視されているのが特徴です。

クロスオーバーSUVであっても高い走破性を求める方には、頼もしい相棒になってくれるでしょう。

【新車価格】2,138,400円~

モデルチェンジ情報を把握すれば車選びもより楽しく

ジュネーブモーターショー 2016

©iStockphoto.com/ VanderWolf-Images

車のモデルチェンジについてご紹介してきましたがいかがでしたか?
フルモデルチェンジ、マイナーチェンジ、フェイスリフトの違いを少しでもご理解いただければ幸いです。

車のモデルチェンジは車ファンにとっては一大イベントで、2年に一度行われる東京モーターショーや大きなイベントで初公開される車種も珍しくありません。

車の改良はそれぞれのメーカーが持つデザイン力であったり、技術力を高めていく上で必要不可欠なものです。また、年々厳しくなっていく環境規制にも対応していかなければなりません。あらゆるメーカーが日々切磋琢磨することで、より高性能かつ乗り手にやさしい車が出来上がっていくのです。

車を購入する際は、検討しているモデルが発売されてどのくらい経つのか、近々改良の予定があるのかなども調べておくと、よりこだわり抜いた一台に出会えることでしょう。

モデルチェンジ情報についてしたい方はこちら

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