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「セダン作ってよ!買わないけど」道路には軽とSUVとミニバンばかり…その中で“あえてセダンに乗りたい”人は本当にいる?
国産セダンに未来はあるのか
筆者が若かりしころは、セダンを派手にカスタムしたVIPカーや、パワフルなエンジンを積んだツアラー系セダン、4WDスポーツセダンなどが街を走り回っていました。トヨタ プラッツのようなコンパクトセダンもよく見かけましたね。
当時とくらべると、近年は個性的なセダンを目にする機会は減ったように感じます。人気の低下にともなって国産セダンのラインナップが減少したのですから、当然の結果ではありますが……。
この一方で、メルセデス AクラスやBMW 3シリーズなどの海外製セダンは割とよく見るような気も。これらの外車に対抗できる魅力があれば、国産セダンもまだまだ生き残れるのではないでしょうか。
食わず嫌いは損かも
近年の国産セダンには高級感のあるモデルが多く、クラウン クロスオーバーのような新しいタイプも登場しています。スタイルを追求したカッコいいモデルがこれからも誕生し続ければ、セダンが再注目される日も来るかもしれません。
まあ、ブームの到来なんて待たずに、むしろ流行っていない今だからこそ逆張りしてセダンに乗る、というのもアリだと筆者的には思いますけどね。
なんにせよ、食わず嫌いでセダンを避けるのはもったいない気がします。次に愛車を選ぶときは、国産セダンを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
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- 執筆者プロフィール
- 加藤 貴之
- 1977年生まれのフリーライター。10年以上務めた運送業からライターに転向。以後8年以上にわたり、自動車関連記事やIT記事などの執筆を手がける。20代でスポーツカーに夢中になり、近年は最新のハイブリッド車に興...