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「狭すぎィ!」Googleマップとカーナビの決定的な違いとは?販売メーカーに聞いてみた

遠回りしたほうが早く到着できる?試しにやってみた

そこで、今回あらためて、カーナビとGoogle Mapを使って同じ出発地、目的地に設定し、案内ルートでどのような違いがあるのか比較してみました。

目的地は、筆者の自宅がある都内から10キロほど離れた駅に設定しました。目的地までのルートはカーナビもGoogle Mapも同じように大通りを通るルートでしたが、駅近くになると、カーナビは少し遠回りのルートになり、Google Mapは最短ルートで案内といったルートの違いがありました。

撮影:室井大和

ルートだけを見るとGoogle Mapの方が早く到着できそうだったので、Google Mapのルートを選んで通行。

しかし、目的地近くで右折しようとしたところ、信号も標識もなく、交わる道路の交通量が多く、車が途切れずになかなか右折できない状況になってしまいました。右折が禁止されているわけではないものの、ここで右折をするのは無謀だと感じました。

さらに、右折待ちをしている間に、カーナビの到着時間を過ぎてしまいました。

カーナビであれば、遠回りでも、信号があり少し待てば確実に右折できるルートを案内してくれます。遠回りになったとしても、カーナビに従っていたほうが、早く到着できたということになります。

Google Mapでは、交わる道路の交通量や右折のしやすさまでは考慮されていませんでした。さらに、他の場所でも、時間帯によっては右折が禁止されている場所で右折するように案内されることもありました。

©Chinnapong/stock.adobe.com

もちろんGoogle Mapはスマホさえ持っていれば、徒歩でも車でも、誰でも手軽に使えるというメリットがあります。

しかし、「ここは交通量が多く曲がりにくい道路だ」という情報までは登録されていないことも多く、無茶なルートを案内してくる可能性があります。車に乗っているときに使うナビゲーションシステムとしては、車に備え付けられているカーナビに軍配があがると改めて実感しました。

特に、知らない地域を走る場合、カーナビの利用は必須でしょう。多少遠回りになったとしてもカーナビのルートに従って走ったほうが、確実に目的地に到着できると思います。

うまく活用して、目的地までのスムーズなドライブに役立ててください。

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執筆者プロフィール
室井大和
室井大和
1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...

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